2003年6月26日木曜日

梅雨の友



この時期、適当な飲み物って困りません?


ビールはたくさん飲むと汗ばむ+ちょっと寒いし。ウイスキーはきつくて爽快感がないし。日本酒は舌に甘ったるいし、ワインを一人で空けるのはなんだか侘しいし。


で、あれもだめこれもだめ、って結局飲み過ぎてワケわかんなくなるのだが(笑)





2003年6月25日水曜日

モロミズ






喉が乾いた。


台所へ行くとカミさんが氷の入った空のグラスを流しに流そうとしていた。


「それ何が入ってたの?」「モロミズ」


何じゃそりゃ?ただの水を方言で「もろ水」っていうのかな。日本は広いなあ。そのグラスをもらってそのまま水を注ぐ。


「モロミズよ」


カミさんが言う。わかってるって。


飲む。なんだか酸っぱい。何じゃこりゃ?








あ、これってもろみ酢。。。





2003年6月21日土曜日

払い戻し









京急線に夜遅く乗って家に帰った。


昼間は急行やら特急やらたくさんあるのだが、もう終電に近い時間なので鈍行しかない。本当に家のある駅までたどり着けるのかね、と思ったがまあ酔っ払っていることもありのんびりしたものだ。


すると案の定途中の駅で電車が終わった。


この駅からだとJRに乗り継げばまだ家に帰ることはできる。しかし切符が無駄になったなあ。とりあえず駅員に言ってみるか。


「あの~切符買ったんですがここで電車終わったんですけど。」


「は?」


駅員は言葉とは裏腹に目線は「おまー何たわけたこといっとるんだこのバカ!」というかんじのメンチン切りモード。


お?とそこで大人気なくなくなってしまう私もアレだが、ま、キレた。


何を言ったか覚えてないがとにかく反撃を許さないモードでたたみ掛けた。


結局目線はメンチンモードのまま駅員は差額を返してくれた。








60円。ハハハ。





2003年6月20日金曜日

シロ









最近歯医者に通っている。


齢を重ねるにつれ確実に歯も悪くなるらしく、治す所がたくさんあるらしく、もう何ヶ月も通っている。だんだん歯が銀色に変わってゆくのが不気味でもある。


さて、今日は前回型を取った銀歯を詰める日だ。お医者さんが銀歯を歯に押し込み、取り外してそれを削って修正する。もう何回もやっているのでおなじみのプロセスだ。こういう日は痛くないので治療を受けるこちらも気楽なものだ。


しかし今日は取り外して修正する回数がやけに多い。銀歯を取り外すと椅子を起こされ、口をゆすいでください~と言われるのだがそんなに何回もバッタンバッタン寝起きしたりすると疲れてきた。まだ終わらないのかなあ。


そして、お医者さんが力のない声で看護婦さんに呼びかけた。


「XXさ~ん、今日はシロで」


シロって何なんだろう。


すると何故かもう一度その歯の型を取られた。そして銀歯ではなく仮の詰め物をされた。おしまい。


「最後の段階で失敗しました。どうもすみません。また来週同じところをやりましょう。」


そうなのか。弘法も筆のあやまり、河童の川流れ、サルも木から落ちる、ローマは一日にして成らず、だな。


会計に行くと先ほどの看護婦さんがいて、


「今日は御代はなしです、そういうことなので。」


と言われた。





なるほど、「シロ」ね。





2003年6月18日水曜日

油取り紙









電車の中で私の前に座った妙齢の女性が鏡を見ながら油取り紙で顔の油を取っていた。1枚、2枚、油ぎる季節ですからね。見る見るうちに紙が油紙に変わって行く。4枚、5枚?そんなに出るんだ。結局6枚。すっきりした彼女の顔とは裏腹な私の体験。。。