2004年10月27日水曜日

久しぶりのStuttgartより



今日はシュトゥットガルトにいます。こちらに来てからずーっと雨が降っています。典型的な秋から冬にかけての天気です。コートが必要です。


昔住んだことのある街ですが、どんどん変わってゆきます。空港は全然違う形になったし、アウトバーンのインターチェンジも以前とは道が変わって迷いそうだったし、渋滞がひどくなって昔より移動に時間がかかります。


変わらないこともあります。以前は毎日通っていた社員食堂で食べたご飯は相変わらずおいしくはないのだけれど、何だか懐かしく、しみじみしながら食べました。





そして、こちらでは痛感していたけど日本にいて忘れてしまったことを思い出しました。


それは、肌の色や髪の毛の色、話す言語が全く違う人たちの中で、ただ1人異質な人として暮らしていく、ということ。バスに乗っていても東洋人は私1人。空港の待合室でも東洋人は私1人。ドイツ語が話せればある程度は分りあえるけれども、でも私はまず外見が決定的に彼らとは違い、そこに意識されない壁ができてしまう、ということ。その中で暮らしていくのは結構エネルギーがいる、ということ。





こういう環境で暮らした中で私は強くなったと思う。





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