2008年12月28日日曜日

スーパーライブ Perfume in 武道館



BSでやっていたので録画してみた。すごいライブだった。ちょっと次は見に行ってみたい。


アイドルがテクノもどきのバックトラックにのってクチパクで踊っている、と言ってしまえば元も子もないのだが、それぞれの完成度が高くて全体として見ると素晴らしい。


まず音。アルバムでもいい音だなあと思っていたが、ライブ用には当然だけどバックトラックの音源を変えている。生バンドないんだから簡単だよね。そして武道館で腰に来るようにいい感じのミックスがされている。これくらい大きなハコで大音量でこれ聴いたらイイんだろうなあ(笑)


そして舞台、最初からレーザー光線バリバリでちょっとレトロな感じもしたけど、光の洪水ってのはこんな感じなんだろうなあ。あらゆる色が眩しいくらいにちりばめられている。こんだけ大音量で音楽かかっててこの視覚効果があったらかなりイイんだろうなあ(笑)


そして3人。ダンスがちょっと変わった感じだけどかなりうまい。曲とあっていてかっこよかった。歌は、どこを歌っていたんでしょうね(笑)


あとフリートークがよかった。アイドルなんだけど下積みが長かったらしく、かなーり武道館で感激しててお辞儀ばかりしていた。そして広島弁でしゃべるのね(はあと)ホレてまうやん!あ、3人の中では私のっちが好みっす(笑)


しかし、やはり一つだけ気になることが。ライブ見に来ている人、かな~り年齢層の高い、それも男性ばかり。簡単に言うと私と同姓同世代。これってどうなの。。。


今年の紅白にも出ます。見たことない方は是非。





2008年12月27日土曜日

酒飲んでM-1観戦



無事に仕事も昨日納めてしまったので、今日からはお正月休みだ。家族がそろって家にゴロゴロしている。そうだ、こないだライブがあって観られなかったM-1を録画してあるんだった。家族揃って見る。


私はビールをちびりちびりと飲みつつ、息子はソファーに寝っ転がってコロコロおかしいくらい笑っている。彼の笑い声は結構正確に芸人のレベルを見抜いている。彼が笑う芸人はレベルが高い。カミさんは息子の隣で娘におっぱいをあげつつ笑っている。


私は何本目かのビールを飲みながら笑い、この家族の状況を見てさらにいい気分になる。


もう正月が来たみたいだなや。





2008年12月22日月曜日

幼年期の終わり / アーサー・C・クラーク



幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)


SFの傑作、ということをどこかで聞いて読んでみることにしました。確かにこれは作者のすごい着想力に脱帽。SFって私全く読まないのですが、これはSFというより哲学的というか宗教的というか、聖書を読んでいるような感じがしました。50年以上前に書かれた本なのですが、この本に書かれた結末、今も衝撃的だけど、当時はかなり衝撃的だったでしょうね。ちょっと人生に対する考え方の変わる本ですね。読んだことのない人はぜひ。





2008年12月21日日曜日

Live @ 蒲田 スタジオ・オッタンタ 池タコ倶楽部live Vol.19 as 大人の部屋保育園バンド



久しぶりのライブでした。いつもうるさい我々も今回はアコースティックということでエレキギターを12弦のアコースティックギターに持ちかえ、ボーカルもアコースティックギターを弾きました。ベースとドラムは同じだったんですけどね(笑)


いつもより選曲も渋く、アップテンポな曲はほぼないセットリストでした。ハーモニーを聴かせよう、私も含めいろんな人がリードボーカルを取ってみようという新しい方向性も打ち出してみたんですけど。


やってみて、ちょっと練習不足の否めないステージでしたかね。もう少しうまくできるかなあ、と思っていたけどそうでもなかったですね。普段やり慣れていないこういうジャンルだったらもう少し練習して出た方が良かったかもしれないっす。


所用があって打ち上げには出られなかったのですが、聴かれてた皆さんの感想はどうだったのでしょうかね。聞いてみたいです。





2008年12月7日日曜日

気持ちのいい日曜日



今日は雲ひとつない晴天で気持ちよかったですね。どこにも出かけませんでしたが窓を開け放し、布団干したり娘と遊んだりしました。





2008年12月4日木曜日

一粒の柿の種―サイエンスコミュニケーションの広がり / 渡辺 政隆



一粒の柿の種―サイエンスコミュニケーションの広がり


科学を一般の人にもわかりやすく話すサイエンスコミュニケーションの重要性を説いた本。確かに今時の技術者、研究者って専門が細分化され過ぎていて一般の人にわかる言葉ではしゃべれていないよね。学会なんかに行っても1mmも言ってることがわからない報告があったりするし。


しかしこれは昔からそうであったわけではないらしい。ダーウィンの「種の起源」は学術論文ではなく一般の人向けに書かれていたり、ガリレオは地動説の本を学者の言葉ラテン語ではなく一般人にもわかるイタリア語で書いたために迫害を受けた、など昔の科学者が一般人と対話しようとしていた、というくだりは興味深かった。


一応技術の世界の末席に身を置く自分としては、これからは一般人にもわかるプレゼンを心がけよう、と思うのであった。





フィンランドを世界一に導いた100の社会改革―フィンランドのソーシャル・イノベーション / イルッカ・タイパレ



フィンランドを世界一に導いた100の社会改革―フィンランドのソーシャル・イノベーション


面白そうだな、と思って読んでみたのだが退屈な本だった。100個のことがらについてひとつひとつ数ページを割きながら説明しているのだが、同じ体裁のものを100個読むのは単調でめんどくさくなる。原書だとおもしろいのかなあ?ものすごく固い本だなと思った。





2008年12月3日水曜日

たった3秒のパソコン術 / 中山 真敬



たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)


私、いわゆるハウツーものは嫌いなんですけれども、パソコンを使うのが早くなったら便利だろうなあと思っていました。


以前会社のコンピータの具合が悪くなった時に、IT部門のおねいさんが診に来てくれて、マウスを使わずにキーボードだけでいろんな画面を操作していくのをみてかっこいいな~と思ったこともありました。


なので、この本を読んだらそういう風になったりするのかなー、なんだか売れてるしと思って読んでみました。


非常に薄っぺらい本なのですけれど目からウロコな裏ワザが満載です。ほとんどの動作はマウスを使わずにキーボードでできるんです。例えば、今あなたがこれを読んでいるインターネットブラウザをあっという間に終了させるには、キーボード左下のAltというキーと左上のF4というキーを一緒に押します。やってみてください。ホント早くてびっくりしますから。


今私はほとんど本を買わないのですが、これは本日買って会社の机に配備されました。





2008年11月26日水曜日

EGACLOCK



江頭2:50をリスペクトする私としては外せませんな。


ブログパーツを貼り付けたかったけどこれはてなでは許可されてない。残念。


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2008年11月17日月曜日

いつまでもデブと思うなよ / 岡田斗司夫



いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)


図書館で偶然見つけたので借りてみました。昔はやってたよなーと思いながら。


読んでみるとさすが岡田斗司夫、非常に緻密で冷徹な分析、それに基づく大胆な仮説の提示にいたるプロセスは天下一品です。なぜ太るのか?太る人と太らない人の違いはどこなのか?この二点についてものすごく納得しました。これがわかればその違いを実践することによって痩せる、と。確かにその通りです。方法はかーんたん。こんなに納得したダイエット本はないなあ。そんなに読んだわけじゃないけど。


この本のすごいところはダイエットの出口まで書いてあるところです。あるレベルまで体重を落として、それをダイエットをせず維持して行くにはどうしたらよいのか。痩せている状態が自分でも負担なく定常状態になるにはどうしたらよいのか。


ところどころこの本に書いてあることを最近自分でも気がついたよなあ、と思いながら読みました。


ということで私も少しずつ最近痩せてきています。ホントだよ。大学で1人暮らしをしてた赤貧時代が今までで一番痩せていたのですが、その体重に近づきつつあります。ホントだってば(笑)





家?買うべきか買わざるべきか



最近これで迷っています。もう結構トシなので、買おうと思えば買えないことはありません。しかし買うとその場所からなかなか離れられなくなりますよね。今住んでいるところは都心からまあまあ近いので、庭で犬が飼えてバイクも置けるガレージがあって、なんつー気分だけはブルジョアジーな私のお眼鏡に適うおうちはとっても手が出ない。とはいえ郊外に行ったら子供のお迎えに間に合わないし。。マンションでも古ければ広い物件があるのですが、築30年のマンションをこれから買って死ぬまで住んだらそのときには築70年。建物や設備はもつのかなあ?おじいさんになってからマンション建て替えはどうしましょーか、なんつー話もしたくないし。


とはいえ賃貸でずーっと行ってもあまり楽しい暮らしはできなさそうだし。。悩みどころですね。景気が悪くなったらもっと家の値段も下がるのかな?そうしたら買えるようになるのかな、と不謹慎な想像をしたりしております。





2008年11月14日金曜日

立体マスク



この時期でも風邪を召されたのかマスクをかけたおにーちゃんが電車の中、私の向かいに座っていた。何か違和感があるなあと思いよくみたらマスクが上下さかさま。ワイヤーが入ってて鼻のカーブに沿わせる部分で顎のシャープなラインを強調していた。





2008年11月13日木曜日

電車の中で鳴り響く携帯電話



これは気まずいものだ。しかしほとんどの人はそれでも慌ただしく電話に出て口を手で覆ったりしつつしゃべってしまう。今日電車で見かけた女性もそうだった。しかしよっぽどあわてていたのか、第一声で相手にこう言い放った。



「ごめ~ん、今電話中だから」





ええ~っ!(笑)





しかし人の失敗をあげつらう私もうかつだった。忘れないようにこのエントリーを電車の中で夢中になって書いてたら乗り換え駅を過ぎ、全然違う駅まで行ってしまった。。。





2008年11月12日水曜日

二台目の愛駄馬。



1984年製のAF09タクト。10年ほど前に不動車でもらったものを動くようにし、普段のアシに使っている。なにげに一台目よりも積載力がある。カウル類はすべて取り外し、整備性向上と自由なライディングポジションを可能にしている。破けて座ると水が尻にしみたシートは近所のシート屋さんで張り替え新品同様。バッテリーは何度も交換したがカブと同品番なので安く買える。プラグキャップは二度壊れ、プラグはなぜか同等品があるデンソーイリジウム。この間レギュレータも壊れあやしい中国製同等品に交換。ミラーも片っぽぶつけて鏡にヒビが入っているがそのまま。ジェットを少しいじったためか始動性はイマイチだが、エンジンは調子よい。


こんなに長く乗る気はなかったのだが気がつくと私の手元に来てからはや10年。スーパーカブ90が昨年生産終了との報を受け、そろそろいつか乗ってみたかった世界の名車に乗り替えようと考えた。二人乗りできるし。まずはこのバイクを売ろう、とヤフオクで同等車両の相場を見る。ほとんど値段はついておらず、入札まったくなし。バイク王とかでもカスタムが激しすぎるから値段付かないだろうなあ。捨てるしかないのか。。


待てよ?ということはこのバイクが走り続けるには私が乗り続けるしかないのだ。私がこのバイクを手放した(見放した)瞬間にこの今でも60km/h出る約25年前の原チャリは誰にも乗ってもらえず、ただの鉄屑になってしまうのだ。こんなに使えるヤツなのに。


そこで私は決心。カブを買うのはやめよう。私が維持し続けられる限り、または直せなくなるまでこのバイクに乗ろう。いつか路上で息絶えれば、このバイクにとっても本望だろう。乗り手にはちょっと怖いけど。そうでなくても、一日でも長く21世紀の道を走ることはこのバイクにとって意味があることだろう。多分。





2008年11月10日月曜日

無題



最近とみに酒に弱くなった気がする。土曜日はビールを3本くらい飲んだだけなのに人生ゲームで自分の車が何色なのか毎回聞かなきゃわからなかった。日曜日はスパークリングワインほぼ一本飲んだだけで子供と一緒に(っつーか彼らより早く)撃沈した。


もともと私の家系は下戸で、ほとんど酒飲みはおらず私は橋の下で拾われたか突然変異種だと思っていたのだが、やはり寄る年波には勝てず、家系の血に戻ってゆくのかもしれない。





2008年11月7日金曜日

夜の首都高ツーリング



思い立ってバイクで首都高に乗り、東京近郊某所へ。夜の首都高、目黒線はほぼ交通量ゼロ、適度なワインディングに現代的な道路照明、さらにはライトアップされた東京タワーもおまけでついてくる、という快適ツーリングだった。


環状線を銀座回りにするか霞が関回りにするか迷うが普段通らない霞が関・皇居方面にしてみる。ほとんど地下道で眺めもよくないし、分岐がたくさんあってややこしい。しかし道路は適度にカーブしていてまあま気持ちよい。皇居を越えると地上に出て丸の内・兜町のビル街の間を飛行機ばりに縫って走り箱崎へ。


箱崎ジャンクションは上下左右に道が分岐したりくっついたり、いちげんさんにはかなり無理な感じで難しい。みんなよく迷わずに目的地に行けるよなあ。それに続く江戸橋JCTも無事に越え隅田川沿いを北上。浅草の大きな金糞はもう明かりが消えていた。このあたりから大きなトラックが増え、直線になるので平均車速も上がる。きょろきょろしながら走るおのぼりさんバイクは目が三角になった(なってると思う)長距離トラックの運転手さんたちにブチ抜かれる。


左に東京ガスの大きなガスタンクが見えると小菅ジャンクション。X字に交差して合流・分離していくここは結構危なっかしい。トロトロと車線変更していると大きなトラックに混じって甲高い音のフェラーリが後ろにつく。真紅。私のバイクとは180°方向性が違うし後ろについてかなりイライラしているご様子。強引に抜かれてあっという間に視界の外に消えて行った。


ジャンクションを抜けると一ヵ所PAがあるのだがいつも入りそびれる。今回も同様。つい先を急いでしまう。いつか入ってみたいものだ。


三郷線に入っていばらくすると眺めもよく直線で気持ちよい。トラックたちはさらに速度を上げ、夜の闇を切り裂き、それぞれの目的地へ疾駆する。我が愛馬はその闇に寄り添い、一体となって滑るように進む。悠々と。





生命力 / チャットモンチー



生命力


バンド関係者に「これはいい」と言われたので聴いてみた。ううむ、きょうびのワカモノもなかなかやるなあ。感じとしては暗めのサンボマスター。しかしどこまでも高音が伸びるボーカル、そしてもう心臓に毛が生えちゃったようなオッサンの胸をも突き刺すような繊細な歌詞は素晴らしい。全体のサウンドもスリーピースということを前面に出してオーバーダブ控えめでストレート、ギターのカッティングもソリッドでいい感じ。現在の音楽はほとんど聴かないのだが、どの時代にもいい音楽はあるものだなあ、と実感。





My Revolution / 渡辺美里



Lovin’You


一方こちらはかなりの懐メロ(死語)。彼が逮捕されたというニュースで知ったけどこの曲って小室哲哉の作曲、プロデュースはしてないけど彼の出世作だったのね。私の高校生時代、邦楽(これも死語)では一番の思い出の歌なんだけどな。





2008年10月29日水曜日

The Neville Brothers Live in Japan @ JTB hall



Rock'n Roll Gumboのリーダーから電話が前々日にかかってきて急遽ドラムと3人で行くことに。当日券で入ったのだがなぜか二階最前列の真ん中。メチャいいじゃん。


ほぼ定刻通りライブは開始。1曲目から"Fire on the bayou"だ。来てよかった~。ドラム(Willie Greenという人らしい)がたまらんビートをたたき出していた。しかし誰かが前に出てきているわけではなく、全てのパートがリズム楽器になり、渾然一体となって怒涛のようなグルーヴを構成している。これはかなり腰に来た。これぞNew Orleansに脈々と流れる本家本元のビートだ。日本人が皆盆踊りを簡単に踊れるように彼らにはそういうリズム感がプリセットで入っているんだろうなあ。


とはいってもギタリストは日本人(福田真国さんというらしい)だった。彼のソロはちょっともったいないなあと思った。彼の音がバンドの他の音と溶け込んでおらず違和感があった。Charles NevilleのサックスとのかけあいでもCharlesの提示したフレーズに対してほとんど関連のない音を弾いちゃうのであまりヒートアップしなかった。とはいえ芸達者のNeville兄弟、バンド全体で盛り上げてゆくのだが。。


私が若いころリアルタイムで聴いたことのあるNeville Brothersの曲もあったが、8ビートや16ビートで少し退屈だった。しかしAaronの太ももみたいな二の腕から繰り出されているとは想像つかない甘~いファルセット(彼をブラコン(絶滅した音楽カテゴリー)の人だと思ってた時代があったなあ)や、長兄Art Nevilleがオルガンを弾きつつ歌う愛敬のあるダミ声、また兄弟ならではのきれいなハーモニーはやはりNeville Brothersならではだった。それに加えてNew Orleans StandardsのBig Chief や Tipitinaはご当地ソングなので素晴らしい出来、熱くさせてもらいました。


それにしても元気でびっくりしたのはCyril Neville。8月にNew Orleans all starsを見たときには全然元気がなかったのに、今回はメチャ元気。踊りまくって客をどんどん煽るしパーカッションもキレがあった。不思議。前回は時差ボケで辛かったのか?今回は兄弟で来てるから安心してるのか?前回はもう長くないのかなあ、と話していたけど元気な姿を見て安心。


それにひきかえ長兄Artは杖をついて他の人に付き添われて歩いていた。まあ、70代になってツアーやっていることが奇跡だからなあ。それにしてもこのコンサートの客層もアラフォー以上、演奏者は60代以上だ。ロックミュージックも多様化したもんだよなあ。相手が怒れる若者じゃないんだもの。いいことだな。


Johnny B. Goode から始まるロックンロールメドレーでまた盛り上がり、最後はAaronのAmazing Grace独唱(カッコよかったー)からBob marleyのOne Loveでフィナーレ。彼らのゴールもPeaceなのだな。客席も皆ピースサインで終了。New Orleansの純粋で美しい魂、そして彼の地にある心から楽しむ、楽しませる姿勢を見せてもらったよいライブでした。


終演後のロビーはちょっとした同窓会状態。New Orleans音楽やコアなルーツ音楽好きが大集合。この間ライブ一緒にしたピリカラザリガニ団のE塚さんやZadyko Kicksのメンバー数名、さらには私の音楽の師、ピーター・バラカンも来てていろんな人ときさくに話してた。


帰りの電車の中で隣に座った私の親くらいの年齢の夫婦が同じコンサートに行ったらしく、あれはR&Bというジャンルだとかメンバーの誰かがお母さんより年上だ、とか話していた。彼らは何を期待(または勘違い)して彼らを見に来たのだろうか?


あとJCBホールにコンサート見に行く人に業務連絡。ホールの中での飲食は自由で中でビールも売ってる。だから我々のように入り口横のセブンイレブンで500ml缶ビールを買い、寒空の下一気飲みキックスタートをする必要はありませんから。。。





2008年10月22日水曜日

再び父子家庭 第一夜



第二子産休、育休、育児時短がすべて終了し、ついに今日からカミさんの夜勤が再開された。カミさんも緊張しているが私も緊張する。我が家を日米安保条約のように守っていたおっぱいの傘は今日から存在しないのだ。対赤ちゃん用核兵器武装していない我が軍は徒手空拳で凶暴なぐずり攻撃に立ち向かうしかないのだ。


少し早めに会社を出て保育園に迎えに行くと保母さん保父さんに「今日から大変だね」と激励される。「帰りに子供医者に連れて行くんでしょ?保育園のノートに書いてあったよ」と言われるがそのような連絡は私は受け取っていない。すでに前線は指揮系統が混乱している模様。少し風邪気味でノドがゼロゼロしている娘を連れて一旦家へ戻り、保険証などを持って医者へ向かう。昨日より具合がよくなっているらしく、鼻水を吸ってもらい薬剤吸入を行う。鼻水を吸われると娘号泣。ものすごく怒っている。薬剤吸入をするとゼロゼロがかなり取れ、今夜に向けて良い兆候とほくそ笑む。


家に帰ると息子も帰宅。緊張したカミさんが山のような料理を作ってくれていたおかげでご飯は問題なく終了。ちょっといい感じで食後の時間を楽しみ、これならいけるな、と安堵。風呂を入れて3人で入る。娘もおとなしくしている。しかしだんだん眠くなってきたのかぐずり攻撃が開始される。このまま寝てくれればと愚息を残し風呂場からスクランブル発進、寝巻に着替えて抱っこする。眠りそうになるのだが様子が違うことに気づき泣き始める。普段おっぱいなしで私が抱っこしていると寝こともあるので今日もそうなるだろうと期待していたのだがさにあらず。泣きはどんどん激しくなり炎上してしまった。抱っこしてても涙と鼻水で顔はぐしゃぐしゃ、体はエビぞったり降りようとしたり暴れ回る。


やはり間接的な外交努力では紛争を解決できず、核兵器しか抑止力にはなりえないのか。仕方がない。禁断の冷蔵庫を開ける。


そこには一発だけ、今日の午後に抽出された母乳プルトニウム60ccの核弾頭が鈍い色の哺乳瓶ミサイルに入って冷蔵保存されている。重水の入った鍋をコンロにかけて加熱し、そこにミサイルを入れてプルトニウムを核分裂の温度まで慎重に加熱する。加熱しすぎると臨界を迎え、ミサイルは赤子に不可逆なダメージを与え、なおかつ制御不能にしてしまうのだ。


適温になったところを見計らって重水からミサイルを取り出し、阿鼻叫喚の娘を発射台に寝かせる。そこでミサイルを彼女の口めがけて発射。この高度な核兵器は赤子を沈黙させ、音もなく赤子の体内に浸透してゆく。これで娘を沈黙させることができればよいのだが。。60ccでは少し少ないかも。。。期待をこめて様子を見守る。


敵はあっという間に飲み干し、「もうないのかゴルァ!」と前にも増して烈火の如く泣き始める。


「おまえわがままだぞ」と横で寝ていて入眠を邪魔された息子が一言。まあそうなんですけどまだ一歳児ですから。。。


ううむ困った。冷凍庫を見るが冷凍母乳は底をつき、刀折れ矢尽きた感じ。戦局は圧倒的に不利。


冷蔵庫の中に麦茶が冷えているのを発見。これをグラスに少し入れて電子加速器レンジで加熱。温まった麦茶と冷たいままの麦茶を哺乳瓶ミサイルに注入し、人間遠心分離機で一様に混合させる。核弾頭ではないが150cc、十分な量の巡航ミサイルが完成。これがダメなら玉砕朝まで抱っこコースだ。。


発射。敵は一気に130ccくらい飲むが、その後は遊び始める。お、劣勢を挽回できたか?しかし抱っこするとまた泣き始める。少し泣き方がおとなしくなってきた。やはりエビぞるのでもしや、と思い布団に寝かせてみる。するとウニウニ動くものの眠りに落ちる兆候が見られる!今だ!背中トントン攻撃!





2分後、彼女は完全に睡眠に入った。終戦。


勝利したものの汚れた食器と洗濯物の山の荒れ野原に立ち尽くすのであった。





2008年10月18日土曜日

Live@東横線白楽駅 六角橋商店街 ドッキリヤミ市場 as Rock’n Roll Gumbo



この日は東横線が事故で止まってしまって、演奏者も観客も白楽駅にこられず大変でした。私も大きく迂回して何とか少し遅れたくらいで現地に到着。しかし演奏者がぜんぜん揃わず、我々を呼んでいただいたZydeco Kicksさんから演奏を初めていただきました。私が前回やったときの場所とは少し違って、車が通る通りの脇での演奏でしたが、道路を隔てて観客がたくさん立つことができて、楽しい場所でした。Kicksさんは我々には真似できない音を紡いでいらっしゃいます。それをまたこのシチュエーションで聴くとハマるんだよなあ。


一時間ほど演奏されて我々に交代。事故の影響で今日エキストラで手伝っていただく予定だったE塚さんが、本来のバンドピリカラザリガニ団と演奏時間がかぶってしまい、急遽サックス1管だけになりました。どうなるかなあと心配しながら演奏開始したのですが、始めてみると上は星空が見える野外なので、音がうまく散らばり、気持ちよく演奏ができました。あまり音が回らないから大きめに吹き、後半少しバテましたが。気がついたらKicksさんもウォッシュボードやトライアングルで参加していただいて、音も厚くなったと思います。天井が低いライブハウスと違って動き回れるスペースが広いので、思う存分スーザフォンをあちこちに動かすことができて楽しかったです。小さい子が興味ありそうに自分が吹いている近くに寄ってきたので、私も吹きながら彼女に近寄ってみました。すると彼女は血相を変えて回れ右し、お母さんの胸の中に飛び込んでいきました。。


最後の曲からE塚さんも参加され、アンコールもいただいて気持ちよく演奏終了。


終わったあとKicksのメンバーから「スーザフォンの吠える音を聴くと血がたぎる!」とのコメントをいただき感激至極!


おいしくビールを飲んで帰りましたとさ。





2008年10月11日土曜日

Live @ 池袋 Free Flow Ranch as Rock’n Roll Gumbo



このお店での演奏は二回目。少し狭くてスーザフォンを担いで立てるところはステージらしきエリアの中で一箇所しかないのだが、店の雰囲気もいい感じだし我々のような編成(今回はVo&Bass drum, Drums, Guitar, Keyboard, Tenor Saxphone×2, そしてSouzaphone)だと音量的にもちょうどよく、演奏しやすい場所である。


今回はスーザフォンの音の出し方にもひと工夫した。前回はベルの中にマイクを突っ込んでガムテープで止め、その音をPAから出していたのだが、9月のウイスキーリバーでベルにクリップ止めしたマイクをベースアンプから出す、という方法がよかったので、スーザ吹きの休日というブログで紹介されていた大きなクリップのついたKIKUTANI製の DS-16 マイク・ミニ・スタンドを購入。それに今までベルにぶち込んでいたマイクを接続し、ベースアンプから出してみた。写真のようにクリップをベルの下につけるとグースネックがマイクの重さに耐えられず、ダラーンと落っこちてしまったのでベルの上、ヤマハマークを隠すようにクリップ装着。すると万有引力の法則でマイクの先っぽはピタッとベル中央にハマった。


ベースアンプのセッティングも低音側に振って生音だけでは不足する低音部を補助的に出す。このセッティングはピタッとはまっていい音が出た(と思う)。いいぞいいぞ。


お客さんはあまり入っていなかったが演奏開始。しかし遅くなると徐々にお客さんが増えてきて、セカンドセット開始時にはほぼ満員。一曲目、Bob Dylanの"Rainy Day Women #12 & 35(雨の日の女)"を始めると大歓声。この曲はこういう編成じゃないとできないからなあ。ガッチリお客さんのハートをつかんでどんどん盛り上がった。スーザフォンは自分が盛り上がってしまうと体力を知らず知らずのうちに使ってしまい、後から大変なことになるのだが、今回もかなり盛り上がってヘトヘトになった。少し記憶が薄くなった時間帯もあったがなんとか演奏終了。終わったあとにマスターがビールをメンバーに振舞ってくれたがそれのおいしかったこと!その後も見にきていただいたお客さんからビールをご馳走になり、終電に乗るべくゴキゲンで店を後にしたのでした。あー楽しかった。





2008年10月9日木曜日

源氏物語と路上(またはオン・ザ・ロード)の類似性



瀬戸内寂聴の源氏物語 全1冊 (シリーズ・古典)


源氏物語をまだ読んだことがなかったので、「瀬戸内寂聴の源氏物語 全1冊」というお手軽な本を読み始めた。まだ読み始めなのだが、どうも先に読んだ「路上」のディーンと源氏の君がカブる。全1冊だからかなり簡潔な訳になっており、その文体がケルアックとカブるのかもしれないが、源氏もディーンも疾走感があり行動力の鬼、なおかつ絶倫(笑)だし、どちらの物語にも人の世の無常さや滑稽さ、そういうものを冷静に描き出す作者の醒めた視線が感じられる。


でも共感してもらえないんだろうなあ。バッハとチャーリー・パーカーの類似性を論じるようなもんだもんなあ。二冊とも読んでる人ってあまりいないんだろうなあ。。





2008年10月8日水曜日

フリーマガジン ElectricGuitar



スタジオで見つけ、一緒に練習してた人から「この雑誌面白いよ」と言われ手に取り、昨日電車の中で読んだ。サブタイトルからしてふるっている。



「ロックギター、アンプ、エフェクター、レコーディング機器などの物欲を駆り立てるお勉強マガジン」


これはギター及びベースを弾く人には超オモローでかつためになる雑誌だ。いろんなエフェクターを実際に大谷令文(!)とかShara(!)とかが弾いて感想を述べてたり、ギターのメンテナンスの初歩が書いてあったり、アンプの構造が書いてあったり、私にはホントぴったりの雑誌だと思った。


そしてなによりも無料なのがずばらしい!


編集長がBlack Sabbathに傾倒していて、Tony Iommi先生礼賛記事があちこちに出てくるが、それを差し引いても(笑)志の高い良い雑誌だ。読んでみたくなった人、詳しくは下のリンクから。


DiGiRECO/ElectricGuitar Magazine - Music Network Corporation





2008年10月7日火曜日

オン・ザ・ロード / ジャック・ケルアック



オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)


結構時間がかかったけど新訳も読み終えました。感想は「やっぱ今読むなら新訳のほうがいいなあ」っす。どちらか選べ、と言われたら迷わず新訳でしょうね。まあこの本が出て初めて訳されたのが約50年前だから、日本語も結構変わっているよね。


古い訳では何を言っているのかわからなかった部分が理解できたり、ケルアックの言葉遊びが少し理解できたりとか、原書のニュアンスがより深く理解できました。原書を読めばいいのだろうけど(そして想像するにそんなに難しい英語は出てこないと思うのだが)、日本語でもあれだけ分厚い本になってしまい、読むのに何日もかかるのだから、リチャード・バックのイリュージョン(中編くらいかな)を原書で読もうとしてあっさり挫折した私には無理でしょう。


地下鉄の中でこの本を読んだのだが、東京の都市のリズムと、ケルアックが書き出そうとしているアメリカ社会の暗い部分が私の中ではシンクロして、本の内容がリアルに感じられた。音楽についての記述、ケルアックがこの本を書いていた時代のバップ・ジャズっていうのかなあ、チャーリー・パーカーとかの時代のジャズや、ペレス・プラードのマンボについての記述なども多く、この描写のしかたが彼一流でいいなあ、と思った。


そして今最後に読んでいる訳者、青山南さんによる解説、これがまたおもしろい。この本は一冊手元に置いておいて老いたらまた読んでもいいかも。でもそのときにはまた新訳が出て欲しいなあ(笑)





2008年10月6日月曜日

限りあるだっこ



娘を保育園に送っていくのは私の役目だ。天気のいい日は自転車の後ろに乗せて行くのだが、雨の日は合羽着たり脱いだりするのもめんどくさいので、傘をさして彼女をだっこして保育園まで10分ほど歩いて行く。今日もそうだった。


彼女はまだ一歳になりたてなのだが既に体重は12kgほどあり、赤ちゃん柔道なら無差別級だ。かなり重い。片手で持つと腕の筋肉がピリピリする。夏は雨が降っていても保育園から出ると汗だくになった。しかしおんぶ紐などは使わず、だっこする。


二人目の子供だから言えることなのだが、ものも言わず小さくてかわいい時期はすぐに終わってしまう。ぷよぷよしていて、抱き心地もよいし、お父さん酒臭ーいなどと言われることもない。一人目はこんなつらい時期いつまで続くんだろう、と途方に暮れたけど、二人目はこの短い時期を満喫しておこう、と辛くてもそれを味わう余裕がある。保育園の先生にも「いいトレーニングだわね」と言われる苦行でもあるが、実は父子水いらずの非常に濃密なスキンシップの時間でもある。


保育園からのノートには、今日彼女が二歩歩いた!と書いてあった。


彼女が歩き始めるのが先か、私がへばるのが先か。





2008年9月28日日曜日

Live @ 蒲田 スタジオ・オッタンタ 池タコ倶楽部live Vol.18 as 大人の部屋保育園バンド



池タコ倶楽部Live、今調べてみたら初出演は2006年6月18日、Vol.9なのですね。ウチの娘が生まれたときに1回だけお休みしましたが、後は皆勤賞。なので8回目の出演となる今回なのでした。もう常連ですな(笑)


今回も横須賀発、kbのリーサルさんに参加してもらい、豪華な演奏でした。音がちょと大きかったかな?しかしキーボード、ギター、ボーカル、ベースとステージに4人横並びになり皆歌ってたので、ビジュアル的にはかなりインパクトのあるステージだったのではないでしょうか。このバンドで演奏すると短い時間のライブでも非常に消耗します。。。今回も20分強くらいしか演奏していないのですが、次の日筋肉痛でした(笑)


曲目はKissのDetroit Rock City、ポールマッカートニーのJet、ビートルズのTaxman、Back in the U.S.S.R.、Led ZeppelinのRock n' Roll、そしてKissのRock and Roll All Niteというものでした。ジャンルも様々でどんなバンドやねん、という感じもありますが、こんなバンドです(笑)


今回は保育園関係者のお客さんがいらっしゃいました。それもカップルで。ありがたいことです。子供さんがもう大きいので子供たちだけで留守番しててくれるのだそうです。私も早くそういう年齢になりたいものだなあ。。





2008年9月23日火曜日

祝日チョイ乗りの落とし穴



今日は天気もよかったので息子に「久しぶりにバイク乗ってみる?」と聞いた。


「うん、行こう行こう!」とよい返事が返ってきたので早速出発。先に図書館で延滞している本を返してから東京タワーでも見に行くベ、とまずは図書館に。本を返して彼は何冊かまたマンガ本を借り、いざ東京タワーへ出発。セルを回すが「カチン」と音がしたのちに全くの静寂が訪れ、何も起こらない。IG-ONなのにインジケータも全て消灯し、こちらはバイクに何か不具合が起こったことを知らせている。


困った。ここはガレージから直線距離で2km以上離れており、押して帰ることは不可能。ディーラーに電話して取りに来てもらうかあ。ロードサービスがついてたクレジットカード持ってたよなあ、などこの状況をいかにして脱出するかフル回転で考える。


そこへ息子。「動かないの?じゃ借りてきた本出して。」


本を出すと路側にしゃがみ、熱心に本を読み始める。おいおい。。。


スイッチを見ると殺人光線を出す補助灯がOnになっている。これで電気食い過ぎてブレーカーが落ちたのかも。前回もそうだったけどブレーカーが何分かで復帰するはずだから少し待てばエンジンがかかるはず。落ち着いて何分か待とう。ヘルメットと上着を脱いで少し待ち、イグニッションスイッチを回してみる。


何も光らず。。。


できることをしよう。路上に工具を出してシートを外す。ヒューズを点検。すべて問題なし。ブレーカーを見てみる。これは外からでは落ちているのか導通しているのかわからないが、焦げたりショートしたりはしていない。配線もとくに異常なところはないが、あれ? バッテリーの端子につながっている配線がグラグラ動く。プラスもマイナスも両方。接続するボルトを外してみてみると放電して軽く溶接されたスパッタ痕がねじ部についている。


ああ、これだ。


「とーちゃん壊れているところわかったよ!」


「あ、そう」


息子は本から眼も上げずに答える。ううむ。。。今回夏に車検を取る際にバッテリーを交換したが、その時に締め具合が足りなかったのだろう。あと横着して端子へのグリース塗布を怠ったので、火花が飛んでしまったのだろう。。。ボルトの相方のナットを外し、少しずつ嵌め合わせてスパッタ痕を根気よく除去してゆく。なんとか除去し、ボルトは再利用可能に。それでしっかりと組み直し、イグニッションスイッチを回す。


光った。


セルを回す。


小気味よくセルは回り、エンジンがかかった。


「治ったよ!」


「あ、そう」


やはり眼を本から離さない。シートやカバー、取り外した部品を取り付けて工具を片付け、


「お待たせ!さあ出発しようか」


「はいよ~ ところで何かしおりになるものない?」


あくまでクールな息子と、ヘトヘトになった父ちゃんを乗せ、バイクは一路東京タワーを目指すのであった。





2008年9月20日土曜日

Live @ 南林間 Whisky river as Rock’n Roll Gumbo



また久しぶりに訪問した関東のDeep south南林間。このバンドとしてのライブも2か月ぶり、私は用事で出られないライブがあったので3か月ぶりくらいの演奏。スーザフォンを吹くのも久しぶりだったのでちょっと緊張しながらセッティング。元レコーディングスタジオをやっていたマスターのJunさんがフレキシブルなブームのついたAUDIX D2というマイクを貸してくれる。小さいのでベルのふちにクリップで取り付け、PAから音を出してみる。ううむ、いい感じでバンドを包み込む重低音が出る。しかしPAから音を出すとフロア中に音が回ってちょとうるさいということになり、PAではなくベースアンプに通す。こっちの方が指向性のある音が出てよい、ということになりこれで本番を行う。スーザフォンって非常に珍しいからライブハウスでどのように音をとって観客に届けるか、いろいろ試行錯誤なのだが、今回で少し方向性が見えたような気がする。マイクで音をとってベースアンプにつないで出す、これでしばらく行ってみよう。


この日はあちこちでいろいろなライブが行われていたようでお客さんはちょっと少なかったけど、このバンドで久しぶりのライブをメンバー全員楽しんでいた。ドラムのTさんは体調が完璧でなく、鎮痛剤を坐薬でぶち込んで演奏していたが、楽しそうであった。家族や仕事を持ちながらバンドを続けていくのは色々大変なのだが、こういうライブをするとその苦労が報われ、いつまでもバンドを続けたいなあと思った。少し早めに2ステージ終わったので、メンバーとビールを二杯ゆっくり飲む時間があった。


終電渋谷行が満足した酔っ払いを一人、巨大な荷物を足元に置いてイカ天をほおばりながらワンカップをあおるおっさんを乗せ、夜はふけてゆくのであった。





2008年9月15日月曜日

三連休の成果



食卓のテーブル、両側はねあげ式になっていて使わないときはバタンと倒れるのだが、その天板が古くなってきた。ベニヤ板なのでいたずら好きの娘がバリバリと板を引き剥がし、見るも無残な状況になってしまった。


なので一念発起、天板を交換することにした。天板の倒れる部分だけを他の板に交換すればよいのだ。タモリ倶楽部で存在を知っていた銘木店に行ってみた。色々かっこいい一枚板を見せてくれるのだが、「これは大まけにまけて5万円!」とかちょっと私の予算と開きがあった。「ちょっとそれはもったいないですねー」などというと、店主はやおら外に出て、外に立てかけてある古ぼけた板を並べはじめた。


「これはケヤキの一枚板で昔あるオタクの床の間の板だった。これだったら5千円くれれば鋸で好きなサイズに切ってあげるよ。」


即決。店主はすぐに丸鋸を出してきて、グイーンとテーブルのサイズに板を切ってくれた。


しかし、表面には床の間だったときの塗装がついている。私は一枚板らしく塗装なしで使いたかったので、加工が必要だ。紙やすりで削るか、カンナで削るのか。お隣のだんなさんは実家が大工さんなので板を持っていって聞いてみた。


「これならサンダーですよ。カンナはこんな広い面できないし、グラインダーだとぐちゃぐちゃになってしまいます。」


サンダーか。さっそくヤフオクでサンダーをチェックし、中古なら1000円せずに手に入れられることを発見。日立製のオービタルサンダーを1100円で落札する。紙やすりを色々な番手で取り揃え、休日のたびにベランダに爆音を轟かせながら塗装を剥がす。きれいな無垢板になった。


何も塗らないと木が悪くなりそうなので、ネットで調べてワックスではなくオイルフィニッシュにすることにする。上野アメ横で食用のクルミ油を買い求め、これを板に塗りこむ。食用にもできる油なので子供がテーブルをかじっても大丈夫だ。ちょっと板が黄色っぽくなり、鮮やかな色になった。


古い天板を取り外して新しい天板に交換。ここで問題発生。古い板を固定している木ねじが腐っていて、ドライバーで回そうとすると頭をなめてしまう。。ホームセンターで貫通ドライバーを買うもやはりなめる。。こういうときは困ったときのLeathermanなのだ。このナイフについているドライバーはなんの変哲もない形なのだが、何故か他のドライバーではなめてしまうマイナスねじを回すことができる。今回も彼にお出ましいただき、お助けいただいた。それでも外れないネジは天板をぐちゃぐちゃ動かして天板を少し破壊し、強引に外した(笑)


新しい天板は古いものより薄いので、ちょうつがい部分は同じ厚さになるようにベニヤ板をはさむ。ホームセンターでベニヤ板を買うとお好みの寸法にパネルソーでカットしてくれる。なのできれいで寸法ぴったりの板をはめこんでゆく。新しい木ネジで板同士を固定し、さらにちょうつがいに新しい天板を固定してゆく。


三連休の最終日の真夜中に完成。仕上げにもう一回クルミ油をすりこみながら発泡酒をグラスに注ぎ、生まれ変わったテーブルの上で飲む。


おいしい。けど疲れた。。。





2008年9月13日土曜日

Yokohama night cruisin’



近所に住むY氏と横浜にナイトツーリングに行った。昼間は暑かったが夜は気温も湿度も下がって気持ちよいランだった。横浜らしいところへ、ということでベイブリッジの下道を通るべく国道1号を新子安で折れ、大黒ふ頭方面へ向かった。この道が気持ちよかった。昼間はトラック・トレーラだらけで走りにくい道なのだが、夜は車がほとんどおらず、道の両側の景色も横浜らしくきれいだった。橋を渡って本牧におりたがその後どこに行ったらよいかよくわからず、山下公園に向かった。バイクを止めて少し休憩したり散歩したりしたが、午後10時過ぎ、カップルだらけの山下公園で180cm超の男子二名が談笑するさまは観客に色々な妄想を呼び起こしたことであろう(笑)





2008年9月11日木曜日

Girberto Gil @ 東京国際フォーラム



観に行った。さまざまな音楽性を持った人だなあと思った。そして会場内は録音、撮影全てオッケイだった。彼の意向なんだって。


Girberto Gil、ブラジルの元文化大臣。66歳。懐深いです。


この日だからということでImagineをレゲエでやってた。ちょっと心にしみた。


宮沢和史も出てきて二人で島唄を歌った。これもよかった。





2008年9月6日土曜日

ビールを飲んだ



こんな入れ物で4リットルのビールを飲んだ。ドイツのJever。おいしかった。





2008年9月4日木曜日

三菱東京UFJ銀行 sucks! (Vol.2)



なぜか皆様から大反響だった(笑)MUFGネタ、好評にお応えしてもう1つネタを発掘しました。


前回、



「でも、旧UFJ店には小さくUFJマークが表示してあります。」



との店員さんコメントを紹介したが、昨日行った四谷三丁目支店、ここにはこのようなマークが表示してあった。どっちもオッケイなのか?ここはもうデューク東郷、もとい統合が完了しているのか?


しかし、そうではないのだった。窓口にも小さく「UFJ」と表示された窓口がいくつか、その横に「東京三菱」と表示された窓口がいくつか。1つのお店なのに窓口が分かれているのだ!マジかよ!ATMには行かなかったけれどこの写真に写っている説明によるとATMも別々になっているようだ。


ネットで調べるとここはもともと旧東京三菱の四谷支店で、おととしの5月15日より旧UFJの四谷三丁目支店が当店と同じ建物内に移転してきて、同じ建物で二つの支店が営業している、という形態なのだそうだ。



旧東京三菱店と旧UFJ店が同じ場所で営業することで、旧両行のどちらのお取引もご利用いただけます。



だそうだ。そしてウェブサイトに載っている新システム(統合されたシステムってことか?)移行予定日、四谷支店は既に移行済み、四谷三丁目支店については12月15日だそうだ。二つの支店が同じ場所で営業している、という事実からしても統合してないと思うんですけど。





2008年9月3日水曜日

「路上」か「オン・ザ・ロード」か



路上 (河出文庫 505A)オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)


やはり新訳も読んでみたくなり「オン・ザ・ロード」を今日手に入れた。さすが世界文学全集だけあってその分厚さにまたおののいたが、読むのが楽しみだ。付録みたいな感じで池澤夏樹の短いコラムがついていたので、今日はそれだけ読んだ。なぜ新訳にした際に「路上」ではなく「オン・ザ・ロード」に改題したのかが書いてあった。彼曰く「路上」では一か所にとどまっている感じになり、英語の"On the road"にある、とどまるのではなくどこかへ移動する、移動し続けるという意味が入らなくなってしまうからだそうだ。


なるほど。思い当たるなあ。私がディーンやサルの年齢の時は、確かに「オン・ザ・ロード」だった。自分の立っている場所ではないところにここよりよい場所、多分真実の場所があるのだろうと思い物理的にも精神的にも動き続けていた。自転車で家から見える山の向こうに走って行ったり、原付の免許を取って隣の隣の街の女の子にスクーターで会いに行ったり、バイクにテントを積んで日本中走って回ったり、バックパックを担いで海外を見て回ったり。


その中で私もディーンみたいな「死ぬまで路上」な人に会った。私にとっては憧れの人のはずなのだが、私は「こうはなりたくない」と強く思った。


自分が見たことのない場所を見れば見るほど真実の場所からは遠ざかり、自分の中で考えるべき問題が増え、このプロセスで真実の場所にたどり着ける見込みはどんどん少なくなるように感じた。


また、カミさん、子供と家族ができ、自分の立っている場所が一番よい、と感じられるようになった。


なので、今の私は「オン・ザ・ロード」ではない。


去年バイクにガソリン入れたのは2回なことからも自明(笑)





2008年8月29日金曜日

三菱東京UFJ銀行 sucks!



昨日ATMコーナーに通帳記入をしにいったら記入欄がいっぱいになり、窓口にお越しください、というメッセージが出た。私が通帳記入したATMには通帳繰越もできる、と書いてあったのだが、なぜか繰り越されず窓口に来い、だった。仕方ないので今朝9時に窓口が開くのを待ってお店に行った。開店と同時に受付をしてもらい、通帳の繰越をするだけなのだが10分くらい待たせていただいた。受け取りのときに店員さんに聞いてみた。


「通帳ってATMで繰越できるんですよね?私のは何故できなかったんですか?」


「お客様の通帳は旧東京三菱のものなんです。ここは旧UFJなんでできないのです。」


「ええっ?旧東京三菱と旧UFJでサービスが違うんですか?看板は同じものかかってますよね?」


「でも、旧UFJ店には小さくUFJマークが表示してあります。」


「いつからどちらのお店でも繰越ができるようになるんですか?」


「来年の1月からです。」


ううむ、お客様商売でこれってありえなくない?合併してから何年経つんだよ!


お店を出て、昨日窓口にお越しくださいメッセージの出たATMの前をたまたま通った。看板を見てみたけどUFJマークは発見できなかった。


インターネットでこのATMはどっちに属するものなのか調べてみた。





東京三菱のものだった。。。





2008年8月28日木曜日

イヤホンってエージングするの?



Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK


今朝久しぶりに音楽を聴きながら出勤した。以前紹介したPerfumeのポリリズムを聴いてみたのだが、4ヶ月前には聴こえなかった音が聴こえてびっくりした。私が今使っているイヤホンはCreativeのEP-630-BK、音がよくてまあまあ安い、というもの。3月に三千円弱で購入したのだがその前まで使っていた二千円のaudio-technica ATH-CK32-WH(これでも純正でついていたイヤホンに比べると断然音はよかったんだけど)に比べると明らかに音がよくて気に入っていたのだが、4ヶ月前からさらに音質が向上している。エイジング(経年変化、またずっと音を再生することによって音質が変化する)なのかなあ。Perfumeはテクノ・アンビエント系の音作りがしてあるので、スピーカーではなくイヤホンで聞くと頭の中をぐるぐる音が駆け巡って気持ちがよいのだが、音の輪郭、そしてみずみずしさが明らかに今日聴こえた音と以前の音では変わっていた。同じMP3プレーヤ、イヤホン、聞いているファイル、そして聴いている環境も通勤途中で同じなのに。これだったらウチのミニコンポで音楽聴くより音質がいいなあ。


でも、ひょっとしたら、ただの二日酔い、かも。。。





2008年8月26日火曜日

物事のとらえかた



日経ビジネスに載っていたフィナンシャル・タイムズの記事より


ヨーロッパで非上場会社が目先の業績に左右されない長期的な経営戦略をとっていることで上場企業を買収したり実績を上げている、という記事の最後。



フランクフルトに本社を置く創業334年の独メッツラー銀行のオーナー、フリードリッヒ・メッツラー氏はこう言って歴史を蒸し返す。


「金融危機ですって?まあ、我々もナポレオンの時代には苦労したものですよ。」



ビジネスに限らず、必要なのは長期的な視野ですか。目先のことに一喜一憂せず、ね。





路上 / ジャック・ケルアック



路上 (河出文庫 505A)


今までトライしたことのなかったビートニクス文学の金字塔。最近新訳が出たり、何故かそれが今年から刊行が始まった池澤夏樹個人編集の世界文学全集の初巻に収められたり、と話題になっていたので読んでみたいなあ、と思ってたらウチに文庫があった。文庫本の厚さに読み始めるのを躊躇したが、読み進めていくうちに書かれている内容に触発されてだんだん加速され、昨日深夜までかかって一気に読み終えた。


感想は、よくぞここまでスピードのある小説を書いたなあ、すばらしい、です(笑)


書かれる内容ははっきりいってハチャメチャなのだが、疾走感がすごい。刹那的で、享楽的、そして、救いがない。今年出た新訳はさらにこなれているということなのだが、私が読んだ半世紀も前の旧訳でもかなり没入できた。新訳読んでみたいなあ。





2008年8月25日月曜日

セミの狂い鳴き



ここ何日か雨がしとしと降ったりやんだり肌寒くて、まだ夏休みであることが信じがたい東京地方だが、今日会社に行く途中も帰る途中もしのつく雨の中セミがうるさいくらい鳴いていた。セミは普通雨降ってるときは鳴かないよね?


「やば、ちょっと暖かい土の中で寝過ごしてもうたらもう涼しくなり始めてるやん、7年間辛抱して難儀してお天道さんの下にやっと出てきたのに嫁はんもらえず男やもめかいな。えらいこっちゃ。こりゃかなわんなー、もうやぶれかぶれの一発勝負、雨天決行でイチかバチか行きまっせー」


というセミの魂の叫びが聞こえた気がした。





2008年8月10日日曜日

New Orleans All Stars @ Billboard Live TOKYO



Billboard Live Tokyo で New Orleans All Stars を見た。メンバーは


Cyril Neville (Per. & Vo.),


George Porter Jr.(Bass & Vo.),


Henry Butler(Keyboads & Vo.),


Kindler Carto (Drums)。


初めてのハコだったが、Blue Note Tokyoよりも客席の高低差があって見やすい感じだった。ステージの後ろはガラス張りで最近カッコよくなった東京の摩天楼が一望できる。ラッキーにも最前列、ピアノの目の前に座ることができた。ステージに向かって左端だったのでCyril Nevilleの影に隠れたドラムは全く見えなかった。


Henry Butlerのソロはすごかった。ダークスーツに赤いシャツの襟を出し、大きいサングラス、分厚い唇をグッと閉じたままそれ絶対鍵盤2本いっぺんに弾いちゃうでしょ、っていうゴツい指で高速絶妙ソロを繰り出してくる。眉毛一つ動かさずに観客みんなの腰を動かすとは、やはりただ者ではない、当たり前か(笑)


しかし何といっても私のお目当てはベースのGeorge Porter Jr.。The Metersのベーシスト、FunkなBassはかくあるべきか、を体現している私の導師様。私のプレシジョンと似たオールド(ボロボロだったから)を携えて登場。私が座っている席からは舞台の反対側にたっていたのだが、バンドメンバーの方を(ステージ中央)向いてたので、向きは私の正面だった。いやーこりゃまたラッキー。


仏頂面のHenry Butler、Cyril Neville(調子悪かったのかな?)とは対象的にニコニコ笑いながら他のメンバー(Henry Butlerは目が見えないしね)と音で会話しつつ、楽しんで弾いていた。彼の笑い声とか叫び声とか結構聴こえた。面白いフレーズを弾いて、「こんなんどう?」みたいな感じでほかのメンバーを見回すのが見てて楽しかった。


そのうち何回は私とも目が合った(と思う)。私は至近距離でKbがソロ弾いてる時でも口を( ゚д゚)ポカーンとあけてよだれモノのbassのフレーズを聴きつつ彼に見とれてて、ウォーッというフレーズがでると私もニコニコした。彼も私の方をみてニコニコしてた。だから絶対彼と会話できていた(と思う)。っていうかそういうことにしておいてくれ(笑)


加齢によるものではなく長きにわたる音楽生活の賜物だと信じたいが彼は小刻みに顔を揺らすことで音にエフェクト(ビブラート)をかけていた。。。表情がすごくHappyで、観ている人を気持ちよくさせる人だなあと思った。ベースソロも何回もあったけど、私はリズムや他の楽器と絡んでいる時の彼のベースラインが好きだった。特に何かトリッキーなベースを弾くわけではないのだが、絶妙のタイム感とルートではないけどちょっとだけおいしい音を選んで弾く、これが控え目ながら最高の存在感を出す。音的にはそんなに大きくないのだけれど、腰にくる(笑)


なので尿意を催したときも彼のベースソロ中に席を立ち、放尿しつつ「やっぱベーシストはベースソロじゃなか。他の楽器と絡んで腰が砕けるグルーヴを出すことこそ本懐なり」と力強く思った。


彼の弾き方のバリエーションも多くてすごく勉強になった。ブリッジに手のひらを置いて親指で弾いたり、二本指でも高音のオブリガートを弾くときにはかなり強いアタックで音色を変えていたり、あまり大げさな音にならないように配慮されたスラップもやっていたし。静かな曲ではコーラスを効果的に使ってた。


私の弾き方に似ているなあ、と思った。4弦を1音下げDで1曲弾き、その後次の曲を普通のチューニングと間違えて弾き始めてしまい、「あ"ーっ!」とか叫びながら慌ててチューニング直すところまで似ていた(笑) 私は彼の奏法を積極的にまねてたわけではなかったのだが、自分なりにやってきたことは間違っていなかったんだなあ、と納得。


最後のBig Chiefだけしか曲がわからなかったが、New Orleansの魂を感じるすばらしいステージだった。


終わったあとにステージを降りるGeorge Porter Jr.に握手してもらった。やったー!その時に彼が私を指さして"I know you!"だか "I owe you!"だか、拍手でよく聞き取れなかったが明らかに私に声をかけてくれた。何だったんだろう?


考えられる可能性




  •  I know you. 私の名声がはるかNew Orleans まで届いていて彼は私を知っている:ありそう度0%




  •  I owe you. 英辞郎では「ありがとう。/借りができたな。/すまないね。/恩に着るよ。◆カジュアルな表現」とある。彼と私は演奏中言語によらずコミュニケーションできていた。(詳しい状況は上述)それに対するJr.の謝意。はわっ(笑):ありそう度20% 妄想度120%





2008年8月7日木曜日

クールビズ定着?



今日仕事で国土交通省へ行った。約束の時間より少し早く着いたので待合ロビーみたくなところで座って待っていた。オッサンばかり30人以上がそこで待っていたが、ネクタイを締めているのは私ともうひとりだけだった。金バッジをつけた国会議員センセイ、また「輪島」と染め抜かれたハッピを着た陳情団(であろう方)もいたが、ネクタイを誰もしていなかった。官僚はもうだれもネクタイをしていないし、官僚詣でをするビジネスマンもネクタイはしない時代になったのだなあ。私もトイレに行ってネクタイ外そうかとも思ったが、せっかくフォーマルにして来たのだから、と上着を着込み、かなり場違いな格好でお役人様にお目通りした。





2008年8月6日水曜日

2008年8月3日日曜日

夏休みの風景:日本未来館 翼竜展



白亜紀後期に生息していた、翼を広げると約10mにもなる世界最大の翼竜"ケツァルコアトルス"の全身復元骨格。しかしなぜか体重は70kg。





2008年7月30日水曜日

コーリンや つはものどもが 夢の跡



上野を通りかかったので、潰れた、と新聞で読んだコーリンがどうなっているか行ってみた。店舗は完全に閉まっており、何でも社長が逃げちゃったかなんかで社員とトラブルになっているらしく、労働組合の赤い旗があちこちに張られていた。


この通りは、10代のころからちょくちょく来てて、私のへっぽこバイクライフを陰ながら支えてくれ、日曜日の昼間には色んな面白いバイクが入れ替わりたちかわりやってきて、たたずんでいるだけで面白いところだったんだけどなあ。。





2008年7月29日火曜日

梅干し作りも最終段階へ



去年から作り始めた梅干し、今年は梅の選び方にちょっと学習効果をフィードバックさせて、去年よりも香り高いおいしそうな漬け上がりになった。これを天気のよい日を見計らって3~4日天日に干すと梅干し完成。しかし今年の夏は不安定な天気なので、雨にビクビクしながらここ何日か干しています。





2008年7月26日土曜日

セッション?@蒲田西口 立ち飲みたら福



この日はオッタンタのセッションに加え立ち飲み屋でもライブがあると聞いていた。しかし最近私が飲みに行こうとすると、愚息が強硬に反対する。火事がでたり大きな地震が起きたりして生き別れになってしまうかららしい。ならば一蓮托生、彼を連れて立ち飲み屋に行こう、というと二もなく賛成。なんじゃそりゃ(笑)


早く帰ろうと思い5時過ぎにたら福の暖簾(なかったと思うけど)をくぐる。まだお客は(K泉くんをお客とカウントしない場合)おらず、愚息の飲みものは店のメニューに適当なものがないので、マスターの厚意により近くの自動販売機でドデカビタミンなどという甘そう(カロリーオフと書いてあったが)で巨大な飲み物を買い持ち込ませてもらう。私は生ビールで乾杯。大人バンドかみそりさんと話しているとどぼるべA氏来店、やおらベースを取り出し、「スペインのキメ教えて」とぞのたまひける。翌日27日はやはり蒲田西口の居酒屋「すきずき」でライブがあり、出場できない私に代わってAHKとして出演するのだそうだ。私もベースをつなぎ個人練習状態。夏の夜の気持ち悪ーいベース二重奏でしばし他のお客さんのテンションを下げる。


そうこうしていると桃尻さん夫妻、Junさん来店。何かやろうということになりJunさんの持ち歌を何曲かやる。Junさんらしく展開の複雑な曲を譜面なしで初見。うーむ、こういうのってベース泣かせだけど燃えるんだよなあ(笑)なんとかついていく。リズム的にはかなり暑いセッションになったと思われ。最後の「雨上がりの夜空に」は進行ちゃんとわかった。愚息は外で耳をふさいで他のオジサンたちと話していた、聴いてくれよ(;_:)


休憩に入って久しぶりに揃ったMHKメンバーとご歓談するが愚息が「もう帰ろうよ~」コールを始める。こりゃいかん。MHKはまだたら福では演奏したことがないので、何とか演奏できないか、といって集まったのに。。。演奏の準備をしていた今日のメインゲストである原田先生にご遠慮願って再び演奏開始。オリジナルMHKで3曲いつもの曲を演奏する。Kくんのドラムはスネア1つ、なおかつ来たばかりでガソリンも入ってないのに素晴らしいプレイだった。愚息が物陰から真剣にKくんのドラムをみていたのが印象的だった。


演奏が終わってひとしきりみんなに挨拶し、愚息と二人たら福をあとにする。原田先生に


「いい音出てるねえ」


と言われたのが嬉しかった。


「でもこれフレットレスなんで音程が安定しないんですよ」


と言うと、


「いいじゃん、そんなの。俺なんか生活が安定しないよ」


と言われた。。。。





2008年7月21日月曜日

式根島の海



3連休は式根島に行きました。竹芝桟橋からジェット船で2時間半、東京湾外に出てうねりで気分が悪くなったころで島に到着です。港には何もなく、民宿の迎えの車がずらーっと並んでいます。港の海の色も東京湾のおしるこ色ではなく、きれいなブルーでした。


東京より南なのだけれど、日陰に入ると涼しいです。そして自然と人のバランスがいい感じ。島民800人、3連休は同じくらいの数の観光客が来島してたようですが、それでも人が少ないです。ビーチに行っても人はポツポツとしかおらず、海を満喫できます。海岸の横のほうには温泉が湧いていました。暖かい汐だまりかな、と思って足をつけると海水より底の砂のほうが熱い。足で掘ってみると熱いお湯が出てきます。これは気持ちよかった。海の水はそれでもけっこう冷たいので、一度温泉に入ると出られなくなります。はたから見ると大きな海岸の小さな汐だまりに老若男女がギュウギュウに入っていて、不思議な光景でした。


シュノーケルを使って海中散歩もしてみました。浅いところではきれいな色のキビナゴの群れが泳いでいました。深いところに行くと、大きな岩があり、そこにびっしり色とりどりのイソギンチャクがくっついていて、周りでは小さくてカラフルな熱帯魚が舞い踊っています。深いところは透明度も上がるので、遠くの魚もきれいに見えます。30cm以上あるサバが群れで泳いできたときには感動しました。近づいても全然逃げない。サバと一緒に泳ぐ、みたいな感じになり、自分が魚になったようでした。


夜は釣りをしました。堤防に行って竹竿に糸を付け、サビキで釣ると面白いように魚が釣れます。最初は小さい食べられなさそうな魚だったのでリリース


していたけど、そのうちゴマサバが入れ食いになり、30cmを超えるようなものがボコボコ釣れました。海面を懐中電灯で照らすと魚の群れが見えました。20分ほどで群れはどこかに行ってしまったのか、音沙汰はなくなりました。


宿に帰ったら漁師でもある宿の主人がサバをサバき、酢をつかって〆サバにしてくれました。でも取れたてだから味はほぼ刺身でした。3時間前には生みに泳いでいたさかななので、そりゃ新鮮でおいしかったです。


東京からこんな近くにこんないいところがあるんですね。スキンダイビング用品をもう少し揃えてまた行きたいなあ。。。





2008年7月16日水曜日

カイト・ランナー / カーレド・ホッセイニ



カイト・ランナー


6月に難民映画祭というのが東京で開かれていた。この映画祭の最後に上映されたのが「君のためなら何回でも(原題:Kite Runner)」だった。見に行きたかったけど教えてもらったのがその日だったので、逡巡していた。調べてみると原作が邦訳されていることがわかり、本を読もうと思い、取り寄せて読んでみた。


読むと、まずかなり驚いた。イスラム圏の人々の日常生活が克明に描かれている。男女間の交流やお酒を飲むことが禁じられ、一日に何度も礼拝することが義務付けられている文化に住む人はどのような生活をしているのだろう?と常々思っていた。どうやって結婚するのだろう?恋愛をすることはないのかなあ?など。


私の疑問に対してかなりクリアなイメージを与えてくれる本ではあった。アフガニスタンを舞台に人々の生活(といっても主人公はかなりの上流階級に属する)がカブールでどのような暮らしをしていたのか。内戦で命からがら祖国を脱出するときにどのような体験をしたのか。亡命先のアメリカでのアフガニスタン人社会ではどのようにふるまったのか。まずこれに驚いた。


さらに、本来のストーリーは読んでて目を背けたくなるような、顔をしかめてしまうような情景がたくさん出てくる。何でもありな韓流ドラマもびっくりな試練が次から次へと出てくる。著者がどこまで実体験をしたのかはわからないが、読むに堪えない、読んでてつらくなるこれらの展開は、ある程度の実体験を下敷きにしないと書けないような気がした。しかし、アフガニスタンの歴史、そして現状がここまでひどいとは。


辛すぎてややもするとメロドラマになりそうな展開ではあるのだが、著者はこれらの試練の描写にたけている。冷徹な視線から言葉が紡がれ、伏線もきれいに張ってあって、一気に読んでしまう。


読み終わって、日本に生まれ、ここで色々な人に囲まれて全く平和に今日を生きていることに感謝したいと思った。ここから何千キロしか離れていないある国では、現在でもこんなに悲惨な状況があるのだ。考えさせられた。







2008年7月15日火曜日

ワイシャツにアイロン



をかけるのは大の苦手であった。今までは基本的にクリーニング屋にお願いしていた。しかし、安いクリーニング屋に出すからなのか袖のボタンがボロボロになって戻ってくることが多かった。粉々になっていなくても、朝シャツに袖を通してボタンを留めようとするとボタンが粉々になって崩れることが何度もあり、かなり不快だった。カミさんが育休で休みの間は、丁寧にアイロンをかけてくれていたのでそのような思いをすることはなかった。しかし、育休は終了しカミさんは職場復帰した。


こうなったら、苦手科目に敢えてチャレンジし、克服するしかない、と思いたち、アイロンを自分でかけることにした。しかしやみくもにかけてもうまくいかないだろうと思い、ネットで調べるとワイシャツへのアイロンのかけ方を解説しているページがあった。


ワイシャツのメンテナンス


メンテナンス作業中です : 富士通


これを見ながら見よう見まねでやると結構きれいに仕上がった。時間はかかるし、暑いんだけど、ハードロックを聴きながらの深夜のアイロンがけは、かなりストイックでロックな男の世界だ(笑)


クリーニング屋関係者、またワイシャツのアイロンは自分でかけ続けて80年だぜ、などという先達がいらっしゃったらコツを聞いてみたいものである。コメントお願いします。





2008年7月14日月曜日

帰り際に一言



6時前に会社を出ようとしたら、エレベーターの中で同僚から。


「○○さんは会社と家庭のバランスが取れていていいなあ。」


私も一言。


「いいえ、まったくバランスは取れていません。完全に家庭優先ですから。」





2008年7月9日水曜日

車検



会社を休んで品川陸事に行き、バイクの車検を受けてきた。一発合格。そして自賠責が安くなっていて、非常に車検費用が安く済んだ。










項目金額
自賠責保険(24か月)13,400
自動車重量税5,000
検査印紙1,700
合計20,100

その後3種類のオイルを全て交換、オイルフィルターも交換。


これで完璧な状態になった。


f:id:tantanso:20080709115621j:image


今年は何キロ走れるかな。ちなみに前回の車検から二年間での走行距離(車検証に書かれている)は、1,100kmだった。。。





2008年7月7日月曜日

5円玉



今日富国生命ビルB2Fのらーめん香月というところでパーコーメンを昼飯に食べた。どんなものかと期待してたらラーメンの上にコットレットアラミラネーゼがのっていた。ちょっと油っこかった。


お金を払おうとして10円を5円玉二枚で払おうとしたら『うちは消費税モニョモニョ(聞き取れず)なので。。』と日本語が少し不自由な店員さんに受け取りを拒否された。どういうこと?外の湿気が一段と不快に感じられる出来事だった。





2008年7月3日木曜日

まいど!横山です / 横山やすし



なんとなく昔から横山やすし、という人が気になっている。大田区が誇るやすしーずというバンドもあるし(笑) 彼が書いた本が何冊かあるということなので読んでみた。この本の前にもう一冊、「遺作 横山やすし日記―浪速男の意地、笑い、涙」という本を読んだのだが、こちらはやっさんがボートをしていた時分のボート日記だった。何月何日にどこでどのようなレースを走り、そして何着だったか、そういうことがほとんどだった。だから彼の人となりはなんとなくわかるのだけれど、術語の羅列であまりおもしろくなかった。


しかしこちらは面白かった。彼の言葉で彼の半生が描かれている。これはゴーストライターじゃないな(笑)っていうくらい無骨で変なところもある文章なのだが、彼のパーソナリティーがよく出ていると思う。彼はものすごーく純真で(目的に対して)真面目に必死に取り組む人なんだなあ、というのがよくわかった。中学校卒業間際に漫才のテレビで優勝し、卒業してからすぐお笑いの道に入り、そこから芽が出るまでに10年以上かかっている、という苦労人だったことも始めて知った。


彼は色々な事件を起こしたり社会的な制裁を受けていたけれども、社会、またはそこからの制裁に対して彼がどう考えていたのか、彼の考えも面白いものだった。彼は絶対もう一度再起して日本一になるのだ、という信念を確実に持っていたので、制裁にも耐えて見事日本一の漫才師、という称号を手にすることができたのだな。彼は自分のキャリアプランを本当にしっかり持っていた、と思う。社会的にどう見られるのか、というところはそれに比べてほとんど重要性がない、とも言い切っている。すごい。


しかしこの本は一度目の謹慎処分が解けて日本一になるくらいのところで終わっている。その後会い方が参議院選に出馬して当選、国会議員になって思うように漫才ができなくなり、生活が荒れ(久米宏のTVスクランブルに泥酔して出たり来なかったりしてた記憶が私にもある)、そして再び事件を起こしお笑いの表舞台から消えてゆくのだが、その過程で彼が何を考えたかについてはこの本にない。


思いっきり漫才をやりたかったんだろうなあ。。


まいど横山です―ど根性漫才記 (徳間文庫 412-1)


遺作 横山やすし日記―浪速男の意地、笑い、涙





2008年7月2日水曜日

お掃除おばちゃん



オフィスでおばちゃんがお弁当ガラなどを入れるゴミ箱のビニール袋を交換していた。小柄なおばちゃんは新しいビニール袋を大きなゴミ箱の底まできれいにセットしようとし、体が半分以上ゴミ箱に入っていた。


ゴミ箱から足が出ているように見えてぎょっとした。。。





2008年7月1日火曜日

看病



愛娘の風邪がよくならず微熱が続いている。日中は私が看病している。最初はおっかなびっくりで冷凍母乳をあげたり、離乳食をありえないくらい食べ散らかしてくれたり戸惑うことも多かったが、大分慣れてきた。


二人水いらずの時間を過ごしております。








あ、起きた。。。





2008年6月30日月曜日

リヤタイヤ交換



世田谷のスピード☆スターで交換してもらった。丁寧な仕事で交換が持てるタイヤ屋さんだった。タイヤはやぱり専門店で換えてもらうのが安心ですな。一番安いのはミシュランなのだそうだがもちがいいのは純正のダンロップだそうだ。迷わずダンロップ、ホワイトリボンもウォールもなしの真っ黒タイヤにする。前後ともホワイトリボンがこのバイクは純正なのだが、特に後ろはハコで隠れてタイヤは全然見えないから真っ黒でオッケー。


前のリヤタイヤでどれだけ走ったのかなあと記録を見てみたが、記録つけ始めてから今日まで1万5千キロ以上乗っているのにリヤタイヤを交換したという記述がない。ということは1万5千キロ以上走っているのか?年数にすると10年!よく頑張ってくれたなあ、古いタイヤ君。


新しいタイヤ君は全く同じトレッドパターンなのだがサイドウォールに"Harley Davidson"のロゴが入っている。かっこいい。これも10年間の進化だね。タイヤにバリがついているし店員さんに「ハーレーはトルクがあるからよーく滑りますよ~気をつけて」と言われビビりながら帰るが特に滑らなかった。





2008年6月22日日曜日

音楽の祭日、3日目 Live@蒲田西口商店街振興組合会館3F会議室 as 赤澤麻衣 with MHK



本当にここ2週間は狂ったようにライブをやりまくっていますが、これで最後です。音楽の祭日の一環になっているこのイベント、去年も出ました。まずはMHKのみで演奏。セットリストも前回とあまり変わっていませんね。




  1. This Masquerade

  2. Feel like makin' love

  3. Nardis

  4. Spain


普段はライブ会場に来ることのない妻と子供も来ていて緊張するかな、と思ったけどそうでもなかったですね(笑)愚息はスペインが気に入ったようです。リズムが面白いからハマるのかもね。ま、ほとんどドラムのK島くんを見ていましたが。「たいこのひとうまいねえ」との感想。


その後はIzumiさんとYoheyくんの弾き語りタイム。我々は上の控室で子守りタイム(笑) Yoheyくんの声はよく出ていて、階上にもビンビン熱い思いが届いてました。ここまで歌えるのは羨ましいなあ。さすがリハ後に「今日は声の出が悪いのでちょっとカラオケボックス行って練習してきます」と消えただけのことはある(笑) でも彼曰く「6割の出来」とのこと。会心の出来だったら声で壁とか崩せるかも(笑)


そしてヘッドライナーは関西の希望の星、赤澤麻衣とそれを支える蒲田のオヤジ3人組MHK。麻衣ちゃん若いのに独学でかっちょいー曲を書けてピアノ一本で弾き語りできるのはすごい。今回はバックバンドを従えて演奏。でもバックは麻衣ちゃんに比べるとかなりへっぽこなので足を引っ張りまくる。一曲毎に「この曲どこからバックは入るんだったっけ?」とか聞いてるし、Hさんは譜面台倒したりギターをハウらせたり主役を変なところで食ってH祭りになっていた。私も譜面と首っ引きで演奏。感動的なコード進行が多くて自分で弾きながらもジーンとなったりするのだが、ジーンとしていると今どこ弾いているか見失って全然違う音出したりして大変だった。。。


6曲ほど演奏し、無事演奏終了。麻衣ちゃんはアンコールをもらったがバックはもうできる曲がないので、ピアノ一本で弾き語りしてもらう。そして無事ライブ終了。普段はオリジナルを演奏することはないし、誰かの伴奏をつける時も題材はもうすでにある曲からとることが多いので、今回の麻衣ちゃんとのセッションは勉強になった。かっちょいーコードをいっぱい弾いたのだが、これらを使って曲を作れるかっチューと、そんなことはないんだなあ。。。素晴らしいです、麻衣ちゃん。





2008年6月21日土曜日

Street Live @横浜 東横線白楽駅近く六角橋商店街 ドッキリヤミ市場 as Rock’n Roll Gumbo



Zydeco Kicksさんのご厚意で、彼らが出ている商店街のライブイベントに出させてもらうことになりました。といってもPAなどは持ち込みでステージは路上。どうなることやら、と思っていたらなぜかまた大雨。雨降ったら演奏はできないよな~と家で待機しておりましたが現地のドクA木にメールすると「こちらはそんなに降ってないので時間になって雨降ってなかったらやります」との返事。あわててスーザフォン担いで出発。ついたら皆さんお待ちかねですぐに演奏開始。


最近練習をサボっていたのであまり大きな音が出ませんでした。マイクもつないでいなかったのでベースの音量的には少し小さかったと思います。しかし演奏しながら道行く人を見るのは楽しかった。スーザフォンやサックスや大太鼓小太鼓を見てみなさんギョッとされるのが面白かった。商店街も蒲田の商店街をさらに古くした狭い道の商店街で風情があります。そこをみなさん生ビールの紙コップ片手にゾロゾロとあちこちで音楽やっているのをひやかして回る、これはいいイベントだなあと思いました。


そして我々の演奏は30分弱で終了し、真打ちZydeco Kicksのライブ。Zydeco(ザディコ)を生で聴いたのは初めてだったのですが、楽しいですね。この日の編成はアコーディオン、ギターまたはフィドル(バイオリン)、ベース、カホーン、ウォッシュボード二名、そしてトライアングル。結構同じリズム、同じパターンを延々と演奏し続けるのだけれど、だんだん高揚してきてトランス状態に入ってゆく。みんなの掛け合いもロックでもなくカントリーでもなく、もっと原始的な感じ。ドラムさんに演奏前にタンバリンを渡されたのでそれを鳴らしていたのですが、どんどん気持ちよくなるのにはびっくりしました。ビールが切れたのでいやがるGumbosのリーダーにおしつけてビールを買いに行ったのですが、帰ってきたらリーダーがタンバリンと一緒にトランスしてて笑いました。


この場にものすごくよく合ったバンドだなあと思いました。聞くともう7年位ここで演奏し続けているとのこと。さすがです。


終わってから2バンド合同で打ち上げにいこー!ということになり白楽なのに「海のいえ」という名前の飲み屋に楽器抱えて移動するも満員で入れず、演奏場所の近くにあった安い焼鳥屋に別れて座って飲む。高揚感が残っててみんなテンションが高かった。


それゆえ一番楽しかったのは帰りの電車の中。バンドメンバー+一緒になったキックスのカホーンの人やジェシ江戸シラスさんと、音楽放談しつつみんな缶ビールを持ってわいわいしゃべりながら帰るのが高校生みたいで楽しかった。私は途中で降りたけど他の皆さんは案の上盛り上がって終着駅渋谷からBLUE HEATに流れたそうです。





2008年6月20日金曜日

何をすると寿命が縮まるのか?



会社の健康保険組合が出しているおたよりにこのような表が載っていた。医療機関でレントゲンとか放射線を浴びることがあるのだが、その放射線はどれくらい人間に害を与えるのか?他のリスクと比べてどうなのか?という記事についていた。


で、驚いたのは一番上の欄「独身の男性」これって原因なのか?そしてダントツのトップ、タバコのリスクよりも寿命が短くなる要因なのだそうだ。3500日って10年だよ!そんなに男やもめは早死にしちゃうのか?そしてなぜ男性だけなの?女性は独身でも寿命が縮まらないの?


独身男はメタボ対策とか禁煙とかお酒控えるとかそういうことをするんじゃなくて、とりあえず結婚せれ、とそういうことなのか?メタボ検診を義務付けるんだったらそのお金で独身男を結婚相談所に送り込んだほうがいいのではないか?そのほうが効率的に医療費抑制できると思うけど。





話は変わるけど国のお金の使い方で言うともう1つ。昨日のニュースで自殺者が10年連続3万人を超えている、っていうのがあった。一方交通事故での死者数は10年前の平成9年は9640人、平成18年は6352人と順調に減ってきている。10年間交通事故で死ぬ人よりも3倍以上の人が自殺し続けている状況って異常じゃない?交通事故の死者数を減らすためにはものすごいお金が国で使われている。市街地を迂回するバイパスを作ったり、飲酒運転や違法駐車の取締りを強化したり、シートベルトやエアバッグのついた車を売り出している。それで順調に死者は(統計の手法に問題があるという声もあるが)減少している。


それに引き換え10年間自殺者が減らないことにたいする国の施策は?うつ病患者が自殺しやすいってのはわざわざ統計の公表内容を変えなくても自明なことでしょ?日本の人口はこれから少なくなっていくのに毎年国民の0.03%(1万人あたり3人)が自ら命を絶っていることに対して「困ったなあ」じゃないでしょ!と思って調べてみたら「自殺対策基本法」とか「自殺総合対策大綱」とかが制定されているのね。対策大綱の中にこんな一文が。



自殺対策の数値目標 平成28年までに、平成17年の自殺死亡率を20%以上減少させることを目標とする。



数値目標もあるんだ。そしてなんと控えめな。もう少しなんとかならんもんかね。





2008年6月19日木曜日

最近の名言二つ



その1


草間和代の書いたコラムに「To-doリストを作っている人は多いけど私は Not-to-doリストを作っています。」とあった。なるほどねえ。やりたくないんだけどついついやっちゃうことってありると思う。ついつい長時間インターネットをみちゃうとか、ちょっと飲みに行きましょうって行ってちょっとで終わらないとか(笑)


こういう場合こうはならないようにしよう、とか事前に考えておくとそうならない可能性が上がるのでは、と思ったりした。しかしそれを100%やってしまうと面白い出会いをしたり、思いがけない発見をしたりする確率も当然ながら下がる。この偶然性こそ人生の面白い側面なので残念な気もするが、それはもともとかなり低い確率なのでそれがより低くなるデメリットよりほかのことに時間を使えるメリットのほうが大きいのだろう。


 


その2


名前からして宇宙に出ることを宿命づけられた星出さんがスペースシャトルと東京を結んで福田総理大臣やカイライ小学生などと生中継で話す、というニュースを見たのだが、その中でカイライ小学生が星出さんに「宇宙飛行士になるのに一番大事なことは何ですか?」という質問をした。彼はそれに答えてきっぱりと、


あきらめないことです。私も宇宙飛行士になるための試験に何回も落ちましたが、3回目で受かりました。』


そうだなあ、あきらめないことです。素晴らしい。





2008年6月15日日曜日

音楽の祭日、っていうよりは私の祭日、2日目 Live @JR蒲田東口 スタジオオッタンタ 池タコ倶楽部live Vol.17 as 大人の部屋保育園バンド



昼前に起きるが13時からまた蒲田で練習。おーいお茶の2Lペットボトルをもってスタジオへ向かう。まずはRock'n Roll Gumboの練習。ホーンが出席できなかったが、リズムセクションで新しいリズムを開発したり、かなり濃ゆい2時間。満足。


15時からは同じスタジオの違う部屋で22日にライブをする赤澤麻衣 with MHKの練習。麻衣ちゃんの曲はチョーかっこいいんだけどコード進行とかキメとかチョー難しい(笑)二日酔いの頭には辛いぜ。やってたらGumboのドラムT戸さんが見学にこられ、ビールを差し入れてくれる。うーむこれではチェーンドランカーだな(笑)


17時10分前にスタジオを抜けてオッタンタに。今日は"The most hard working bassist in Kamata's show business" って感じだな。池タコライブのトップバッターなので入ってビールも飲まずセッティング。池タコ倶楽部Liveも「音楽の祭日 Fête de la Musique au Japon」のイベントになっているので、今回はおフランスっぽく洒落ているのかと思いきやそんなことはなく加齢臭と煙草の臭いのするハードな空間になっている。


演奏開始。前回までは、新曲にトライし消化不良のまま本番を迎えていたので、今回は原点回帰し、ガツン!とパンチのきいたやりなれた曲からなるセットリストで参戦。kbのリーサルH野さんが横須賀の自宅発射前に臨界状態を迎えてしまい参加できなかったのは残念だったが、2週前の大森の演奏もあり、安定感がある演奏ができたと思う。お客さんも1バンド目にしてはノリがよく、いい感じで盛り上がった。いつもよりはよい演奏がお届けできたと思う。


自分のバンドが終わってからはゆっくりと他のバンドを観戦。いつもノリノリのGips of Rexは今回はJunさんがアコースティックを持ち、12弦のM石さんを従えてアンプラグドスタイル。こっちもいいなあ。そしてM石さんのギター、アンディー・サマーズの音にそっくりだった。涼しげ。次のJASONさんのボーカルパフォーマンスにもびっくり。これこそロックなボーカルだなあと思った。力強い。オッタンタをあそこまで広く使って歌を歌うことが出来るんだなあ、とうちの剃刀ボーカルは感心していた。でもJasonさんが前に出てくるとお客さんが微妙に後ろに下がるのでこれまた笑えた。


秋谷先生が歌うのも始めて見た。非常に真面目な歌い方だったのでビックリした(笑)サイドのギターの人の首の動きがすごく目を離せなかった。久しぶりに見たどぼるべもよかった。加齢臭と煙草臭でいっぱいの空気が浄化されていくような、すがすがしい時間だった。ギターを弾く姿も神々しく、私の葬式とか彼らに来ていただいて弾いて欲しいなあ、あと娘の結婚式とか(笑) お二人とは蒲田のロックバーなどでご一緒させていただいてキャラも知っているのだが、ゴンチチといいどぼるべといい、やっている人間と音楽の間になんでこんなに大きなギャップがあるのか信じられない(笑) キャタピラーズのノリさんは今回ストラトを弾いた。でもやっぱり「ネ申」は降りてきていた。もの凄いエフェクトをかけて弾いても下品にならないのがすごいなあと思った。サム&マリンはバックをキャタピラーズにつけてもらって参戦。T子さんとマリンさんの超絶バックコーラスを従えた"Unchain my Heart"はしびれたー。


そしてヘッドライナーの池タコ倶楽部バンド、貫禄を見せていただいた。ドンN浜はちょっと足元がおぼつかなかったが、JASONさんと絶妙な掛け合いでお客をどっかんどっかん沸かせていた。JASONさんの魂を焚きつけるようなアジテーションボーカル、そしてJUNさんの色気のあるギターとかっちょいいコーラス、この3人が並んで歌っているのを見てちょっと鳥肌が立った。このフロントマン3人をしっかり支えるベースとドラムも非常に安定していて、いいバンドだなあ、こういうバンドがトリをつとめるべきだなあ、と納得。


そのあとは恒例の村さ来での打ち上げ。今回は出演バンド数が多く打ち上げが始まったのが10時前と遅かったので参加者がさらに少なかった。しかしこれも吉例アコースティックライブで盛り上がった。当バンドからは剃刀ボーカル改め世界のササヤンと私だけ参加したのだが、ハモれる曲は全曲歌って帰ったと思う。でも、演目の中で一番よかったのは、Junさんが彼女に捧げた熱い愛の歌弾き語りだった。そうやってあっという間に時計は0時を回り、世界のササヤンと私は先陣を切ってドンN浜の検問を振り切って家路に着くのであった。


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2008年6月14日土曜日

音楽の祭日、っていうよりは私の祭日、1日目



蒲田界隈では毎年この季節「音楽の祭日 Fête de la Musique au Japon」ということで色んなところで音楽イベントが行われる。この日は私はイベントに出る予定ではなかったのだが、夜に明日オッタンタのライブのために自転車でスタジオに向かっていたらギターの酔いどれさんと遭遇。吉野家で晩飯でも食ってから、という私に「ここで会ったからには多楽福行きましょう!今日ライブだし」と力強いお言葉。練習前に久しぶりの多楽福で一献。お腹がすいたのでビーフシチュー(この日だけの裏メニューだったと後で知った)をいただく。18時半で外は明るかったが、Gateway Studioから練習帰りのGips of Rex、Junさんがもう歌っていた。外にJJが現れるので挨拶しに行く。久しぶりの蒲田ミュージックシーン、って感じだなあ。盛り上がっていると酔いどれさんに「おかみさーん、時間ですよー」と声をかけられる(笑) いかんいかん、今日は飲みに来たんじゃない、練習に来たんだった。「3時間待ってください」と言い残し練習に向かう。


練習も少しアルコールを入れながら無事に済み、有言実行で多楽福に戻る。ズージャのN村さんやツカチン、まいちゃんもいた。いやー久しぶりにみんなにあって飲むのは楽しいものだ。私にとってはお祭りだ。工学院の先生たちも演奏していた。すきのない演奏で我々にはできんなあ、と思った。しかし飲むほどに我々大人の部屋保育園バンドもヒートアップしてきて、初の立ち飲み屋ライブを3人で敢行した。工学院の原田先生が弾いていたエレクトリックコントラバス(っていうのかなあ)をお借りした。いい音が出た。ポジションがわかりにくかったけどいい感じで弾けた。この日のため(実は明日のためだが)に鍛えに鍛えた三声のハーモニーをオシムことなく披露させていただいた。出来はオッタンタよりもよかったかも。しかし観客の反応がよく段々ヒートアップしてしまったため三曲目で警視庁より一名様ご来店(笑)。彼が入ってきた瞬間シーンとなり、皆お客が下を向いてしまって面白かった。我々も音量を下げて演奏を続行したが、この曲で演奏は終了。


その後もいい感じで看板まで飲み続け、ハネた後に蒲田の陰陽二大巨頭、ドンN浜さんと☆埜さんと直立猿人というジャズの店に向かう。しかしなぜか開いておらずいつもの百円餃子に落ち着く。しばらく飲んでいたが私が轟沈、そこでお開きになった。





2008年6月10日火曜日

通勤の車中より



地下鉄の中吊り広告を見てたら私の節穴まなこを直撃貫通するキャッチコピーが!!


「世界ひとりH選手権」優勝者は日本人!


(出典:週刊アサヒ芸能 6.19 男の[きぼう]だ!特大号)





2008年6月9日月曜日

オトナなんて・・・・



今朝、駅前の横断歩道。信号は赤なのだが車も来ないので通勤途中の皆さんはどんどん横断歩道を渡ってゆく。


その中で女子高校生がひとりだけ渡らずに信号を待っている。彼女の横をすりぬけひとり、またひとりといわゆる「オトナ」が横断歩道を渡って行くたびに彼女のはらわたは煮えくりかえり、結果オトナへの不信感が増大しているんだろうなあ。


そこで私は彼女の行動に賛同すべく、彼女の横に立ち止まり信号が青になるまで待っていた。信号が青になるまで待っていたのは彼女と私の二人だけだった。立ち止まったからわかったのだが、全員信号無視で渡って行ったことにもビックリした。


こういう大人もいることを知っててほしい。変なオジサンだけど。





2008年6月5日木曜日

コンピータこわりた



家のノートPCの液晶パネルの調子が悪くなり、一ヶ月くらい前から画面の下のほうに一本横線が入るようになりました。たまに横線から下が砂の嵐になるのでタスクバーが操作できなくなりました。でもタスクバーを画面上端に持ってきたら別に不自由なかったのでそのまま使っていました。しかし砂の嵐は勢力を拡大し、昨夜から画面全体が嵐になりました。なので今日から修理に出します。家には一台しかPCがないのでブログ更新が遅れるかもしれません。


まだ買ってから1年経ってないんだけどなあ。。ま、保証期間なので無料で治ってくるとは思うのですが。





2008年6月1日日曜日

バッテリー交換



生まれ歳によって決まる「一生をお守りくださるみ仏」守本尊様がいらっしゃいます。私は酉(トリ)年生まれなので不動明王様が守本尊です。一方私のバイクはロードキング、道路の王様という名前ですが今バッテリーがダメで動きません。よってこれを不動道王と呼びます。。。。。








どうでもいい話をしてしまいましたが、その不動道王からの脱出の第一歩として、バッテリーを交換しました。これが新旧バッテリーそろい踏みの図です。左が一回すっかり乾燥してしまった開放式バッテリー、水を加えて充電をしてみたものの電圧は10Vを切っていました。イグニッションONにしてもメーターのランプすらつきません。一方右は密封式の新品バッテリー、箱から出して測ってみると12.4Vだったので、とりあえずバイクに取り付けてバイクにつながっている充電器で満タンまで充電です。今回は密封式なので液面をチェックする必要はもうありません。これでしばらくおいてエンジンをかけ、その後すべてのオイル、オイルフィルターを新品に交換、仕上げにセンターがスリックになっているリアタイヤを交換すれば車検を通るはず。





2008年5月31日土曜日

Live @大森 Sound Bar B1 as 大人の部屋保育園バンド



ここでのライブも初めてでした。こゆお店が地元にあることも知りませんでしたがいいお店です。広くて音がいい。


3バンド出演し、うちは2つ目。我々の前には基礎のしっかりしたブルースバンド、あとには熱いストーンズバンドが出演しました。ブルースバンド、前私も入ってたバンドですが、ベースとドラムが変わってきっちりとしたいいバンドになってました。ヒトシのハープも子供を二人持った重さからか(笑)さらにいい味を出してたし、せいたろうのギター、ソロも相変わらずよかったけど私は彼のバッキングが好きなんだよなあ。一時間ほど演奏して交替。


ビートルズのコピーバンドがここでやっている、ということでしたのでビートルズナンバーを中心に演奏しましたが、このバンドですから"We are an OTOSAN band"や"Detroit rock city"なども取り混ぜて一時間弱のステージをつとめさせていただきました。普段は20分くらいのステージしかできないやらないので、長丁場のステージはどうなることかなあ、と思っていましたが、なんとかなり、そして非常に達成感のあるライブでした。コーラスもお互いの声がよく聴こえて歌いやすかったです。


ベンチャーズのコピーバンドをやっているというやんちゃなお父さん達が来ていて盛り上げてもらいました。彼らに「君は笑顔がいいなあ」という感想をいただきました。あのー演奏はどうだったんでしょうかね(笑)


ストーンズバンドも"Gimme a Shelter"とか"悪魔を憐れむ歌"で盛り上がっていました。マラカスを持って歌うミックジャガーさんがよかったです。


その後のセッションタイムは3バンドともかなり色が違うのでなかなか三者入り乱れてという感じにならず、各バンド"Reprise"って感じでした。私はビールをたくさん飲んでいいブルースが聴けたので楽しかったです。





2008年5月30日金曜日

ポリリズム / Perfume



ポリリズム


なぜか最近私の頭の中とMP3プレーヤーはこの曲が一曲リピートで延々と流れています。Underworld風なバックトラックの上に、アイドルの声にDaft Punk風というかZapp風というかトーキングモジュレータ処理を施してのっけてある。アイドルテクノみたいな感じなんだけど出音は手抜きなくクラブの大音量でも十分行ける感じ。中田ヤスタカって人が仕掛け人のようです。この曲を初めて聞いたのはPINOのCMだと思うんだけど、それ以降引っ掛かってました。音源を入手したらもう猿のように聴いています。広島出身だということもポイント高いのですが、彼女たちのビジュアルには興味ゼロな私です。。





2008年5月26日月曜日

熊本の夜



出張で熊本に来ています。お約束の馬刺しを食べました。からし蓮根も食べました。鼻がつーんとくるくらい辛いものでした。でも一番のヒットは揚げた豚足です。ポン酢がかけてあってコラーゲンとパリッとした皮のコンビネーションは最強でした。食べたら手がベトベトになったので写真は撮っていませんが(笑)


焼酎も百年の孤独と魔王を飲みました。私は魔王が気に入りました。





2008年5月25日日曜日

近所で落語会



町内会の掲示板でこれを見つけ、愚息とも話して意気揚々と向かいました。何てったって普段は浅草や上野に行かないと聴けない落語が徒歩10分の区のホールで聴けるんだから。入ってみるとお客はほとんどご年配の方。若い人はチラホラ。愚息は断トツで平均年齢下げていました。もともと敬老の日の催しだったものを、今回から一般向けに開催してくれたとのこと。私は途中娘が眠りから覚めて騒ぎ始めたのでずーっと外にいて、ほとんど話の筋はわかりませんでしたが、息子は楽しんでいました。またあるといいな。





2008年5月24日土曜日

Live @ 南林間 Whisky River as Rock’n Roll Gumbo



またもや雨になってしまったR&R Gumnboのステージですが、もう6月も間近なせいか、スーザフォンを吹くと暑かったですね。今回のセットはアップテンポの曲が多く、もともとのセットリストを間違えて一曲飛ばしたりしたのでなぜか私が吹きっぱなしの曲が3連荘してしまい、体力の限界に近づきました。しかしなんとか気合いで乗り切りました。


お客さんも相変わらず熱かったです。これだけノリノリだと演奏者も煽られます。しかし私は吹き過ぎたところに煽られ過ぎて後半グロッキー気味、ちょっと目の前が白くなったりして(笑)、音量も落ちてしまいました。


私はスーザフォンだし、テナーサックスもバリトンサックスも動けるし、ドラムもスネアを首からぶら下げているので各自ステージや客席(境界線はまったくないのだが)を縦横無尽に動き回っていました。うちのリーダーをはじめ動きがあった分、お客さんには楽しめてもらえたのではないでしょうか。蒸し暑さも手伝ってニューオーリンズ的な雰囲気を感じてもらえていれば成功ですが。


今回は胎盤もありスタートが遅く、なおかつアンコールもかかって一曲演奏したので演奏終了したらすっかり終電が迫る時間になりました。もう帰れない人が増えてきていてじっくり腰を落ち着けて飲む体制にもなっていたのですが、なんとか帰ろうと挨拶もそこそこにおいとましました。いつもいつもゆっくり飲めずにすみません。


そして本番前にビールの空きグラスをカウンターに片付けていたら、ジュンさんがビールを間違えて持ってきてくれました。飲んでみたらおいしいのだけれど楽器を吹くと唇が乾いてしまいいい音が出にくかったでです。やぱ金管楽器は飲んで吹くものでねえと思い知りました。ジュンさん、ビールのお金今度払います。





2008年5月19日月曜日

らっきょう仕事終了!



週末スーパーに行ったららっきょうが出ていたので買ってきた。らっきょうは私あまり好きではないのだが、去年ふと思い立って自分で漬けてみたら非常においしかったので今年もトライ。去年は甘酢漬一本だったので、今年は酢醤油漬と半分ずつ漬け分けてみた。昨日の夜塩漬けにして、今夜は漬け汁を作って漬けこんだ。作業時間は全部で3時間くらいかな。手間はかかるんだけど、買ってきたらっきょう漬けとは全然別物のようにおいしい(はず)。だってこんだけの手間暇かけたんだもの、200円で売っている工業製品のようならっきょうとは違って当たり前です。本当においしいものを安く食べようとしたら、自分で作るしかないっす。


もう少ししたら梅が出てくるから、梅干しも漬けなきゃだし、ベランダに植えたトマトもどんどん大きくなるし、春から初夏にかけてはいろいろ忙しいっす(笑)





2008年5月16日金曜日

少子化すれば少自動車化も起こる



今日の新聞に気になる記事が載っていた。



自動車保有、初の減少――3カ月連続前年割れに


 日本を走る自動車の数が減少に転じ始めた。全国の自動車保有台数は最新統計の2月末まで3カ月連続で前年同月末比マイナスとなった。3カ月連続の前年割れは自動車普及が加速し始めた1960年代前半以降初めて。人口減や消費者のクルマ離れが背景とみられる。自動車保有の縮小が本格化すれば、保険、整備、燃料など25兆円を超す関連市場の頭打ちが避けられないほか、交通量の増加を前提にする道路整備政策の見直しなど広範な影響を及ぼす。


 国土交通省や自動車検査登録情報協会によると登録車、排気量660cc以下の軽自動車、二輪車を合わせた全国の自動車保有台数は2月末で7943万台と前年同月末に比べ0.2%減った。昨年12月末と今年1月末も各0.1%減少。3カ月連続の減少は現行統計で比較可能な63年以降前例がなく、戦後でも初とみられる。


[5月16日/日本経済新聞 朝刊]



日本ではこれ以上車は増えないんだ。この傾向が反転することはもうないだろう。車はステータスシンボルではなく日用品になっている。日本の人口もだんだん減ってゆくし。ということは今話題の道路特定財源を使ってバカバカ道を作らなくても、ほうっておけば車の渋滞はどんどん少なくなり、日本の道は走りやすくなるということだ。どれくらいのペースかはこの記事からではわからないが。


でもこれって少子化による影響のうちプラスの側面だよね。そろそろ高度成長期から連綿と続く、限りない拡大を前提とした社会デザインを転換し、均衡または緩やかな縮小に向かう将来に対応したシステムを作ってゆく必要があるのかも。我々の子供・孫の世代から出された宿題、我々の世代でやらなければいけない大きな課題ですね。





2008年5月15日木曜日

走行距離はのびないが進化する我が愛車



バイクのバッテリーを新しく買わなければならず、とはいえ純正で買うと目玉が飛び出るほど高いので、色々探してみた。前回搭載したバッテリーを買った北川商会に電話してみるとバッテリーの取り扱いを終了していた。コニシパーツでもウルトラ用の大きいバッテリーはやっていないと言われた。昔ハーレー乗りのお買い物及び逢引スポットだった上野のコーリンも会社更生法適用でもうお店はないのだろう。しょうがない、ネットで買うか。


調べてみると今まで私のバイクについていた開放式バッテリーはもう売っていない。密閉式に変わっているのだ。。すごい。。値段もそんなに高くないのでこれ買おう。'97以降のバイクに適合したバッテリーだそうだ。


そうか、'96までと'97からではツーリング系のフレームは(見た目わからないが)大きく変わり、その構造は現在の96ツインカムに至るまで変更されていない。よって'97以降のエボツーリングは現行型の部品が結構付けられたりする。私のロードキングは'97。偶然だけどいいタイミングで買ったなあー。だから現行車種用に開発されたバッテリーがつくんだな。開放式バッテリーにはついていたベントラインも必要なくなるし、液面チェックして蒸留水を足したりすることもなくなる。進化だ。


どうせなら久しぶりにオイル交換もと思い、オイルやオイルフィルターも一緒に注文する。オイルはカスタムクロームのREVTECHでいいや、と思うのだが昔は一種類しかなかったREVTECHのエンジンオイル、今は3種類もある。もともとある鉱物油に加え、Pureって名前がつくのは鉱物油と化学合成油のブレンド、100%化学合成油のSYNTHETICに至ってはミッションやプライマリにも使用可能なんだって。すごいなあ。そんなに値段が変わらないからピュアをチョイス。ミッションオイルとプライマリーオイルは一種類しかないんだ。


オイルフィルターは純正がいいなあ。これも今は2種類ある。色も黒とクロームがそれぞれあるので4種類だ。今まであった普通のものに加え"Super Premium 5 Oil Filter"が出ている。オイル濾過能力が従来品の3倍もあり、5ミクロン単位でゴミやスラッジをキャッチだって。いやーこれにしよ。もちろん色は安い黒で(笑) これもツインカム用に開発された部品だけどエヴォにもつく。ううむ、10年モノの私のバイクに現在の技術を投入することができ、進化していくぞ、素晴らしすぎる。





送られてきたオイルフィルターの箱にはこんな文句が印刷してあった。



Forged from Tradition. Built with Pride.


Harley-Davidson Motor Company



"forged"という単語が泣かせるじゃあーりませんか。箱を見るだけでお客をジーンと熱い気持ちにさせるなんて、アメリカの会社ってばお上手(笑)





2008年5月12日月曜日

私を断罪せよ / 岡林信康



わたしを断罪せよ


フォークの神様と呼ばれているこの人ですが、聴いてみたらびっくり。この人今まで聴いたどんな日本語ロケンローラーよりもロックです。山谷とか部落差別、戦争などをド真っ正面から取り上げて歌っています。本来ロックの反逆はこうあるべきだぜ、というのをひしひしと感じます。今こんなこと日本でやっている人はいるのでしょうか。いてもメインストリームには出てこられないよね。これがみんなに受け入れられた時代、今よりも自由な風が吹いていたのでしょうね。。


音は静かな感じ、ていうかこのアルバムではボブ・ディラン的なアレンジが多いです。意識しているんでしょうね。フォーク・ロックというべきか、少なくともこのアルバムは。


歌詞がすごい。日本語で歌われる歌はどこかカッコ悪いなーという私の今までのイメージを180度ひっくり返してくれました。静かな曲で切々と歌い上げる「山谷ブルース」や「手紙」、対照的に熱い言葉を叩きつけるように歌う「戦争の親玉」や「それで自由になったのかい」、素晴らしいです。日本語ロックの世界も探求してみる必要がありそうですな。でもこれはいわゆるカテゴリー的にはフォークになるのか(笑)





叱り叱られ / 山口隆



叱り叱られ


なぜ私が岡林信康に行ってしまったのか、という答えがこの本です。サンボマスターの山口隆が6人の音楽界のカリスマと対談する、という破天荒な本。だってその6人はほんと「ネ申」レベルですよ。山下達郎、大滝詠一、岡林信康、ムッシュかまやつ、佐野元春、奥田民生。この人選が素晴らしいと思う。山口隆、流石サンボマスターで私の心をワシづかみにしただけのことはあります。


そして対談を読んでいてもすごく楽しい。山口君対談者の音楽に対してチョー詳しいんですよ。オタク並みだよね。そしてその蓄積から彼が導き出した仮説を年齢差のある相手に対して容赦なくぶつけてゆく。それに対する相手の反応も面白い。大滝詠一がこんなに壊れている人だ、というのも知らなかったし、岡林信康が意外に普通の受け応えをしていた、というのもびっくりでした。以前読んだ森達也の放送禁止歌では所在もわからない、だれもメディアが接触できない伝説の人として描かれていたので。奥田民生との対談は2人とも既に友達らしく、山口君も力が抜けていて、彼らも作中で言っていましたが「部活の先輩と後輩の会話」でした。これはこれでまたよかった。


簡単に読める本ですが読後感が最高なのと、本に出てくる7人を全て好きになれる、いい本だなと思いました。





2008年5月11日日曜日

一夜明けてたまにはスーザフォンのお手入れ



をしようと思い、子供が寝たすきにメンテナンスをしてみました。いつもは演奏前と演奏後に3本あるピストンにバルブオイルを差すだけですが、今日はピストンを外してきれいに汚れをふき取り、抜き差し管もすべて外してスライドをきれいに拭きました。本当はブラスソープをお風呂の残り湯などに入れて楽器を丸洗いするのが良いのですが、ブラスソープもないし管の中を洗う煙突掃除みたいなブラシとか、紐のついた布(何ていう名前だっけ)も買っていないので、今回はそこまでやりませんでした。今度それらを揃えて丸洗いしてみよーっと。


それだけやっても子供はまだ寝ていたので、磨きに入ってみました。ラッカーポリッシュで真鍮の部分を磨こうとしたのですが、錆び(緑青)がひどくて全然きれいになりませんでした。ひどい所だけWenolというメタルポリッシュできれいにしましたが、これをするとラッカーが剥げるので手入れを怠るとさらに緑青が出やすくなるのです。。。どなたかラッカーを剥がさずに緑青をとる方法をご存じのかた、いらっしゃったらお教え下さりませ。簿謝進呈しますので(笑)


しかしハーレーといいスーザフォンといい、手入れに手間暇がかかるものでございます。しかし一人でシコシコやって調子がよくなったりすると、機械も自分の仕事に応えてくれているような気がして、非常に気持ちのよいものであります。


傍から見るとちょっとキモいかもだけど、私一応これでも機械工学専攻なので。。





2008年5月10日土曜日

Live @池袋駅西口 FREE FLOW RANCH as Rock’n Roll Gumbo



ここも今回初見参。小さいながらいいお店でした。ご飯もおいしそうだしゆっくり腰を据えて飲みたい感じ。でも最近スーザフォンに移行してからライブ中は飲めないのよねー。飲んだら絶対死ぬ(笑) ライブ終わっても飲みすぎたら楽器持って帰れないし。シータクに楽器が乗るかどうかも微妙だし。だからついつい節制して早々と帰ってしまうのです。でも飲みたかったなあ。。


先々週の高田馬場はスーザフォンの出音をマイクで拾ったもののあまり大きな音は客席に届いてなかったとの反省から、リーダーとも相談し、ピリカラザリガニ団のE塚さんのアドバイスもいただき、マイクをスーザのベル(朝顔ね)の中に入れてガムテで止める、という荒業に(家庭教師の)トライ。これが大成功。重低音を響かせまくることができました。


ただしこうやっちゃうとあまり動けないのだが、ほとんどのライブハウスではスーザを吹きつつ動くのは至難の業だということも最近わかってきた。181cmある私が立ってスーザフォンを持つとベルの上縁はかなり高くなってしまい、天井が低いところだとガンガン当たるのね。ライブハウスって地下にあるからもともと天井低いし、スピーカとかライトとか色んなものがぶら下がってる。そうすると立って演奏できるスペースってホント限られる。ま、スーザフォンを演奏することを考慮して作られたライブハウスなんかフレンチクォーターに行かないとないだろうし(笑)


お客さんにも暖かく迎えていただき、よい時間でした。今日は記憶が遠くなる時間もなかったし。他の音もよく聴こえて、また演奏したいハコですね。できたらサックスもマイクで出したいなあ。。





2008年5月8日木曜日

いい日旅立ち:後日譚



会社から少し早く帰れたので、一昨日から一縷の望みをかけて充電をしているバッテリーの様子を見てみる。バッテリーから出てる充電器につなぐためのコネクターにテスターの端子を突っ込んで測ってみると12.57V。電圧的には回復している。そのままエンジンかけようとしたらセルは何回か回ったが、その後まったく不動になり、I/G ONでもインジケータ真っ暗。ううむ、テスターの端子同士をショートさせてまったらしい。サーキットブレーカー作動かそれともヒューズが飛んだか?二次災害を起こしてもうた。。。


サイドバッグを下ろしてサイドカバーを外し、ヒューズボックスを探り当てて一つ一つ見てみる。全部飛んでなくて問題なし。じゃあブレーカーが落ちたんだ。。。ブレーカーってどこにあるんだっけ?あちこち探してバッテリーの前に発見するが復帰用のスイッチがない。。これって自動復帰だったような気もするなあ。。どれくらい待てばいいんだろう。


しばらく待つとI/G ONで電気がつくようになった。やっぱり自動復帰だ。今度はバッテリーの端子間で電圧を測りながらまずはI/G ON。12.57Vある電圧がI/G ONだけで5V近辺に下がる。ううむ。当然セルはキュル、くらいしか回らず、カチン!カチン!と小気味いいスイッチの音だけが響く。バッテリーご臨終だ。。。


ま、このバッテリー、少なくとも5年は使っているので、もう寿命なのだろう。バッテリー交換、部品だけで2万円コースだ。。。レギュレータも大丈夫かなあ。バッテリーがスーパードライになるということは、レギュレータも怪しいなあ。。


オリンピックイヤーは私にとっては車検イヤーなのだが、車検通すまでに修理しなければならない箇所がまた一つ増えた。そして現在不動。復活の日はいつなのか。。。


でもこうやってトラブルシューティングしつつ「おお、故障で七転八倒しつつ自分の知識と簡単な機構に助けられてが解決してゆく、この瞬間こそハーレー乗りの真骨頂だなや」とドM的に楽しかった。





2008年5月6日火曜日

いい日旅立ち、失敗。



天気の悪かったゴールデンウィーク、やっと五月晴れになったが夕方から大磯プリンスで仕事。大磯プリンスといえば駐車場も広く気持ちよくドライブできる。とくればせっかくだからバイクで行ってみよう、と準備をしてバイクのエンジンをかけてみる。


セルはキュルキュルキュルキュ、ル、、キュ、、、、、ル、、、、。止まってしまう。あれ?常にバッテリー充電してて、いつでも忌野清四郎もびっくりのビンビンのはずなのにおかしいなあ?


いやな予感がしてバッテリーをおろしてみる。やはり。。。バッテリーの液面レベルがみえない。カラカラのスーパードライバッテリーになってしまっている。


蒸留水を買いにゆき、とりあえずすべてのセルに水を満たし、充電器をつなぎ、十字を切って(切ってないけど)神様に祈る。


どうかバッテリーが生き返りますように。





2008年5月2日金曜日

今日の通勤BGM: City lights / Dr. John



City Lights


区立図書館にあったので何気なく借りて聴いてみたCD。最初はおしゃれだなー、これもSouthern Nights / Allen Toussaint系なのかなあ、と思っていたが、どうもおしゃれ度合いがハンパじゃない。AORどころの騒ぎじゃない。かなり完成度の高い音。これはかなりバックのミュージシャンが腕っこきなんだろうなあ、と予想。また、ウネウネしたRichard Teeみたくなエレピも入っていて、こんなのDr.弾けたっけ? という疑問を持ちつつ昼休みにこのアルバムのミュージシャンを調べる。



Personnel:


Dr. John - vocals, keyboards


Steve Gadd - drums


Will Lee - bass


Richard Tee - keyboards


Hugh McCracken - guitar


John Tropea - guitar


Arthur Jenkins - percussion


Ronnie Cuber - baritone sax


Charlie Miller - cornet


Barry Rogers - trombone


David Sanborn - alto sax


George Young - tenor sax


Ronnie Barron/George Jones/Tammy Lynn/Alvin Robinson - background vocals



どうですか。やっぱりキテましたエロエレピの王者、Richard Tee(笑) そして何ですかこの豪華キャストは?42丁目バンドかSMAPのバックバンドか(笑) 1978年録音ですけど音は全然古くなく、超かっこいいです。このアルバムのプロデューサーがTommy LiPuma、この人George Bensonの"Breezin'"やっていたり、AORとかフュージョンなどもやってて、今はヴァーブの代表。ううむ、どこまで懐が深いんだNew Orleans。。





2008年4月26日土曜日

Live @ 高田馬場 diglight as Rock’n Roll Gumbo



このハコは初めて。高田馬場という街、Jerry Jeffのライブの時も思ったけどいい感じの街だ。人がたくさんいるけど背伸びした感じはなく、入ってみたいなーと思わせる店がたくさんある。ハコは地下1Fにありもとは外人相手のカントリーの店だったらしい。お客さんがもういらっしゃったのでリハーサルはなし。天井の高さをチェックする。スーザフォンを演奏するときは結構これ重要。ここではステージ上に私が立てるポイントは一箇所しかなかった。動けない、ということだ(笑)


対バンのRHYTHM STEWさんから演奏開始。ううむ、このバンド強者揃い。どのパートもみんなうまい。曲も"dixie chicken"にMetersの曲を挟んだり、と凝っている。すごいなあ。聴きほれているとあっというまに演奏が終わって我々の番。


スーザフォン単体だと結構音がでかいのだが、エレクトリックなギターやピアノ、ドラムが入るとやはり音量で負けてしまう。また一瞬なら彼らに披見しうる音は出せるのだが、その音量では1ステージ1時間吹き続けられない。よってマイクをつないでのアンプリファイドは必須。しかし店のPAの人はどうもアンプリファイドをやりたがらない。こういう理由からなのだろう。




  • スーザフォンを吹く人のいるバンドをやることが少ない

  • 見た目、及びちょっと吹いた感じだといかにも音がデカそう

  • どうやって音を拾ったらよいかわからない


今回もマイクはつけてもらったのだが、どうもレベルが低くバンド全体の音のバランスとしてはイマイチだったかも。それを補おうとして一生懸命吹くので、早くスタミナが尽きてしまうという悪循環だったような気がする。自分のコンディションもあまりよくなかったのかな。あまり大きな音が出なかったかも。


でもライブは盛り上がりました。アンコールももらい、お礼にサックス二本と一緒に客席を巡行させていただきました。頭にベルをかぶせたり至近距離で爆音を聴かせたりとお客さんには迷惑だったかもしれませんが(笑)


関係ないけどライブ前に食べた隣のつけ麺屋(フジヤマ製麺)はゆず味のスープでおいしかった。また食べたい(笑)





2008年4月24日木曜日

アコースティックライブ開放day!@蒲田 Studio 80



最近オッタンタの本家セッション大会にはライブなど用事があってほとんどイケてない私ですが、こちらには平日たまにだけど顔を出します。


人数が少ない&コアなメンバーなのでこちらも楽しいです。翌日のことを考えるとかなり悲しいが。。。。


10時半過ぎに行ったのですが、知っている顔が傭兵(笑)くん、Junさん、Nolyさん、よっちゃん、桃尻夫妻とずらり。終電過ぎても前回行ったときに会ったいずみちゃん、Hさん、そしてドンN浜氏と続々来店。ゆるーい雰囲気も私好みです。周りとしゃべりつつビールを飲み、用兵(笑)くんをはじめギター弾き語りを聴くと癒されます。今回は桃尻さんに製作してもらったエフェクターを受け取りに行ったのですが、やはり行けば演奏してしまうのがアホなベーシストの性、Junさんよっちゃんと三声でNowhere Manを歌ったり、MHで強引にFeel like makin' loveを演奏したり(Hさん、今朝思い出すに私半音キーを間違えて演奏してました。だからHさん音が取れなかったのは私のせいです。すんませんm(__)m)、楽しい時間でございました。


演奏が終わってもN浜さんにアコーディオンの弾き方を教えてもらい、チカちゃんが渋い顔をしている午前2時、呑川に能天気で場違いなフランスの昼下がり風音楽を垂れ流す酔っぱらいどもでした。あー楽しかった。





2008年4月23日水曜日

決心



残業は最小限にしよう。時間になったら家に帰ろう。今しかないであろう家族団らんの時間を最大限にしよう。そのかわり会社にいる間の業務効率をさらに上げよう。時間を区切って仕事しよう。


当たり前のことなんだけどなかなかできない。なのでここに書いておく。





2008年4月22日火曜日

太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会



太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 (ハヤカワ・ノンフィクション)


勝間和代ご推薦の本だったし、なぜ人間(私と言い換えた方がより正しいが)は太るのかを知りたかったので読んでみた。同じ量食べても太る人と太らない人がいる。太ることは意志の問題だ、と言われているけれど、そうでもないような気がしたので。


結論から言うと「なぜ人間でも太る人とそうでない人がいるのか、その理由は完全には解明されていない」前半は肥満遺伝子を見つける科学者たちの努力(製薬会社と癒着しての暗躍、とも言えるが)が書かれている。太ったり痩せたりはどうも一つの遺伝子によるものではなく、複雑なシステムらしい。一つの遺伝子に対して作用し、それによって体重を減らすような薬を与えても、じきに他の体のシステムがバランスをとってリバウンドしてしまう。だから万人に効果のあるいわゆるやせ薬はまだ存在していない、と。


さらにその遺伝子に作用を起こすことによって、重大な副作用が起こることがある。しかし何兆円もの市場があるやせ薬市場で儲ける製薬会社は、お抱えの学者(ただし肥満研究の世界では権威)に大政翼賛論文を多数執筆させ、FDAにも圧力をかけてその薬を承認させてしまう。さも痩せるように編集されたきれいな新薬のCMを見た太めの人たちは、副作用に関する警告などは気にせず医者にその薬の処方をせがむ。そのうち体の不調を訴える人が続出する。。。どこかの国でも聞いたことのあるお話ですね。


後半はさらに怖い話。南太平洋のコスラエ島では島民の平均寿命が50歳代になり、主な死因は糖尿病、心臓病。原因は島民が昔からの食事を捨て、西洋化された輸入加工食品に頼る生活をし始めたこと。バナナ、パパイヤや島で取れる魚は調理が面倒くさいので、缶詰のハムや砂糖いっぱいのシリアル、コーラなどを食べ始め、それが富の象徴になってしまった。その結果50歳過ぎるともう死ぬのを待つ状態。車を乗り回すので運動もせず、その結果どんどん太ってどんどん病気になる。


そのような加工食品を作る(主にアメリカの)食品業界、レストラン業界にも非があるという話に続いてゆく。アメリカでは学校は清涼飲料水会社と契約してカフェテリアに独占的に飲料を置く代わりにPCや学校の備品を買ってもらう。そこには甘くない飲み物はない。毎日中毒性のある甘い飲み物を飲んだティーンエイジャーは清涼飲料水会社の優良顧客になる。


ファーストフードのバリューセットにはサラダはない。サラダはあってもバリューセットと同じくらい高く値段が設定してある。サラダは原価利益率が悪く日持ちもしない。フライドポテトはラージにしようがスーパーサイズにしようが利益率がよく鮮度管理は必要ない。そのようなバリューセットが含むカロリーは成人一日の所要量の2/3以上。健康のためサラダをセットに入れるようお願いしてもロビイストを使って「食物選択の自由を守れ」と却下する。フィンランドでは政府の補助金を使ってレストランでは必ず野菜サラダを出すようになっている自治体がある。そこでは成人病になる人の数が劇的に減っている。。。


食べ物には気をつけなければいけないなあ、と思いました。最近もどこかで日本の若者は果物を食べなくなっている。理由は「高いから」だという記事を読みました。確かに果物より栄養ドリンクのほうが安いですよね。でもそれはどうしてなのか、考えなきゃいけないと思います。なぜ原料より安い食品が出てくるのか。


痩せるにはどうしたらよいか、という不純な動機で読み始めたのですが、読み終わって非常に義憤にかられ、当初の目的はどこかに行ってしまいました。





2008年4月21日月曜日

チベットの旗



以下、ウィキペディアの説明を引用。



ガンデンポタン(チベット亡命政府)の旗は、雪山獅子旗と呼ばれる旗。1912年にガンデンポタンがチベットの独立を宣言した際に、ダライ・ラマ13世によって国旗として制定された。正面の白い雪山の前面で、2頭のスノーライオンが3つの宝石を支えている。一説では、1910年代にチベットに滞在していた日本人学者青木文教が考案したとされている。


なお、中華人民共和国の統治下にあるチベットでは、雪山獅子旗の掲揚は「チベット独立の意思表示」として厳禁されている。掲揚が発覚した場合は、旗を掲揚した罪で即座に当局に逮捕され、禁固刑などの実刑に処される。



チベットの旗 - Wikipedia





2008年4月19日土曜日

Live @渋谷 BLUE HEAT as Rock’n Roll Gumbo



この日、ついに2ステージ+アンコール、全曲スーザフォンで吹き切りました。スーザフォンだけでライブをこなしたのは今回が初めてです。これからは私をスーザフォン奏者と呼んでください。(笑)


1ステージ目で飛ばし過ぎたらしく、2ステ目ではちょっと目の前が白くなりかけたり、私から始めるそれでなくてもベースのきつい曲があるのですが、普通よりテンポを早くはじめてしまって自爆したりとちょっと疲れましたが、「スーザフォンがんばれー」などと暖かい声援をいただき、終演後無事に恵比寿麦酒をいただくことができました。おいでいただいた皆様ありがとうございました。


来週末の高田馬場はワンステージ1時間です。当然スーザフォン一本で行きます。


ブルーヒート





2008年4月17日木曜日

今日のBGM Southern Nights / Allen Toussaint



Southern Nights


ニュー・オーリンズの名盤だと思って聴き始めたのですが、流れてくる音からはミシシッピ川の臭いはあまりせず、AORやスティーリー・ダンに近い硬質な感じがしました。しかしこの一曲目、Last Train、名曲過ぎます。イントロからリズムが腰に来るし、コード進行は涙モノ、抑制されたボーカルもいい味出してます。かっこいいなあ。これも魔都ニュー・オーリンズのなせる技なのでしょうか。





2008年4月13日日曜日

1000円でグルメ体験






金曜日、会社帰りに新宿に用事があって寄った。用はあっという間に終わり、晩御飯が家に用意されていないということがわかったので、ロッテリアに入ってみた。お目当ては元シェフで渋谷の"VIRON"をプロデュースした人でもあり、なぜか最近ロッテリアの総合プロデューサーになった嶋原博が作ったという「絶品チーズバーガー」。最近はおもしろいものがあるよなあ。えっ、1つ360円もするの?結構高いのね。じゃ、そこにある紙パックの野菜ジュースと一緒にちょうだいな。460円ね。はい。


しばらくすると来ました。絶品バーガー。パッケージを見た第一印象は


「ちっちぇええええ!」


ビッグマックとかそういう大き目のものではなく、普通のハンバーガーのサイズです。360円も払うんだから今はなき(最近復活したらしいけど)Burger KingのWhopperみたいなのを勝手に想像していたのですが、さにあらず。


気を取り直してパッケージからブツを取り出し、食べてみる。パンの間にハンバーグとチーズが挟まれているだけ。しかしチーズの色が少し普通のハンバーグと違うね。ハンバーグの肉から出る肉汁がジュウシィー、肉の粒も多分普通の挽肉より大きいと思う。肉も一種類じゃなくて何種類か混ぜてある感じ。そしてピリッと胡椒がかかっていて味を引き締める。チーズは後で調べるとナチュラルチーズみたいね。何種類かを混ぜて使っていて、非常にトローリとよくのびる。味も濃厚でおいしい。1つだけ残念なのはパン。普通のパンよりはもちもちしていておいしいのだけれど、もう少しおいしくできるんじゃないかな。これは調理法による部分も大きいのだと思ったけど。確かに今までのハンバーガーに対する味をひっくり返すだけの味ではある。


しかし、食べ終えての感想。やっぱり


「ちっちぇええええ!」


中途半端にお腹に入れたので、余計腹が減る。もう1つこれを食べるほどブルジョアジーではないし(笑)


はてどうしたものか。はて。


待てよ?ここは西武新宿、とすれば西口に回れば以前から行きたかった勝谷誠彦プロデュースの讃岐うどんや「東京麺通団」がある!場所がちゃんとわからないがかすかな記憶をたよりに近くまでいってみよ~。お、あっさり店発見。


オーダーの仕方が普通のうどん屋と違ったのでしばらく他の人の動きを見たり説明書きを読んだりし、一番ベーシックそうな「あつかけだい」(熱いかけうどんの大きい玉)を注文。天ぷらもたくさん揚げていたのでかき揚げ天を1ついただく。全部で490円。お金払った後にどんぶりに入ったうどんに蛇口みたいなところからだし汁を入れる。


店内に空いている席を見つけ、早速食べてみる。うどんのもちもち具合はすばらしい。これが本場の讃岐うどんなのか。おいしいなあ。だし汁もほぼ無色で非常にあっさりしている。あっさりした汁にもっちりしたうどんが絡まるといくらでも食べられる。ちょっと絶品バーガーの油が口の中に残っていて、ううむ順番を逆に食べればよかったなあと思った。天ぷらもさつまいもと玉ねぎのかき揚げでおいしかった。これは癖になるなあ。店内には天ぷらをつまみつつ飲んでる人もちらほら。釜揚げうどんとかも食べたいなあ。下地の絶品チーズバーガーと合わせてもうお腹いっぱい。おいしいもので満たされた胃袋を抱え、一滴もアルコール分を摂取することなく新宿を後にした私でした。





2008年4月12日土曜日

いのちの食べかた / 森達也



いのちの食べかた (よりみちパン!セ)


これも森達也。彼は屠場に出かけて豚や牛がどのように殺され、肉に代わってゆくのかを執拗におっかけている。この屠殺および食肉化のプロセスはなかなかメディアに取り上げられることがない。しかし誰かがこのプロセスをしないと人間は肉を食べられないわけで、そこから目をそむけてはいけないと彼は言う。


自分は誰かの命を奪って生きながらえている、誰かが自分の替わりに他者を殺し、その結果を享受している、この冷徹な事実から目をそらしてはならない。


当たり前のことなんだけど、リアルに想像することをしたくない話題だし。


子供向けに書かれている本なので30分くらいで読めます。子供さんにもお薦め。





2008年4月11日金曜日

放送禁止歌 / 森達也



放送禁止歌


この本は面白くて一日で一気に読んでしまった。日本には「放送禁止歌」という公共放送にのせてはいけない歌がある。それはどうして放送できなくなったのか、というドキュメンタリー番組を作った作者がその後の取材も含めて本にまとめたもの。


「放送禁止歌」はそもそもどこにも存在していない。


というのが結論。続けて言えばそれはメディアの作り手が「これやばくね?出すと抗議がくるんじゃね?」と自己萎縮して表現をしなかった結果。「KY」の結果と言えなくもない。また、私の業界ではこの「KY」は「危険予知」の略である。そういう意味もあるね。


メディアがメディア自らが自己萎縮して判断を停止させている状況を告発する。


メディアに関わる人は必読指定図書だと思います。また、メディアから情報を得ている人も知っておいたほうがよい情報だと思います。作者の森さんが繰り返し説くのは、「他人の判断にゆだねるのではなく、現場をみて自分で考え、自分の判断をしよう」ということ。このご時世、これは非常に重要になりつつあるのでは?


岡林信康の「手紙」とか。一度聴いてみたいものである。





2008年4月5日土曜日

live @ 青葉台 AU LAPIN AGILE as Terui Factory






生まれて初めてJazzのライブハウスに出ました。蒲田のオッタンタセッションで知り合った、ホットラムとかガンガン飲みながらハートウォーミングな歌を聴かせるテルイさんのライブのお手伝いでございます。


実は青葉台という駅に降り立つのも生まれて初めてでした。駅前でテルイさんと待ち合わせてお店へ。飲み屋とかいい感じのお店もたくさんある街でした。街行く人に派手な色彩の服着た人が多いなあと感じました。老若男女問わず。


お店、行ってみたらすごくきれいでビックリしました。普段着なんですけど。。ま、出演者はみんな普段着だったので安心しましたが。


着飾った男女が着飾った会話&駆け引きを行う場所かなーと思ったのですが、実態はかなーりフレンドリーなお店でした。


リハーサル開始。ギターの船守秀一さんがリーダーとなって曲を色々作ってゆきます。さすがロープー(死語)迷える子羊状態の私をもまとめてキッチリすばらしい音楽を作ります。引き出しの多さにびっくりでした。ピアノの長崎寧子さんもすばらしい演奏を、それもさりげなーくしていていました。私も演奏しながらピアノのフレーズに引きこまれ、脳内は


「うおおおおお、そこかあ、表情1つ変えずにそんなところ攻められるのかあ」とパンツ一丁で縛られ転がされ、女王様の華麗なテクニックに酔いしれる奴隷状態(笑)になっておりました。一方ドラムのよーちゃんさんは、私同様少し緊張しておりました(笑)


私と同じ立場の方がいらっしゃって少し安堵いたしました。


リハも無事終了し、みんなでごはんを食べに行きました。オサレな青葉台にあって蒲田よりも蒲田らしい食堂に入りました。おかず単品500円、どんぶりのご飯、味噌汁、漬物、そしてなぜか生卵が1つつく定食にすると600円、生ビールも同じく600円、という不思議な価格設定の店でした。味は、まあまあかな。


そして帰るともう店はお客さんでいっぱい。早速演奏開始です。テルイさんとセッションしたことは数多くあるのですが、しっかりしたライブをするのは初めてです。ベシャリもうまく、お客さんを笑わせながらリラックスさせるのは職業のなせる技なのでしょうか。見習わないと。そして船守さん、長崎さんはテルイさんのトークにあわせ、流れるようなパスワークで曲を始めたり音を絡めたり、ライブを進行させてゆきます。職人芸だな。打ち合わせではそこまで細かく決めていないのに、さも決めてあったかのように自然なのです。すごいなー。


私もリハーサルで大分曲の感じを覚えたので、音に強弱をつけたり、少し遊んでみたりしました。でもジャズをちゃんと勉強していないので、経過音に変な音を入れてしまったりしました。また音量もバックなのにうるさいわね、という感じだったかもしれません。


2ステージ目、来るはずだったギターの人が来られなくなったので、急遽曲を変更し楽譜をコピーしてもらい、初見で演奏。これは結構緊張しましたね。しかしコード楽器であるギターやピアノはやったことのある曲だったようで、私はルート音をキープし、なんとか事なきを得ました。


3ステージ目、ちょっとFunkyな"Brother louie"が演目にあったので、これはリラックスしてできました。こういうのは私得意だから(笑) この曲の中に船守さんはDonny Hathaway "Ghetto"の一部分、ライブだと観客が"Soul Crap"という手拍子をする部分を挟みこんでいました。いいセンスだなー。その後の曲"Calling You"はスローギアを使ってみました。音の最初のアタックが消えてコントラバスを弓で弾いているような音になるんですね。船守さんもアコギソロでワウを使う、という荒業を披露していたので、この曲の持つ不思議な世界が少しは表現できたかも知れません。


とかなんとかやっているうちに本番終了。あっという間でした。非常に楽しく勉強になるジャズ初ライブでありました。終わった後に飲んだジントニック及びジンソニック(初めて知った)もおいしかったです。








http://www.geocities.jp/aulapinagile1/index.html





2008年4月2日水曜日

このブログってお絵かきできるんだ



今東京は桜きれいですね。


なのでお絵かき機能で描いてみました。保存サイズを小さくしてしまったのであんまりきれいに見えませんが。


f:id:tantanso:20080402123113j:image





2008年3月26日水曜日

Nick Loweと私のアイドルとの間の接点!



今日会社帰りに前述のNick Loweを聴いていたのですが、一曲どう聴いてもHuey Lewis & the News にアレンジがそっくりな曲があるのです。その曲は"I Knew the Bride (When She Used to Rock & Roll)"。オルガンとかところどころで入るハンドクラップのようなシンセドラムなど、私が高校生だった時にベストヒットUSAで"I want a new Drug"を聴いてからすっかりファンになって今は亡き後楽園球場にまで見に行ったことのあるあのHuey Lewis兄貴の"Heart of Rock & Roll"にそっくりではないですか。ううむ、昔はこういうパクリってよくあったんだろうなあ。どちらが先なんだろうなあ、と思いながら家に着いたのでした。


家でCDのジャケットを見ると、実はこの曲、Produced by Huey Lewisじゃあーりませんか! 何でイギリスのアーチストのプロデュースをサンフランシスコ人(!)の彼がやってんの???ネットで調べると実はこの二人かなり接点があるみたいですね。"Heart of Rock & Roll"の入ったSportsは1983年発売、"I Knew the Bride (When She Used to Rock & Roll)"の入ったThe Rose of Englandは1985年発売、とほぼ同時期なんですね。Huey Lewisつながりではブルース・ホーンズビーしか知らない私は薄学を恥じたのでした。。


しかし、自分の好きなアーチスト同士に思わぬつながりを見つけられて一人小躍りする私でした。


Rose of England


Sports (Exp)





2008年3月25日火曜日

品川区図書館に物申す!



昨日本を借りていた本を返しに行きました。全部読みきれなかったので、返却期限を一度ネットから延長し、それでも読みきれなかったので延長した返却期限内に返しに行きました。一度返却してもう一度借りればいいやと思って。


そうしたら、この本は他の図書館の蔵書なので、一度その図書館に戻す必要があり、それからまた借りてもらうしかないと言われました。


えええええっ?


他の人の予約が入っていればそれはもちろんそうするべきだし、それなら納得なのです。でも、予約は入ってない。そして、しょうがない私が本を返却し、その場で図書館の端末から私がこの本に予約を入れたので、本は収蔵館に一瞬帰り、帰ったらすぐまたこの図書館に取って返し、私がまたはるばるこの図書館にやってきて借りるのです。


「これっておかしくない?」


と図書館の人に聞いたら、


「おかしいですよね。すみません」


と言ってました。何とかしましょうよ。品川区の図書館担当のお役人様。





2008年3月24日月曜日

今日のBGM  Basher: The Best of Nick Lowe



Basher: The Best of Nick Lowe


私にしてはシャレたものを聴くなあ、とお思いの方も多いとは思います。私もそう思います(笑)


でもこの人いいです。ロッカーだけど力が抜けてる。伝統的なロックンロールに根ざしているけど頭つかってひとひねりふたひねりくらいしてある。パンキッシュなんだけど熱くない感じが私の今の気分によく合います。普通はCDかけても途中で何かほかのことを始めてしまい、アルバムを最後まで聴くことはMP3にして通勤時に聴くまでないのですが、このアルバムは今夜封を開けて聴き始めたのですが一気に最後まで聴きました。この人も我が音楽の師ピーター・バラカン様のラジオ番組で初めて聴いて気に入りました。まだまだ私の知らない、でも私のストライクゾーンど真ん中の音楽ってあるんですね。この人なんか70年代から活動してるんだもんね。


これはベストなので次はアルバムを買いましょうかね。しかしamazonとかで調べていくとどんどん聴いてみたいCDが増えます。困ったもんだ(笑)





2008年3月19日水曜日

昨日見た夢



私は空港のカウンターみたいなところにいた。私の(という表現は適切ではないかもしれないが)スーザフォン、普通は朝顔とゾウモツ、二つに分かれるのだがなぜか3つに分かれていて、それぞれしっかりとパッキングされどこかに送られようとしていた。それを私は見ていた。


行き先はどこだったんだろう。


New Orleans?





2008年3月18日火曜日

報道におけるタブー



こんなページがあったのでご紹介。マスコミではこういう話題は報道されないみたいよ~ これを知った上でメディアの報道を見て読んでね。


報道におけるタブー - Wikipedia


ここではなぜチベット関連の報道が生ぬるいのかにも言及されていて、「日中記者交換協定」ってのが存在するらしい。


日中双方の新聞記者交換に関するメモ - Wikipedia


これがあるから日本のメディアは好き放題、っつーか今の中国の体制を批判する記事を書けない。書いたらそのメディアの中国支局が撤退させられるかららしい。


この情報の真偽は読んでいるあなたが判断してください。この協定がもう古いから機能してないんじゃないの、っていうサイトもある。でもこのようなサイトは存在している。そして、何か変なバイアスがかかっているような気が私はする。


そして多分、チベットでは報道されない惨事が起こっていると「私は」思う。何とかしようよ。





2008年3月16日日曜日

「第16回 池たこ倶楽部LIVE」as 大人の部屋保育園バンド



ひょっとして、と思ったけどはてなダイアリーって未来の日記も書けるんだね。ベンリー。 我々の出番は20:40からです。


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ということで出演してきました。いやあ、今回はちょっとアレでしたね。はっきり言うと練習不足。練習二回で30分のステージ全部新曲、ってのはチト無理がありましたね。いろいろ新機軸はあったのですが、こなれていないので見られた方にもすこしイタいライブだったのではないでしょうか。トリだったので5曲プラスアンコールに応えて2曲(3曲?)演奏したのですが、アンコールの曲のほうが何回かライブでもやっている曲なので出来がよかったですね。


失礼いたしました。今後は精進を重ね、今あるレパートリーに磨きをかけて流れるようなステージを再び目指す所存でございます。


しかし打ち上げはいつもと変わらず楽しかったです。いつもの緊張感あるアカペラ大会にはなりませんでしたが、まったりと遅くまで残る決意をされた志ある(笑)出演者のみなさんと歓談しました。こういうパターンもこれはこれで楽しかったです。





2008年3月13日木曜日

夢のような一夜 銀座・三州屋から蒲田・スタジオオッタンタアコースティックライブへ



昨夜は楽しい夜でした。


有楽町朝日ホールで午後催し物に行ったので、そこに行っていた業界関係者のかたお二人と飲もうということになり、前も一度訪れていい感じだった大衆割烹 三州屋 銀座店を再訪。オサレな並木通りに怪しい看板が出ていて、そこを入るといきなり銀座から昭和の横丁にタイムスリップする感じが私のお気に入り。中も白木のテーブルに忙しく働くおばちゃんたちとかなり正調居酒屋、客層もうるさい人がおらずいい感じです。いつも混んでいるのだがたまたま最後の席に座れてラッキー。前回は広島人と行ったのだがここの名物がカキフライだということを知らなかった。なので今回はすかさずカキフライ定食1100円なりを注文。相方もかつおのたたき定食。飲みに来てるのに二人とも定食かよ(笑)


そしてカキフライ、絶品でした。少し大振りのカキが6つ、サクサクに揚げてある。ほおばると中のカキの揚げ具合が絶妙!中でプルプル揺れている感じ。つけあわせにあった缶詰の桃のスライスが入ったマヨネーズ野菜サラダもおいしかった。なめこ汁も漬物もおいしく、御飯もどんぶりに一杯。これで1100円は安いな。大満足。飲みに来てるんだけどね(笑) 御飯をワシワシ食べているとあと1名女性が合流。席につくなり我々の食事を見て「鮭茶漬けとサザエのつぼ焼き!」とオーダー入れてた。


そのあとはつまみをいくらか頼みながらご歓談。気のおけない人とこういう雰囲気の店で飲むのは最高だ。音楽の話をしようという会だったので、最近買ったCDはな~んだ、とかよかったライブはな~んだ、とかいろいろ話す。3人とも音楽の趣味が見事に違うので、そうそう!とひざを叩くようなシチュエーションはほぼない(笑)しかしそれでも楽しく話をできるってのはいいものだ。


残念ながら最終の新幹線で相方は名古屋にお帰りになるので結構早い時間にお開き。東京駅までフラフラ歩いていって彼と別れ、京浜東北線に乗る。時計を見るとまだ9時過ぎ。今日は木曜日!とくれば蒲田・スタジオオッタンタのアコセッションの日!最近オッタンタに顔を出していないので行ってみることにする。でも今週日曜日にまた出るんだけど(笑)





ドアを開けるとギター一本で若い衆が弾き語りしている。暗がりをよく見ると知った顔がいくつか。ビールをもらって私も飲み始める。今日は楽器を持ってきていないので気楽に飲んで聴くだけだ。ギターを弾きながら槇原敬之みたいな声で大学生だという男が失恋の歌を歌っている。生の音楽をしっかり聴く、こういうシチュエーションは久しぶりだ。最近の若者はこういう音楽をやっているんだなあ、私が若いころはこういう音楽トンとやらなかったなあ。私の若さ=激情だったからこういう「美しい」または内省的な音楽とはベクトルの向き真反対だったよなあ。ソファーにどっかりと座り、ビールの空き缶をテーブルに並べながらぼんやりとそういうことを考えていた。


夜が更けてくると電車で来ている若者は何人か帰ってゆき、蒲田の地元の音楽好きが残った。ドラムがないのでアコースティックなのだが、MHKのドラマーで今夜のセッションマスターでもあるKojikojiはボンゴとコンガを組み合わせていい音を出している。うまくなったなあ。セッションの進行はドンN浜。私が店に来たときはおとなしかったけど、それはまだ血中アルコール濃度が上がっていなかったせいだった。鼻毛の歌を初めて聴いた。そしてその曲が彼の自作ではなく、昔の(ヒット?)曲だということにはホント驚いた。ロープーのベーシストナベさんも相変わらずスキのない緻密な音を出していたし(私には真似できない)、蒲田のゲイリームーアはアコギでも泣きのギターだった。そうしているうちに蒲田音楽シーンの総帥H氏も来店し、夜が更けるにつれ隔月末のオッタンタセッションと同じようなメンツが同じような演奏を繰り広げる。


私も演奏しないつもりだったのだがナベさんのイバニーズ(私の時代はアイバニーズじゃなくてイバニーズだった)フレットレスをお借りして乱入。HとKと私が顔をあわせたのは半年以上ぶり。でもやっぱり3人会うとスペインやっちゃいました。H氏も私もスーツだったので、見た目も出来も結婚式の余興レベル(笑)でした。演奏しながらナベさんの方をみると隣にオッタンタの影のセッションリーダー、みっを氏がいらっしゃるじゃないですか!こんな深夜にどうして?





平日木曜日の夜だったのですが、おいしいものを食べ、楽しい話をたくさんし、蒲田の音楽人とも久しぶりに会い、セッションで演奏をし、と盛りだくさんのメニューを思いっきり楽しんだ一夜でした。


オッタンタのチカちゃん>飲みに来たのに演奏しちゃってすみませんでした。今度は最初から演奏者としてお金払います(笑)





2008年3月6日木曜日

ライブ島栗



今日私のライブ予定を更新しました。左に見えているものです。3月半ばから5月にかけて、なんとライブ6本入っちゃいました。うーん、大丈夫なんだろうか(笑) ちょっとどんなライブなのか紹介しておきます。


3月16日はいつもの池タコライブです。オヤジバンドが10バンド弱揃い、華麗に(加齢に)ロック魂を聴かせます。私は大人の部屋保育園バンドで参戦。今回は80年代のロックをフィーチャーしようと思っています。


4月5日は蒲田のセッションで知り合った温かい歌声がシビれる歌姫、下山光位さま率いるTerui Factoryのライブのお手伝いを青葉台のジャズライブハウスでいたします。最近はすっかり封印していたJazz風のベースを弾くことになりそうです。ロックでないジャンルは久しぶり。


4月19、26、5月10、24は熱いニュー・オーリンズ音楽専門のロックンロール・ガンボです。前回のライブではついにスーザフォンをデビューさせましたが、このライブでも(物理的要因が許す限り)披露したいです。ただスーザフォンを置いておくスペースがないとエレベに持ち替えられないんですよね。課題です。


と、盛りだくさんのメニューで皆様をお待ちしております。お暇なら来てよね(笑)





2008年3月3日月曜日

昨夜見た夢。



カミさんが行ってた自動車教習所に行って、路上実習をすることになっていた。しかし手続きに手間取っていたら受付時間が終わり、結局乗れなくなってしまった。しょうがないのでキャンセル待ちや次の予約を取ろうと係の女性と話したら、キャンセル待ちどころか3月の予約はいっぱいで、次に乗れるのは4月になる、と言われた。かなりがっくりして教習所を退出。


おもしろいのは、受付に並んでいるときに、外の教習車を眺めながら「オレなんでこんなところにいるんだろうなあ。一体何の免許取るんだろう。」と考えてたこと。


目が覚めて本当にホッとした。やっぱり私免許とらなくていいんだって(笑)





2008年3月2日日曜日

Tutti Frutti by Queen



これはかっこいい。ロジャーテイラーのハモりがいい。これはライブ候補曲だな(笑)


 



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2008年2月25日月曜日

酒は飲んでも飲まれるな。。。。



先週の金曜日もいい感じで地元の友達と飲み、カラオケに流れてさらにスパークしておりました。だいだいこの時間に電話で話をすることの多い蒲田のドン・キング、H氏から電話がかかってきました。以前H氏と一緒に音楽を演奏するパーチーに行った時に私がやはり飲みすぎてシールドとチューナーを忘れて帰り、それをH氏が持っているのでどうやって受け渡そうか、という話をしました。


しかし、土曜日になって、その電話の結論がどうなったのか思い出せないのです。電話をしたことは覚えているのだが、話した内容を思い出せない。実はこれが初めてではなく、H氏からそのパーチーに電話で誘われた時もすごく酔っていて誘われたことを覚えていなかったのです。


今日おそるおそるH氏にメールを出し、結論をもう一度聞きました。彼は丁寧に説明してくれました。しかしメールの最後に一文。





「お酒もちょいと控えめのほうがよさそうかと・・・。」





善処します。。。





2008年2月24日日曜日

チョイノリ



アメリカに住んでバスケットやってると思ってた(笑)古いバイク乗りの友人が家から300mのところに住んでいることが判明し、サンデーモーニングツーリングに出かけた。時間にして2時間も乗っていないと思うが、楽しかった。誰かとつるんで走るのは久しぶりだし、それが10年前に一緒に赤城山でキャンプした古い友人だったりしたらなおさらだ。


彼のバイクは昔乗ってたやつより古いモデルになっていた。二人の共通の友人から彼が譲り受けたバイク。少し乗らせてもらった。生まれて初めてショベルヘッドに乗るという感動ももちろんあったけど、絶対ありえないいくつもの偶然が奇跡的につながって、今日このバイクに私が跨ることができた、という運命の数奇さに感慨ひとしおだった。「絆」かな。


すごく風が強くて、羽田空港あたりで見えた広い空は黄色く濁っていて私を驚愕させたが、それを補ってあまりある日曜午前中だった。





2008年2月23日土曜日

花粉症発症



ついに今年もやってきてしまいました。今日から鼻がグシュグシュです。こうなったらいくら天気が良くても外出は最小限にして、部屋の中で空気清浄器をつけて閉門蟄居です。雨が降ったら花粉が飛ばず外出できるので晴読雨耕ともいう。これから暖かくなっていい季節なのに、毎年残念です。。。





2008年2月20日水曜日

[常] ぽかぽかだらだら



愚息の参観日だったので家で昼飯を食べてから会社に行った。朝は寒くて周りの景色を見る余裕はないのだが、今日はポカポカと穏やかに晴れて物見遊山気分で出勤した。太陽の光がまぶしく、街の風物もはっきりときれいに見えた。


猫が日向ぼっこしていたり、通勤時間帯には開いてない高級イタリアンでIT系社長サンみたくな人が綺麗な女性と優雅にランチしていたり、機嫌の悪いときにみたら中指オッ立てちゃうような風景も微笑みつつ楽しむ余裕があった。


余裕しゃくしゃくで会社に着き、業務を開始したが、どうも動くたびにズボンがずれる。おかしいなあと思ったらベルトをしてくるのを忘れてた。。。


リラックスしてるぜぇ。





2008年2月19日火曜日

小池さん



と聞いて小池栄子でなく「ラーメン」を連想した人、私もそうですが多分古い人間に分類されるのでしょうね。


愚息が近頃「ごはんにラーメンを食べたい」と言い出し、カミさんはそこで一計を案じました。


「ジャンクなラーメン漬けにしてしまえばそのうちラーメンはいやになって普通の食事を食べるようになるはず」


なのでスーパーでサッポロ一番の5袋パックを塩としょうゆ、2パック購入し、家にいる間は毎食ラーメンを食べさせる、という「我が家のスーパーサイズミー企画」が始まったのです。愚息は最初は喜んで食べます。しかし、といいいたいところだがなぜか今もずーっと喜んで食べています。そしておとといついに2パック完食してしまいました。1袋ずつカミさんと私が食べたので8食分ですが、それにしても彼のラーメン欲はいっこうに落ちません。


昨日みその5袋パックを購入し、彼は相変わらず順調にラーメンを食べ続けています。表面上は冷静を装いつつも内心は


「マジかよこいつ、いつまで食べる気なんだ。ひょっとしてコイツ、小池さん?


とすっかり弱気なカミさんと私。。。





2008年2月18日月曜日

夢を見た



ある所に原チャリと自転車を何時間か停めておいたら、二台とも盗まれてしまって途方にくれる夢を見た。


目が覚めて夢だとわかってホッとした。


しかし、原チャリと自転車をひとりでどうやってその「ある所」まで乗って行ったのか、夢はそこの部分については言及していなかった。





2008年2月16日土曜日

Live @ 南林間 Whisky River as Rock’n Roll Gumbo



久しぶりにWhisky Riverで演奏しました。やはりここはお客さんが熱く、温かい。非常に演奏しやすいハコでした。


今回、極秘裏に(でもないけど)個人練習を重ねてきたスーザフォンをついに実戦投入いたしました。ベースとスーザフォンと二本持って電車で南林間に行くのはそれだけでかなりの修行でした。周りの皆様迷惑をかけてごめんなさいね。ちなみに追加料金は取られませんでした。


スーザフォン、バンドの全体練習では一度も合わせたことがなかったのですが、多分イケるだろうということで強引に演奏しました。セットリストを見ると私がスーザフォンで吹ける曲があまりなくて、持ち替えが何回か発生してしまいました。見てるお客さんはちょっと興ざめだったかもしれません。今度は曲順も考えてプレイしたいと思います。しかしアンコールで演奏した"Burbon Street Parade"と"I'm walkin'"は自分で吹いていても気持ちよかったです。バンドメンバーも喜んでプレイしてくれていて、うれしかったです。ベースと違ってコードがないので、観客席まで練り歩くことができるのもよかったです。テナーサックス、バリトンサックス、大だいこ、スネア、そしてスーザフォンがお客さんの中に入って演奏しているのはかなり絵的に面白かったのではないでしょうか。


プレイバックを聴くと曲によってはエレベで弾いた方がハマるな、とか、バランスに難がある曲もあるなあ、とも思いましたが、これからも精進してスーザ道を極めてまいりたいと思っております。





休日の昼ごはん



というのはだらだらといい加減なものを作っていい加減に食べてしまいがちである。ご多分にもれず今日の我が家もカミさんがいないこともありいい加減だった。


愚息と私でサッポロ一番しょうゆ味をふた袋、野菜を適当に入れて作った。


しかし妙に天気が良くて暖かそうだったので「外で食べよう」と愚息に提案した。愚息は二もなく賛成し、ベランダにテーブルといすを出し始めた。


食べるものはだらだらとしたものだったが、食べる雰囲気がよくて予想外に気持ちよいお昼だった。食べる時間だけ太陽が燦々と照りつけ、風もなくて暑いくらいだった。


娘も外に出して日光浴をさせた。眩しがって太陽から顔をそむけようと動いていた。





2008年2月13日水曜日

The Wild Magnorias



ワイルド・マグノリアス・ファースト


買った時には何かしながら昼間聴いていてあまりしっくりこなかったのだが、夜ふとまた引っ張り出して聴いたら、かなりハマった。


JBよりも執拗なワンコードファンク。歌詞もずーっと同じ。リズムも基本的には変わらない。ニューオーリンズのダークサイド音楽とでも呼ぶべきだろうか。以前は退屈なアルバムだなあと思って聴いていたのだが、ずーっと聴いていると中毒のように気持ち良くなってくる。なんなんだろう、これ。


MP3プレーヤーに入れたので、通勤途中に聴いてみよう。一曲だけ聴くアルバムではなく、通して聴いてナンボ、というアルバム。


まだまだ私の知らないいい音楽ってあるんだなあ。CD持ってたんだけど(笑)





2008年2月12日火曜日

子どもへのまなざし / 佐々木 正美



子どもへのまなざし


今まで育児書を結構な量読みましたが、これは出色です。というかお父さんお母さんになる人はまずこの本を読むことから始めるとよいと思います。確かに講演をまとめたものなので、きっちりまとまっているか、というとそうではなく、冗長なところもあります。しかし、それを補ってありあまるものがこの本には書かれています。


育児書というのは、当たり前のことだけれど親が子供にどう接するか、親と子供の関係をどう作るか、ということについて書かれているものがほとんどです。今まで読んだ本はそうだったし、私もそれでいいのだと思っていました。しかしこの本は違います。親と社会との関係からまず説明されているのです。親が社会と適切な関係を持つことが親子の関係に大きな影響を与える。だから親である前にその人間が社会の中でどう生きていくべきなのか、そこを見つめなければならない、そのような導入部から始まるのです。


うーん、すごい。


親だけでなく、あらゆる人が読んでも得るところのある本だと思います。私本はほとんど買わないのですが、この本は買いました。また折を見て読み返したい本です。


この本を紹介していただいたFさま、感謝です。





2008年2月11日月曜日

いいところでした。



とても静かで、


人がいなくて、


自然が厳しく、


そして美しいところでした。


また行きたいです。





2008年2月7日木曜日

[常] 東京大学安田講堂より



今日はここでシンポジウムに参加。最高学府の講堂は古くてモダンでかっこよかった。





2008年2月6日水曜日

北海道みやげといえば



マニア垂涎のこれ、じゃがポックルですね。偶然手に入れることができました。千歳空港に行っておみやげ屋をブラブラしてたら人だかりがしていて、人だかりから出てくる人たちがこの箱を持っていたので私も人ごみの中にダイブ!お姉さんが品出しをしていて、「お一人様5こまで」と書いてありました。無事に3個ゲットしてレジに並んでいたら人だかりはなくなりました。品出し終了=売り切れでした。


食べたけど、そしておいしかったけど、そんなに探し回って食べるようなものではないような気がしました。ま、これって生産量が増やせないんだとウェブで読みました。需要と供給の法則で需要が供給に比べてものすごく多いためにこんなことになっているのですね。


私的には「白い恋人」が欲しかったのだがどこにもなかった。





おすそ分けの快感



今日色んな人にこのおみやげを渡したのだが、それはもう皆様喜んでいただきました。差し上げるこちらも嬉しくなりました。私は元来かなりケチ(簡単に言うとドケチ)なので人に何かをあげるということは不得意なのだが、今回は皆さんに喜んでいただき、私も不覚ながらあげることに快感を覚えました。ああ、これって気持ちいいことなんだなあ。自分の幸せの裾を少しずつ分けてみんなで共有する。いい言葉だなあ。





2008年2月5日火曜日

[常]インターネットにつながらない2日間



今回の出張は短期だったし飛行機など移動が多かったので、それでなくても重い荷物をさらに重くするコンピューターは持って行かなかった。仕事のメールチェックもせず、ネットにつながらないのでプライベートのメールチェック、また天気予報や他の人のブログを読んだりニュースを読むこともなかった。


もうネット中毒といっていい私は耐えられないかも、と思ったけど、そうでもなかった。その分本を読んだり、人と話をしたり、知らない街を歩き回ったり刺激に満ちていた。何よりもやることがなくなり早く寝られるのがよかった。


札幌という街は独特の雰囲気を持っていた。外に出て歩き回ることでそれがより鮮明に感じられ、私の中に明確なイメージを残した。日本の他の地方都市を訪れてもこのような感情を持つことは少ないので、これが本当に札幌の独自性によるものなのか、自分があちこち歩き回ったからなのかはっきりとはわからないのだが、どちらにしても街の記憶が体に刻まれた感覚は快かった。


インターネットとリアルな体験とのバランス、これもこれからの自分の課題の一つなんだなあ、と実感。


でもその割には懲りずにこうやってブログを更新しちゃったりするのだが(笑)





2008年1月31日木曜日

「新s あらたにす」



今日から始まりましたね。朝日、日経、読売の一面、社説、社会面などを三誌並べて読み比べられるサイト。


面白い試みだと思いますしブックマークして読むと思いますが、そのネーミングは何とかならんかったのかね、日本の大新聞様達(笑)


あらたにす | 朝日・日経・読売 3社共同プロジェクト





2008年1月30日水曜日

[常] 横浜港から



ベイブリッジの下をくぐって豪華客船が出港していくのが見えた。船尾には「飛鳥II」と書いてあった。暖かい日差し、青い海、灰色の横浜の街に白い巨大な船体が映え、優美だった。


私もいつかあんな船に乗りこみ、ゆったりと出港してみたいものだ。


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2008年1月29日火曜日

[常] 対義語



Aja


「愛」の対義語は、「憎しみ」ではなく、「無関心」である。


マザー・テレサの言葉ですね。


今朝のBGM: Aja / Steely Dan





[常] 西部警察?



今日二時半ごろ、首都高の南行き川崎大師料金所を通りかかったら、大量のパトカーと白バイに占拠され大変なことになっていた。


なぜか白バイにはETCがついてないらしく、一番左側の料金所にズラーッと並んで一台ずつ料金を払っていた。パトカーは先に出て停まり、白バイを待っているのだった。


一番前のパトカーは黒塗りだった。その後ろにいるパトカーは神奈川県警、みんなドアに黄色地に赤で'S'と書いてあった。特別なチームなんだろうか。


っていうか見れば見るほど大門軍団(笑)


写メ撮りたかったけど撮ったらショットガンで頭撃ち抜かれるかもだからやめた。そもそも運転してたし。





2008年1月28日月曜日

ダイエットコーク



を久しぶりにいただいて飲んだら、炭酸と人工甘味料の後味で気持ち悪くなった。


ビールは10本くらい平気で飲んで気持ち良くなるのに(ま、たまに気持ち悪くなるのは御愛嬌だが)コーラ一本で気持ち悪くなってしまうとは。。。ガキか(笑)





今日のBGM:Gaucho / Steely Dan



Gaucho (Hybr)


Donald Fagenは天才だなあ。彼のエレピは官能的なのに冷徹。かっこいい~





2008年1月18日金曜日

新年会にて



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新年会をしていた。いい感じで飲んでいた。つまみにピザが出てきた。ソースも甘口でパンチがない感じだったので、店員さんを呼び止め、


「タバスコありませんか?」


と聞いた。店員さんは、


「あります。何本お持ちしましょうか」








えっ。。。。








「い、一本で」











「人数分持ってきて!」とか威勢よく言えばよかったなあ。。





2008年1月15日火曜日

[常] オリオン座



今出張に向かう車の中。窓の外を見るとオリオン座が見える。冬の星座だ。


子供のころ、寒い夜にみたオリオン座は圧倒的に大きかった。静かに自分に迫ってくるようで怖かった。


しかし今日見たオリオン座は昔ほど大きくなかった。いろんな経験を積んだゆえか、はたまた感受性が鈍くなったのか。





2008年1月13日日曜日

焼き鳥パーティー



下仁田ねぎをいただいたので焼いて食べるのがうまかろうと思い、鳥もも肉、手羽先、いかげそ、ピーマンなどを調達し竹串に刺して自宅で焼き鳥パーティーをしてみた。卓上用コンロでは火力の調節がうまくいかなかったが、家庭用コンロの上に焼き網を乗せるとうまい具合に焼けてほぼお店の味になった。ただし塩のみでタレ焼きはなしだが。


愚息もノリノリで店員役を買って出てくれた。食べているカミさんから注文を取り、台所の焼き場にいる私に注文を伝え、焼きあがったものを嬉々として取りに来てカミさんに出していた。これはその時に彼がつけていた伝票。本物とフォーマットが同じなのが笑える。大人をよく見てるんだなあ(笑)





Airplay



ロマンティック


このジャケットがかなり笑えるよね。裏ジャケはもっと笑えました。1980年度作品。AORの名盤ということで聴いてみたのだが、TOTOみたいな音。構成とかはよく練られているのだが、音の万華鏡みたいで落ち着いて聴く作品ではなかった。Bobby CaldwellとかDonald Fagenみたいな曲が流れてくるのだと勝手にイメージしていたのだが。





2008年1月11日金曜日

歯医者終了。



8月から週一回のペースで通っていた歯医者だが、やっとすべての歯の治療を終え、今日終了した。しかしなんで歯医者ってのはこんなに時間がかかるものなのかね?1回で終わる歯医者とかないのかね?


海外に長期出張するとか駐在するとかになったらその前に歯医者は終わらせておきたいじゃないですか。そゆときはどうするんだろうなあ?


私はそのまま放って置いたような気がするが。





2008年1月7日月曜日

初乗り



もう今日あたりほとんどの方は仕事を始めていらっしゃるのでしょうが、そこはキリギリスさんチームな私のこと、愚息の冬休みが今日までなのだということもあり、今日まで休みを取っておりました。正月休みも最終日なので、やり残したこと、そういえばバイクにしばらく乗ってないじゃん、エンジンかけとこ、ということで今日愚息と少し乗ってまいりました。


記録を見ると前回乗ったのは娘が生まれる前の9月、なので約4ヶ月放置プレイ。ちゃんと動くかどうか少し心配だったのですが、バッテリーはいつも充電してあるし、メンテナンスはそれなりにしてあるので、一発始動でした。左フロントフォークからオイルがぽたぽた垂れてたけど。。。


空は曇っているものの雨が落ちてきそうな感じではなかったので、はやる息子を乗せて元気よく出発。「飛ばしてもいいよ」と半年前はかなりびびっていた愚息も慣れたもの。シシーバーもつけて怖くなくなったようだし。今日は渋滞が少ないであろう羽田空港方面に向かい、狙いは大体当たって快適な道中だし、息子は途中のコンテナターミナルで大きなフォークリフトがコンテナを高いところに上げるのを見たり、パトカーを見たりして、それなりに二人とも楽しんでおりました。


しかし羽田空港で休憩したあたりからポツポツとナセルにラメが入り始め、そろそろ帰ろうかと出発したものの道を間違えてそこが大渋滞。引き返して天空橋の手前、左が多摩川、右がモノレールと並行して走るscenicな環八への道あたりから少し本降りになりました。環八はそんなに渋滞していなかったのがせめてもの救いだったけれど、寒かったー。子供は風の子なのか、「さむいー」と言いつつ笑っていましたが。


ほうほうのていで家に帰るとカミさんがおでんを作って待っていてくれました。いやーナイスタイミング。暖まったー。





2008年1月5日土曜日

2008年1月1日火曜日

新年のご挨拶



皆様、あけましておめでとうございます。本年も旧年同様夜露死苦お願いいたします。