2007年9月30日日曜日

生後1日



Waltz for Debby


自宅出産なので、当然なのだが生まれる時も生まれた後も自宅にいる。第一子のときは病院だったので生まれたての赤ちゃんは病院に行って見て抱いたけど一緒に生活はしなかった。なので今回は新しい発見がいろいろあった。備忘録として以下に列挙(笑)




  • 赤ちゃんの最初のう○こは黒緑色。チョコレートのペーストに抹茶を混ぜたようなきめ細かいものだった。お腹にいる時に胃袋に入っていたものだそうだ。




  • 生まれてしばらくはおしっこは出ない。




  • 結構のべつまくなしに泣く。泣き声に慣れてないので家族全員寝不足になった。何があっても寝てる間は起きない愚息もうるさくて目を覚ましていた。




  • 赤ちゃんは指とか関節とかプクプクなのだ、というイメージがあったが生まれたてはそうでもなく、結構スリム。




  • 昼間泣きやまないのでだっこしてた。静かなジャズなら泣きやむかな、とWaltz for Debbyをかけたら泣きやんだ。日本で一番売れたズージャのレコードだから前世で聴いたりしてたのかな(笑)





2007年9月29日土曜日

[子] 初夢



古い話ですが、私今年の正月二日晩に初夢を見たのです。一瞬だけですがカミさんに「妊娠したの」と言われる夢でした。いい夢だなあ、と思いました。そして日本昔ばなしで初夢を誰にも言わず、正夢になって大金持ちになった人の話があったことを思い出しました。なので誰にも言わずに黙っていました。


すると1月のある日、私が家に帰ってくるとカミさんがシマシマの入った細長いひも状の紙を私の目の前に突き付けヒラヒラさせました。妊娠検査薬で陽性が出たのです。





ま、正夢になった。。





しかしここで誰かにこのことを話すと夢に戻ってしまうのが怖く、やはり誰にも初夢のことは言わず黙っていました。


その後、我が家の懐妊を知る人は増えていったのですが、それをこのブログで「自分から」発表してしまうと、やはり夢に戻ってしまいそうで怖く、ここでは敢えてそのことについて言及しませんでした。ごめんなさい。








で、今日の朝3時半に大きな女の子が無事生まれました。ここに報告させていただきます。





2007年9月24日月曜日

[奏] ストラップ修理



ストラップのエンドピンをはめる革の部分と布地の部分の境が裂けてきた。演奏中に切れて楽器を落とすといけないので修理してみた。革と布をつないでいるハトメを外し、布の裂けている部分を切り取って新しくハトメ穴をあけ、たまたま家にあった新しいハトメを叩き込んでみた。布の部分で縫い目がほつれているところはカミさんにミシンで縫ってもらったし、素人仕事にしては上々の出来で大満足。


このストラップ、10年以上使っていると思う。買ったのかもらったのかも覚えてない。そんなによいものでもなく、今でも同じもの、新品が数千円出せば買えるのだが、新品にはないヤレ具合があってお気に入りだ。今回修理したからまた10年くらい使えるのだろう。これからもよろしく頼むよ。





2007年9月23日日曜日

8時だヨ ! 全員集合



ザ・ドリフターズ 結成40周年記念盤 8時だヨ ! 全員集合 DVD-BOX (通常版)


レンタルビデオ屋でカミさんに「息子のストライクゾーンだと思うよ」と言われて借りてみた。


家中に彼の笑い声が響き渡り、彼は笑い過ぎて死にそうだ。





2007年9月21日金曜日

昨日地下鉄の永田町駅にいたら



右図のような不思議な格好をした女子が5~6人、またそれを取り巻くスタッフっぽい人10人弱がいました。


こんな派手な制服の学校あるのかなあ、と思っていると同じ電車に乗るようだったので彼女たちの近くに座ってみました。女子は座っていてスタッフはオッサンオバサンばっかりだったのに誰も座りませんでした。私はそのすごい格好の女子たちと相対するように座ることになりました。この人たち芸能人なのかなあ、でも何で電車で移動するのかなあ、とジロジロ見ていました。さすがに写メ撮るのは失礼かな、と思ってやめましたが、カメラマンも一緒に乗っていて、座っている彼女たちを撮っていました。女子の中にはかわいい人もいたけど、そうでもないなあ、芸能人になるなれないって絶対的な美しさよりも運なのかなあ、と思ったりしました。


家に帰ってその女子が首から下げていた名札に書かれていた会社名をネットで調べてみました。すると彼女たちは皆さんグラビアアイドル(まじかよ!)、そして携帯電話向け学園恋愛シミュレーションゲームが実写テレビドラマ化され、それに出演される方たちでした。昨日から幕張メッセで始まった「東京ゲームショウ2007」でのイベントに出演されるために、出演用衣装のまま移動されているのでした。下のリンク先の記事にある写真に写っている服そのままでした。


やっぱり一枚くらい写メ撮っとくんだったかな。。。


no title


「違いを楽しんでもらえたら」――『ケータイ少女』実写ドラマ化発表会 - 電撃オンライン





2007年9月20日木曜日

[酒] 秋の夜長



家人が寝静まった中、ひとりスタンドだけつけて居間に寝転がり、窓を開けて入ってくる涼しい風に吹かれながらちょっとおいしい赤ワインをすすりつつ茹でた落花生を食しております。至福。





2007年9月19日水曜日

[観] Blowin’ in the Wind / Neil Young and Crazy Horse




D


Neil Youngの歌う曲の中で、この曲が一番好きだ。彼の作った曲ではないし、いろんな人が歌っている有名曲なのだが。そして映像付きで聴いたほうがよいので紹介。


酔って日付が変わってから蒲田駅に降り立つと、今はなき蒲田西口のMoby Dickというロックバーに行った。日によってお客さんが私しかいなかったりするので、そうするといつもこのビデオをかけてもらい、酔ってぐるぐる回る頭にこの映像と音を叩き込み、明日への活力にしていた。





お父さんのバックドロップ



お父さんのバックドロップ [DVD]


昨夜これを観た。設定はおもしろいし、中島らもワールドではあった。出演者もいい味出してるし、細かい映像の作りこみもよくできているなあ、と思った。関西弁の子供たちのやり取りは非常によかった。しかしストーリー、結末が最初から読めるからなあ。そこに到るまでにどこまで意外な展開、また滝のように涙を流させるかがこういう作品の真骨頂だと思うのだが。。。そこの部分ではもう少し踏み込んで欲しかったなあ。


カミさんがいみじくも言った。


「ランボーと花男を足して2で割ったみたいね」


それは「ロッキー」だろ!





2007年9月18日火曜日

電車で隣に座ったおじさんが読んでいたもの



A Hard Day's Night ? ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!


電車で座ると隣のおじさんが自筆のノートを見ながら音楽を聴いていた。楽譜だなあ、と思って見てみると、五線譜ではなくて四線譜だった。5とか7とかの数字が書いてあるので、ベースのタブ譜だということがわかった。お、同業者だね!そういうノートもきょうびは買えるんだなあ。私が高校生のときはそんなのなかったけどなあ。でもおっさんが高校生だったときにもなかったか(笑) 几帳面な字で一音一音完コピ(なのだろう)してあった。譜面はあまり黒くなく(=16分音符とかの細かいパッセージはなく)まだ始めてからそんなに経っていないのだろう。はっきり言ってしまうとかなり簡単そうだ。題名を見ると"I'll be back" おっ?ターミネーターか?そんなわきゃないか。 I'll be thereなら知っているけど、ロック世代のお父さんがジャクソン5から入るとは思いにくいし。。。カバンを開けてビートルズの楽譜も読んでいる。この曲もビートルズとかなんだろうなあ。それも初期。後期はなかなかシラフではコピーできないからね(笑)


ううむ、毛髪もちょっとこころもとなくなっているお父さん、がんばっているなあ。私もたまには練習しないと、とバンドの課題曲が入ったMP3プレーヤーをやおら取り出して聴き始めた。


(あとで調べると、やはりThe Beatlesのアルバム、A Hard Day's Night- ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! の一番最後の曲らしいっすね この邦題のセンスはすごいものがあるけど)





2007年9月17日月曜日

[観] ティファニーで朝食を



ティファニーで朝食を [DVD]


まだ観たことがなかったので秋の夜長にトライしてみた。ううむ。以下感想。




  • オードリーたちの階上に住む日本人「ユニヨシさん」の描かれ方はいかがなものかと思った 名前がまずありえないし、メガネに出っ歯、提灯だらけの部屋に布団を敷いて寝ていた こんなの入っているのに日本で名画と評価していいのかなあ

  • タイトルの意味がわかってよかった

  • 昔の人はタバコを道端で捨ててマナーが悪い

  • 昔の人は昼間からウイスキーがぶ飲みしててマナーが悪い

  • 当時のネクタイはめちゃ細くて違和感があったがしばらくすると慣れた 流行なんて慣れの問題かも(笑)

  • ムーン・リバーのオリジナルを聴けてよかった でもあのタイミングでオードリーがあの曲を歌う必然性は全くなく、シーン自体に違和感があった

  • トルーマン・カポーティー原作とのことだがストーリーもごく平凡 映画化の段階で色々しがらみがあっておもしろくなくなったのかな

  • 主役の男優女優だけにソフトフォーカスをかけるのはいいがわざとらしすぎる


ということで総合すると、「なんでこれが名画なの?」だった。「ローマの休日」では涙した私なので、同様の極上ラブストーリーを期待したのだが、ちょっと。。私オードリーには思い入れはなく、やぱスカーレット・ヨハンソン様Loveなので、そゆ意味でもこの映画はちょっと残念でした。原作読んでみるといいのかもしれないですね。





2007年9月14日金曜日

[子] 恋の予感。。



愚息がソワソワしている。学校で席が隣の女の子に「今日遊びに行ってもいい?」と言われ、「5時前には家にいないよ」と応じたのだそうだ。「そろそろ来るかなあ」とのたまうのだが、もう晩飯も済んだ7時半なんですけど(笑)





2007年9月13日木曜日

[聴] つづれおり / Carol King



Tapestry


このアルバム名は"Tapestry"とは表記せずこの美しい日本語で表記したい。そういえば「美しい日本」を作ろうとしてらした方は最も「美しくない」タイミングでその理想をあきらめましたな。ホント理解に苦しむ幕切れでした。


話を戻して。昨日から通勤にこれを聴いている。MP3プレーヤのファームウェアを更新したら音がさらによくなったような気がしてアルバムリピートで聴いている。彼女の独特の声、少しだけかすれてるあの声がより明瞭に迫ってくる。この声が「いい声」かどうかは議論のあるところだが、私この人の声が大好きなのです。スカーレット・ヨハンソンの唇の次くらいに(笑) 華やかな声ではなく、テクニックもそんなにないんだけど、なぜか私の耳に残る。切なげに聴こえるところがいいのかなあ。


さらには曲がいい。彼女の曲のコード進行はブルースなどの影響を感じさせつつも独特でかっこいいんだよね。ちょと違うけどスティーリー・ダンに通じるような。


"Natural Woman"とか泣きそうになるもんね。Arethaのオリジナルではそこまで感情が高ぶらないのに。





2007年9月12日水曜日

[常] X01HTに関するソフトバンクからの意味不明なメール



おととい私の携帯にこんなメールがやってきた。しかしメールの意味が全くわからない。私が使っているX01HTは普通の携帯電話とちがい、つるしのままでは携帯メールもできず携帯サイトも閲覧できない、というダメダメ携帯で、ソフトバンクが携帯メールできるソフトを後付けで出している。そのソフトを使うとよくわからないパケット通信が発生してしまう、というのはユーザーには周知の事実で、それで一部の客とソフトバンクがもめている、という話も知っている。


それを敢えてユーザーに周知する、ってのはどういうことなんだろう?ユーザーの希望しないわけわからないパケット通信に対しては課金されるべきではないので、それを分離しようと孫くん側で色々策を練ってみたものの、結局それを分離することは技術的にできず、ももうしょうがねえ、金がかかるもんなんだから払え、って開き直っちゃったってことなんだろうな。。。


そうだとしたらひどい話だと思う。顧客に不利益をあたえることが技術的に避けられず、それを説明されずに顧客がそれを買ったのだとしたら、まずは謝るべきだししかるべき補償をすべきじゃないのかなあ。


メールが来た日にこの機種の後継、X02HTが遅れに遅れてやっと予約できるようになったこととも関係あるんだろうなあ。この会社、顧客に対する説明責任を果たしていないと思うんですけど。


以下メールを全文引用。



<ソフトバンクより重要なお知らせ>


SoftBank X01HTをご利用中のお客さまへ


平素はソフトバンクをご利用いただきありがとうございます。



◆S!メールやインターネット通信の利用に関して、弊社より重要なお知らせがございます。


SoftBank X01HTでは、S!メールを送受信される際にS!メール送受信以外にもパケット通信が発生する場合がございます。


また、インターネット外部からお客さまの携帯電話機に対してパケット通信が行われるなどの事象が発生する場合がございます。


なお、それらの通信が発生した場合、パケット通信料がかかります。


SoftBank X01HTからは下記のサイト、パソコンからは弊社ホームページをご覧ください。


アクセスはこちらから⇒URL:http://mb.softbank.jp/mb/r/x01ht/notice/(通信料がかかります)



今後ともソフトバンクをご愛顧くださいますようお願いいたします。


●ご不明な点は、弊社お客さまセンター(TEL:157)までお問い合わせください。






2007年9月10日月曜日

メルセデス・ベンツのF-1のコマーシャル




D


日本ではやっていないと思うんだけど、最後のオチが最高。正統ヨーロピアンなユーモアのセンスだ。





2007年9月9日日曜日

[食] 今年最初で最後



のかき氷を本日食した。不条理に身悶えする愚息と家路を辿るのだが、非常に暑く、途中に見つけた「かき氷」の看板に吸い込まれた。


彼はブルーハワイクリーム、私は40前にして初宇治金時を注文した。


愚息の注文したもののクリーム、というのはアイスクリームのことで非常に甘そうだったが彼は喜んで食べ、食べ終わる頃には「元気が出た」とすっかり立ち直っていた。


初宇治金時は、あまり甘くなくて抹茶の苦さが結構うまかった。掘り下げていくとあずきの層に到達し、抹茶のみの時とは全く違ったハーモニーを奏で始める。甘いものがあまり好きでない私としては、今度はアンコ抜きでもいいかも。





輪投げに人生の不条理を感じて



愚息と一緒に縁日に行った。一つだけ何か買ってあげるというと輪投げを選んだ。DSとか何とかレンジャーの基地が当たるからだそうだ。基地を当てるには「大当り」と書かれたどうやっても輪っかが下まで落ちそうもないような札に輪をかけなければいけないのだ、ということを確認して勝負開始。輪はその札に当たるのだがかかりはしない。4つか5つ輪を持っていたが、全て大当り様に弾かれ、他の賞品にも全くかからずあっというまに勝負終了。お兄さんに「残念だね、はいこれ」と飴を一つもらった。


しばらく無言で歩いていたが、目がウルウルして涙があふれてきた。悔しいのだそうだ。普段はすぐに食べ始める飴も「こんな飴なんか欲しくなかった。食べない!」と憤慨しきり。基地が欲しかったのにこんな飴玉一個もらって、彼にしてみれば不条理の極みだ。「お兄さんずるいよ。大当りのやつになんか全然引っかからないんだもの。そして僕はライターにも輪っかがかかったけどそれももらえなかったよ。」それも道理だ。いちいち大当たりを出していたらお兄さんが商売上がったりだとか、輪がかかっても一番下まで輪が落ちないとその賞品はゲットできない、という輪投げの不文律(勝負の前にお兄さんは説明してくれたのだが)などは彼には理解できないだろう。


でも涙を流して悔しがる彼を見ていて、彼はなんて純粋に物事を考えているだろう、とちょっと彼が眩しく見えたのも強い日差しのせいだけではあるまい。





2007年9月8日土曜日

無題



新聞の折り込みチラシより。丸の入り方が絶妙。また術前術後でこんなに表情が違うのもすばらしい。



吉岡 理沙さん(24才)


290ccのコムロコヒーシブシリコンを使用。自然で豊かな美乳に。同時に二重+目頭切開術+隆鼻術も行いました。


「予想以上の柔らかさにとても満足しています。」



調べてみたらこちらには丸のはいっていない画像が。。。かなりあられもない写真なので閲覧の際は周囲に注意。





2007年9月5日水曜日

[常] 歯医者。。



折れた前歯を治しに歯医者に通い始め、折れた歯はとっくに治ったのだが歯石を取ったりエナメル質が薄くなってしみる部分にちょこっと樹脂を盛ったり、ダラダラと通い続けている。今日は小さい虫歯が発見され削られた。結構深かったですよーとかなり削られた。麻酔が切れてくると鈍く痛みはじめた。


削られる前は全く痛くなかったのに、歯医者に無理やり悪い歯を作られているような気がしてあまりいい気分ではない。


前回歯医者に通ったときも冷たいものがしみる~って言ったら健康な歯の神経を抜かれ、治療が終わるまで半年だか一年だかかかったし。歯医者に対する信頼感ゼロの私なのであった。





32歳ガン漂流 エヴォリューション/奥山貴宏



32歳ガン漂流 エヴォリューション


前に読んでいた31歳ガン漂流の続編。前作より洗練度が上がっているというか、ガンのことだけ書いてあるのではなく、彼が様々なものごとに対してどのように考えているのか、ということがよくわかる構成になっている。そんなことを思いながら読んだのだが、書いてある内容は淡々とハンパない日常がつづられている。私が彼と同じ状況におかれたらどのような行動を取るのだろうか。彼の精神の強靭さ、それに引き換え私の精神の堕落した状況に暗澹とする。





2007年9月4日火曜日

[常] 通勤途上で



きれいなおねーさんが私の前を歩いている。キャミの上に着た半袖の白いカーディガンがおもてうら反対だ。


揺れる素材表示タグに秋の気配





2007年9月1日土曜日

[常] 川崎ラゾーナにて



愚息がここでおもちゃを見たいというのでつきあっています。ゲームセンターと一緒になっているようでものすごい音と光の洪水です。私も大音量で音楽を昔から聴いていますが、一つの音楽を大音量で聴きます。しかしここでは複数の音楽が大音量で流れ、一つ一つの楽曲は判別できないのです。こういう音楽の使われ方、聴かれ方、人の気持ちを高ぶらせるためだけにのべつまくなしに大音量であることしか判別できない音楽を流す、こゆのは私大嫌いです。