2005年5月24日火曜日

♪穴のあいた、ふ~きっ!



ふきの季節である。小さい頃はキライな食べ物No.1だった筈だが、いつしかあの苦みにえもいわれぬ境地を見出すに至り、仕事帰りに八百屋の前に一束百円で特売されているのを見かけると、すかさず求めてしまう。


そして家族が寝静まった十時過ぎ、趣に日本料理の本など取り出し、首っぴきで下ごしらえを始める。ふきは下ごしらえに時間がかかるのだが、これをしっかりやってこそあくではなく至福の苦みが味わえるので念入りに切ったり茹でたり皮を剥いたり。三谷幸喜だったかな、「料理作りはプラモデル作りと一緒、説明書通り精密に作ればおいしいものができる」けだし名言。


ふと生揚げも一緒に煮ればうまいかな、と思い冷蔵庫を物色、油揚げを見つけて安堵。


下ごしらえが終わればほぼ完成。だし汁にふきと油揚、鰹節を入れ少し煮、一晩おいてできあがり。





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