2006年9月22日金曜日

2ストオイルについて



私の古いスクーター、ホンダタクトであるが、今まではオイルだけでも贅沢をさせてやろう、願わくば横浜銀蠅が歌った「カストロの匂いまきちらし♪」を狙おうと、カストロールのTTS(メーカーサイトを見てみると名前が "Power1 TTS Racing"に変わっているが)安売り店で買っても一缶500mlで1000円ほどするオイルを入れていた。色も琥珀色で速そう、って感じがよかった。


しかし20年前のスクーターでは燃焼温度が低いのか、まったくオイルの焼けるにおいはせず、あまり劇的に速くなったなあ、という実感もなかった。


この間工具などを整理していると、580円、という値札のついたホンダ純正ウルトラ2スーパー、1リットル缶が出てきた。(これもメーカーサイトには私の発見した物ではなく、新しいデザインの缶が出ている)封も切っていなかったので、ま、使えるかなと思い、一昨日オイルがなくなったので入れてみた。どぎつい青色の液体でなんだかなあ、って感じだった(笑)


しかしエンジンを始動して、しばらく乗ってみると明らかな違いがあることに気がついた。何だか速い。トルクの谷が小さくなって加速も良くなった。そして今までは軽ーい感じで回っていたエンジンが男らしくガオーン!と力強く回っている。単にうるさいだけかもしれないが、乗るならこっちのほうが楽しい。


まだガソリンを入れていないので、燃費はわからないのだが、多少悪化したような気がしなくもない(笑) しかし古いマシンには当時なかった最新のテクノロジーを組み合わせるのではなく、当時からあるそれなりのオイルとの組み合わせがベストなのかも。





0 件のコメント:

コメントを投稿