2005年10月7日金曜日

本:失踪日記/吾妻ひでお



失踪日記


この本(マンガだけど)はすごいです。作者が行き詰まって二度の失踪をし、家に連れ戻されてもアル中になっていく様子が「コミカルなタッチでリアルに」描かれています。笑ってしまうのだが全部実話、という笑えない話。描かれていない部分も少なからずあるので、そこにはまさに筆舌に尽くしがたいものがあったのでしょう。作者の自分を冷静に客観的に見ている視点、そしてそれを笑いにするセンスが非常に恐いです。


ホームレスの皆さんの生活はこうなのか、ということも学べる本です。





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