2006年6月7日水曜日

最近オモウコト (その2)



(昨日のエントリを先に読んでね)


この署名をお願いします、という単純な行為は、実は自分の信条をみんなに向かって明らかにし、それに伴うリスクを受け入れる、社会で自分の立つ場所を大きく変化させる行為だったのですね。


ああ、これが本当に自分と社会の関係において自分らしく生きるということなんだなあと思いました。今まで自分は自分に対して責任をとる、そういう生き方をしてこなかったなあ、と。これが本当の勇気なんだなあ、って。マジレンジャーみたいだけど(笑)


と同時にこういう生き方を既にされている人たちに対して畏敬の念を持ったわけです。すごいなこの人たち、って。宗教に走る人たち、政治の世界に入っていく人たち、同性愛やエイズでカミングアウトする人、「オタク」と呼ばれる人たちもそういう範疇に入ってくるのだと思います。こういう人は自分の側ではなくて向こう側にいるのだ、とは常々思っていたけど、こちら側と向こう側の間には決然たる意識の差があるなあ、と。


今は署名期間も終わり、その後さらに活動の範囲を広げるわけでもなく、元の自分と何ら変わらずだらだらと日常生活を続けています。しかし今回考えたこと、気付いたことを忘れず、また来るであろう決断の時には向こう側に飛び出してみたいなあ、と思います。





オチを作ろうと思ったがなかった。。。完





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