2007年11月6日火曜日

[映] 駅馬車



駅馬車 [DVD] FRT-058


クラシックと言うには古過ぎる映画なのだが、教養と思って観てみた。大したことないかな、と思ってたら意外や意外、かなり楽しめた。いわゆるロードムービーのはしりなんでしょうな。駅馬車にいろんな人が乗り合わせて旅をする。そのなかで様々な事件が起こり、それをみんなで力を合わせ解決してゆく。意外な一面をみたり、恋に落ちたりする。「あいのり」みたいな映画だね(笑)


脚本もよく練られていて引き込まれる。酔っぱらいの医者がコーヒーをガブガブ飲んでシラフになり、無事に赤ちゃんを取り上げるシーンなんかはかなり熱くなった。医者役のニール・ヤングに似た人、名前覚えてないけど名演でした。ラストも非常にアメリカンで幸せな気分になるし。


また厳しい自然の中で助け合いながら生きてゆく、おおらかで親切な古き良きアメリカ人像も私の昔描いていたそれとそっくりで暖かい気持ちになった。残念ながら今の私が持っているそれとは全く違うのだが。


あと存分にフィーチャーされるモニュメント・バレーの美しい風景。10年ほど前に車で旅行したがそのときに見た風景そのまま。映像はさらに何十年も前のものなのだが、まあ一万年二万年というスパンでしかあの風景は変わらないのだろう、実に懐かしかった。





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