無事に成田に到着し、今東京に向かっています。
こっちも雨だけれど、気温も高いし湿気もあるので、ヨーロッパよりも体に優しくて暖かみを感じさせる天気だなあ、と思いました。
Ima mata London Heathlow airport no lounge ni imasu.
Korekara Nihon iki no Hikouki ni norimasu.
Iroiro na process (Hotel wo check out shite, taxi de Airport ni itte, check-in shite, Passport ni hanko wo oshite moratte, Hikouki ni notte, etc.) wo hete, dandan Nihon ga chikaku natte kurunoha, nankai kaigai ni kitemo ureshii mono desu.
Mousugu kaerimasu.
(この文章は10/30の朝に書いたのですが、この日に載せておきます。)
今回の出張では2日ほどベルリンに滞在しました。もう荷造りもすんで朝ご飯を食べて出発、という感じです。しかし昨夜食べたケバブとケチャップ&マヨネーズがたくさん付いたポテトがまだお腹に残っており、機内食でまた給餌されるので朝ご飯はパスすることにし、ベルリンの印象を書いてみようと思います。
この街に来るのは2回目です。前回も仕事、1泊2日の滞在でクーダムを夜少しうろつき、ブランデンブルグ門で5分ほど車を止めてもらって写真を撮っただけなので、今回がしっかりベルリンを見た始めての機会だと思います。
2日間過ごしてみて、ベルリンは「ドイツの街の中で暮らしてみたい街ナンバーワン」になりました。多様性を備えた本当の都会ですね。ここは。さらに所々に顔を出す「暗さ」また「無秩序」これがたまらん。
まず、ドイツ語をしゃべらない人、またドイツ人に見えない人の確率が結構高い。そしてその人達と「ドイツ人」が仲良く共存して1つの社会を作っているように見える。国際的、といえばいい過ぎかもしれないけれども。
「暗さ」「無秩序」は地下鉄に乗って旧東ベルリンに行ったときに強く感じました。ま、天気もずっと悪かったので、そう言う印象なのかもしれないけれども。新しいものと古いもの、それもどちらも「すごい」ものが同時に存在し、でも雰囲気は明るい西海岸、というのではなくて、どっちかというと旧東欧のようなちょっと翳りのある感じ。
旧西ベルリンから行くと大きな工事現場を通って超近代的なポツダムプラッツに着き、巨大な六本木ヒルズを見て、さらに東に行ってアレキサンダープラッツに行きました。ここには巨大なテレビ塔があるんだけれども、いかにも社会主義の理想が産んだバベルの塔、という感じで存在が薄ら寒い。しかしちょっと行くと古いベルリン市庁舎が屋根に熊のついたベルリンの旗をはためかせながら威容を誇っているし、ネプチューンの噴水、もかっこよかった。ちょっと歩くと「国民劇場」という巨大な劇場が廃墟になっていて、その前にかつての東独の国民車、トラバントが20台くらい並んでいたり。そしてその隣が超巨大な上にかっこよくライトアップされた教会(Berlin Domって書いてあったけど日本語ではなんていうのかな)だったり。
プライベートでまた来て1週間くらいあちこち見て回ったら楽しいんだろうなあ。
都会の喧騒は好きではないけど、ベルリンの大都会なんだけど緑が多くて人もいい感じで散らばっている、というこのバランスもいいと思いました。
ドイツ人もベルリンで働きたい、という人が多いそうです。住居費が安いからだって。そりゃそうだよな。15年前に街の面積が何倍にも広がったようなもんだからねえ。だからこのバランスがあるのでしょうなあ。
BGMはもちろん、"Berlin" by Lou Reed なり。
今日はシュトゥットガルトにいます。こちらに来てからずーっと雨が降っています。典型的な秋から冬にかけての天気です。コートが必要です。
昔住んだことのある街ですが、どんどん変わってゆきます。空港は全然違う形になったし、アウトバーンのインターチェンジも以前とは道が変わって迷いそうだったし、渋滞がひどくなって昔より移動に時間がかかります。
変わらないこともあります。以前は毎日通っていた社員食堂で食べたご飯は相変わらずおいしくはないのだけれど、何だか懐かしく、しみじみしながら食べました。
そして、こちらでは痛感していたけど日本にいて忘れてしまったことを思い出しました。
それは、肌の色や髪の毛の色、話す言語が全く違う人たちの中で、ただ1人異質な人として暮らしていく、ということ。バスに乗っていても東洋人は私1人。空港の待合室でも東洋人は私1人。ドイツ語が話せればある程度は分りあえるけれども、でも私はまず外見が決定的に彼らとは違い、そこに意識されない壁ができてしまう、ということ。その中で暮らしていくのは結構エネルギーがいる、ということ。
こういう環境で暮らした中で私は強くなったと思う。
Ima London Heathlow airport no Lounge ni imasu.
25 nichi no 16:26 desu.
Kochira no hito no eigo ha Accent ga dokutoku de kikinikui desu.
Kuroi Beer demo nomu kana.
今日ひょんなことから青山の本田技研工業本社で、ある程度のレベルの方との会議に同席させてもらった。
先方をロビーで待っていると彼らが現れ、会議室に行くのかと思ったらショールームに戻り、ロボットASIMOのパフォーマンスを見せてくれた。踊ったり歩いたり、面白いものだった。
そのあと会議室に通されたが、受付の女の人のお辞儀の角度の深さにまずビックリ。会議室に座って飲み物を出されたが、飲み物を持ってくる女性もまずは室内に入って全員整列後、片足をちょっと斜めにして立つレースクイーン風決めポーズで一礼し、それから飲み物を給仕していた。部屋から退出する時もまた整列して一礼、その後退室。
会議そのものも面白いものだった。我々とホンダ側の人は初対面の人も多かったが、まずはホンダ側の人が口火を切り、短いスピーチの最後に駄洒落を一発。真面目そうなとなりのおじさんが真面目な顔でツッコミを入れていた。
ディスカッションになってもホンダの人はガヤガヤとにぎやかに討論を進めてゆく。かといって論点をはぐらかすわけではなく、的確な答え、また鋭い指摘がその雑然とした雰囲気から出てくる。
今まで同席したどんな会議とも雰囲気が違った。この会社には強いDNAがあるのだなあ、と思った。この会社は将来においても強くあり続けるだろうなあ、と思った。
今までのウェブ日記をウェブログ風に書き改めるにあたり、色々ウェブログ関連の本を読んでみたが、一番ためになったのはこの本。技術的な事は全く(といっていいほど)書いてないが、なぜウェブログをするのか、どう自分をウェブ社会の中で表現して行くのか、ウェブ社会の中の社会的な活動とはどのようなものなのか等、他のハウツー本にはない示唆に富む本。
技術的なハウツー本も必要かもしれないけれど、この本を読んで自分が表現しようとしていることを考えることはより重要だと(私は)思った。
今日は車で家に帰った。
外は雨が降り始め、なんだか歩いて帰るのはズボンが濡れて嫌だなあ、って感じだったのでグッドタイミングであった。
当然ながら雨には濡れず、本降りになってきてもワイパーのスイッチを一段上げるだけで全く問題ない。普段雨降りなら絶対に寄らないパソコン屋も、そいやあそこの駐車場屋根付いてたな、ちょっくら寄ってみっか、ってな感じで気軽に。
ちょっと快適に家に帰った。しかしこれに慣れると電車に乗るのが嫌になるんだろうなあ。
ってことで堕落。でした。
が嫌いである。
顔は知ってるけど余り話したことはなくて、でもエレベーターで二人きりになり、「暑いですねえ」か「寒いですねえ」で始まる会話をしてくれる人である。
私はその会話をするのがとにかく苦痛で、ヘラヘラと笑いながら曖昧に受け答えし、エレベーターが一階に着いたら猛ダッシュで遠ざかる。しかし駅に着くとまたいらっしゃってUターンしたり。
こうやって善良な市民である皆さんに不快感を与えて申し訳ないと思うし、そうしてしまう自分も嫌いなのだが。
そして状況によっては私自信がそゆ世間話をすることさえあるのだが。。。
混んだ地下鉄を降りる時に、鞄が引っ掛かった。ええい面倒臭えぃ!と引っ張ると、女の人が引っ掛かって出てきた。
えっ?
見てみると彼女の鞄の金具に私の鞄のベルトが「どうしたらこんなになるの?」って感じで食い込んでいる。
彼女はひたすら恐縮して「すみません、すみません」と連呼している。引っ張るがガッチリ食い込んだベルトは取れる気配がない。
今考えると冷静に喫茶店でも入って彼女とお友達になりつつゆっくり取ればよかったのだらうが(笑)、実際そゆ場面に遭遇すると人間機転がきかないもので、ホームの真ん中で彼女のご尊顔も拝まず一生懸命二つの鞄と格闘していた。
ホームで顔を赤くして鞄を引っ張るお父さんと「すいません」連呼のOLさん、ハタから見るとさぞ滑稽だったろうて。
そして奮闘すること数分、ついに二つの鞄は束の間の逢瀬を終え、私の怪力によりまた永遠に引き裂かれてしまいましたとさ。
階段を上がってゆく鞄(と彼女)を見ながら、胸をなで下ろすのであった。
あー気まずかった(笑)
帰りにダイエットコークの大きいペットボトルを探してコンビニを3軒回った。しかしどこにも1.5リットルとか2リットルのペットボトルはなかった。でもどこにも500ccのペットボトルはあった。ちっちゃいのはまどろっこしいんじゃ!
地下鉄の階段を登る。前にパンツをはいた女性がいる。シャツがだんだん上がってきて、シャツとパンツの間に「背中とお尻の彼岸」と形容すべき領域が姿を現す。
そこは以前にも触れたが、ま、ワンダーゾーンである(笑)
今日はストッキングの縫い目であろう一本線が縦にその領域を分割するかの如く存在するのが観測され、さらなる研究成果が期待される状況である。
しかしここで何故か天上から神の手が降臨し、無情にも天の岩戸は閉じられるのであった。
それも無造作に。