2008年6月15日日曜日

音楽の祭日、っていうよりは私の祭日、2日目 Live @JR蒲田東口 スタジオオッタンタ 池タコ倶楽部live Vol.17 as 大人の部屋保育園バンド



昼前に起きるが13時からまた蒲田で練習。おーいお茶の2Lペットボトルをもってスタジオへ向かう。まずはRock'n Roll Gumboの練習。ホーンが出席できなかったが、リズムセクションで新しいリズムを開発したり、かなり濃ゆい2時間。満足。


15時からは同じスタジオの違う部屋で22日にライブをする赤澤麻衣 with MHKの練習。麻衣ちゃんの曲はチョーかっこいいんだけどコード進行とかキメとかチョー難しい(笑)二日酔いの頭には辛いぜ。やってたらGumboのドラムT戸さんが見学にこられ、ビールを差し入れてくれる。うーむこれではチェーンドランカーだな(笑)


17時10分前にスタジオを抜けてオッタンタに。今日は"The most hard working bassist in Kamata's show business" って感じだな。池タコライブのトップバッターなので入ってビールも飲まずセッティング。池タコ倶楽部Liveも「音楽の祭日 Fête de la Musique au Japon」のイベントになっているので、今回はおフランスっぽく洒落ているのかと思いきやそんなことはなく加齢臭と煙草の臭いのするハードな空間になっている。


演奏開始。前回までは、新曲にトライし消化不良のまま本番を迎えていたので、今回は原点回帰し、ガツン!とパンチのきいたやりなれた曲からなるセットリストで参戦。kbのリーサルH野さんが横須賀の自宅発射前に臨界状態を迎えてしまい参加できなかったのは残念だったが、2週前の大森の演奏もあり、安定感がある演奏ができたと思う。お客さんも1バンド目にしてはノリがよく、いい感じで盛り上がった。いつもよりはよい演奏がお届けできたと思う。


自分のバンドが終わってからはゆっくりと他のバンドを観戦。いつもノリノリのGips of Rexは今回はJunさんがアコースティックを持ち、12弦のM石さんを従えてアンプラグドスタイル。こっちもいいなあ。そしてM石さんのギター、アンディー・サマーズの音にそっくりだった。涼しげ。次のJASONさんのボーカルパフォーマンスにもびっくり。これこそロックなボーカルだなあと思った。力強い。オッタンタをあそこまで広く使って歌を歌うことが出来るんだなあ、とうちの剃刀ボーカルは感心していた。でもJasonさんが前に出てくるとお客さんが微妙に後ろに下がるのでこれまた笑えた。


秋谷先生が歌うのも始めて見た。非常に真面目な歌い方だったのでビックリした(笑)サイドのギターの人の首の動きがすごく目を離せなかった。久しぶりに見たどぼるべもよかった。加齢臭と煙草臭でいっぱいの空気が浄化されていくような、すがすがしい時間だった。ギターを弾く姿も神々しく、私の葬式とか彼らに来ていただいて弾いて欲しいなあ、あと娘の結婚式とか(笑) お二人とは蒲田のロックバーなどでご一緒させていただいてキャラも知っているのだが、ゴンチチといいどぼるべといい、やっている人間と音楽の間になんでこんなに大きなギャップがあるのか信じられない(笑) キャタピラーズのノリさんは今回ストラトを弾いた。でもやっぱり「ネ申」は降りてきていた。もの凄いエフェクトをかけて弾いても下品にならないのがすごいなあと思った。サム&マリンはバックをキャタピラーズにつけてもらって参戦。T子さんとマリンさんの超絶バックコーラスを従えた"Unchain my Heart"はしびれたー。


そしてヘッドライナーの池タコ倶楽部バンド、貫禄を見せていただいた。ドンN浜はちょっと足元がおぼつかなかったが、JASONさんと絶妙な掛け合いでお客をどっかんどっかん沸かせていた。JASONさんの魂を焚きつけるようなアジテーションボーカル、そしてJUNさんの色気のあるギターとかっちょいいコーラス、この3人が並んで歌っているのを見てちょっと鳥肌が立った。このフロントマン3人をしっかり支えるベースとドラムも非常に安定していて、いいバンドだなあ、こういうバンドがトリをつとめるべきだなあ、と納得。


そのあとは恒例の村さ来での打ち上げ。今回は出演バンド数が多く打ち上げが始まったのが10時前と遅かったので参加者がさらに少なかった。しかしこれも吉例アコースティックライブで盛り上がった。当バンドからは剃刀ボーカル改め世界のササヤンと私だけ参加したのだが、ハモれる曲は全曲歌って帰ったと思う。でも、演目の中で一番よかったのは、Junさんが彼女に捧げた熱い愛の歌弾き語りだった。そうやってあっという間に時計は0時を回り、世界のササヤンと私は先陣を切ってドンN浜の検問を振り切って家路に着くのであった。


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