2008年9月28日日曜日

Live @ 蒲田 スタジオ・オッタンタ 池タコ倶楽部live Vol.18 as 大人の部屋保育園バンド



池タコ倶楽部Live、今調べてみたら初出演は2006年6月18日、Vol.9なのですね。ウチの娘が生まれたときに1回だけお休みしましたが、後は皆勤賞。なので8回目の出演となる今回なのでした。もう常連ですな(笑)


今回も横須賀発、kbのリーサルさんに参加してもらい、豪華な演奏でした。音がちょと大きかったかな?しかしキーボード、ギター、ボーカル、ベースとステージに4人横並びになり皆歌ってたので、ビジュアル的にはかなりインパクトのあるステージだったのではないでしょうか。このバンドで演奏すると短い時間のライブでも非常に消耗します。。。今回も20分強くらいしか演奏していないのですが、次の日筋肉痛でした(笑)


曲目はKissのDetroit Rock City、ポールマッカートニーのJet、ビートルズのTaxman、Back in the U.S.S.R.、Led ZeppelinのRock n' Roll、そしてKissのRock and Roll All Niteというものでした。ジャンルも様々でどんなバンドやねん、という感じもありますが、こんなバンドです(笑)


今回は保育園関係者のお客さんがいらっしゃいました。それもカップルで。ありがたいことです。子供さんがもう大きいので子供たちだけで留守番しててくれるのだそうです。私も早くそういう年齢になりたいものだなあ。。





2008年9月23日火曜日

祝日チョイ乗りの落とし穴



今日は天気もよかったので息子に「久しぶりにバイク乗ってみる?」と聞いた。


「うん、行こう行こう!」とよい返事が返ってきたので早速出発。先に図書館で延滞している本を返してから東京タワーでも見に行くベ、とまずは図書館に。本を返して彼は何冊かまたマンガ本を借り、いざ東京タワーへ出発。セルを回すが「カチン」と音がしたのちに全くの静寂が訪れ、何も起こらない。IG-ONなのにインジケータも全て消灯し、こちらはバイクに何か不具合が起こったことを知らせている。


困った。ここはガレージから直線距離で2km以上離れており、押して帰ることは不可能。ディーラーに電話して取りに来てもらうかあ。ロードサービスがついてたクレジットカード持ってたよなあ、などこの状況をいかにして脱出するかフル回転で考える。


そこへ息子。「動かないの?じゃ借りてきた本出して。」


本を出すと路側にしゃがみ、熱心に本を読み始める。おいおい。。。


スイッチを見ると殺人光線を出す補助灯がOnになっている。これで電気食い過ぎてブレーカーが落ちたのかも。前回もそうだったけどブレーカーが何分かで復帰するはずだから少し待てばエンジンがかかるはず。落ち着いて何分か待とう。ヘルメットと上着を脱いで少し待ち、イグニッションスイッチを回してみる。


何も光らず。。。


できることをしよう。路上に工具を出してシートを外す。ヒューズを点検。すべて問題なし。ブレーカーを見てみる。これは外からでは落ちているのか導通しているのかわからないが、焦げたりショートしたりはしていない。配線もとくに異常なところはないが、あれ? バッテリーの端子につながっている配線がグラグラ動く。プラスもマイナスも両方。接続するボルトを外してみてみると放電して軽く溶接されたスパッタ痕がねじ部についている。


ああ、これだ。


「とーちゃん壊れているところわかったよ!」


「あ、そう」


息子は本から眼も上げずに答える。ううむ。。。今回夏に車検を取る際にバッテリーを交換したが、その時に締め具合が足りなかったのだろう。あと横着して端子へのグリース塗布を怠ったので、火花が飛んでしまったのだろう。。。ボルトの相方のナットを外し、少しずつ嵌め合わせてスパッタ痕を根気よく除去してゆく。なんとか除去し、ボルトは再利用可能に。それでしっかりと組み直し、イグニッションスイッチを回す。


光った。


セルを回す。


小気味よくセルは回り、エンジンがかかった。


「治ったよ!」


「あ、そう」


やはり眼を本から離さない。シートやカバー、取り外した部品を取り付けて工具を片付け、


「お待たせ!さあ出発しようか」


「はいよ~ ところで何かしおりになるものない?」


あくまでクールな息子と、ヘトヘトになった父ちゃんを乗せ、バイクは一路東京タワーを目指すのであった。





2008年9月20日土曜日

Live @ 南林間 Whisky river as Rock’n Roll Gumbo



また久しぶりに訪問した関東のDeep south南林間。このバンドとしてのライブも2か月ぶり、私は用事で出られないライブがあったので3か月ぶりくらいの演奏。スーザフォンを吹くのも久しぶりだったのでちょっと緊張しながらセッティング。元レコーディングスタジオをやっていたマスターのJunさんがフレキシブルなブームのついたAUDIX D2というマイクを貸してくれる。小さいのでベルのふちにクリップで取り付け、PAから音を出してみる。ううむ、いい感じでバンドを包み込む重低音が出る。しかしPAから音を出すとフロア中に音が回ってちょとうるさいということになり、PAではなくベースアンプに通す。こっちの方が指向性のある音が出てよい、ということになりこれで本番を行う。スーザフォンって非常に珍しいからライブハウスでどのように音をとって観客に届けるか、いろいろ試行錯誤なのだが、今回で少し方向性が見えたような気がする。マイクで音をとってベースアンプにつないで出す、これでしばらく行ってみよう。


この日はあちこちでいろいろなライブが行われていたようでお客さんはちょっと少なかったけど、このバンドで久しぶりのライブをメンバー全員楽しんでいた。ドラムのTさんは体調が完璧でなく、鎮痛剤を坐薬でぶち込んで演奏していたが、楽しそうであった。家族や仕事を持ちながらバンドを続けていくのは色々大変なのだが、こういうライブをするとその苦労が報われ、いつまでもバンドを続けたいなあと思った。少し早めに2ステージ終わったので、メンバーとビールを二杯ゆっくり飲む時間があった。


終電渋谷行が満足した酔っ払いを一人、巨大な荷物を足元に置いてイカ天をほおばりながらワンカップをあおるおっさんを乗せ、夜はふけてゆくのであった。





2008年9月15日月曜日

三連休の成果



食卓のテーブル、両側はねあげ式になっていて使わないときはバタンと倒れるのだが、その天板が古くなってきた。ベニヤ板なのでいたずら好きの娘がバリバリと板を引き剥がし、見るも無残な状況になってしまった。


なので一念発起、天板を交換することにした。天板の倒れる部分だけを他の板に交換すればよいのだ。タモリ倶楽部で存在を知っていた銘木店に行ってみた。色々かっこいい一枚板を見せてくれるのだが、「これは大まけにまけて5万円!」とかちょっと私の予算と開きがあった。「ちょっとそれはもったいないですねー」などというと、店主はやおら外に出て、外に立てかけてある古ぼけた板を並べはじめた。


「これはケヤキの一枚板で昔あるオタクの床の間の板だった。これだったら5千円くれれば鋸で好きなサイズに切ってあげるよ。」


即決。店主はすぐに丸鋸を出してきて、グイーンとテーブルのサイズに板を切ってくれた。


しかし、表面には床の間だったときの塗装がついている。私は一枚板らしく塗装なしで使いたかったので、加工が必要だ。紙やすりで削るか、カンナで削るのか。お隣のだんなさんは実家が大工さんなので板を持っていって聞いてみた。


「これならサンダーですよ。カンナはこんな広い面できないし、グラインダーだとぐちゃぐちゃになってしまいます。」


サンダーか。さっそくヤフオクでサンダーをチェックし、中古なら1000円せずに手に入れられることを発見。日立製のオービタルサンダーを1100円で落札する。紙やすりを色々な番手で取り揃え、休日のたびにベランダに爆音を轟かせながら塗装を剥がす。きれいな無垢板になった。


何も塗らないと木が悪くなりそうなので、ネットで調べてワックスではなくオイルフィニッシュにすることにする。上野アメ横で食用のクルミ油を買い求め、これを板に塗りこむ。食用にもできる油なので子供がテーブルをかじっても大丈夫だ。ちょっと板が黄色っぽくなり、鮮やかな色になった。


古い天板を取り外して新しい天板に交換。ここで問題発生。古い板を固定している木ねじが腐っていて、ドライバーで回そうとすると頭をなめてしまう。。ホームセンターで貫通ドライバーを買うもやはりなめる。。こういうときは困ったときのLeathermanなのだ。このナイフについているドライバーはなんの変哲もない形なのだが、何故か他のドライバーではなめてしまうマイナスねじを回すことができる。今回も彼にお出ましいただき、お助けいただいた。それでも外れないネジは天板をぐちゃぐちゃ動かして天板を少し破壊し、強引に外した(笑)


新しい天板は古いものより薄いので、ちょうつがい部分は同じ厚さになるようにベニヤ板をはさむ。ホームセンターでベニヤ板を買うとお好みの寸法にパネルソーでカットしてくれる。なのできれいで寸法ぴったりの板をはめこんでゆく。新しい木ネジで板同士を固定し、さらにちょうつがいに新しい天板を固定してゆく。


三連休の最終日の真夜中に完成。仕上げにもう一回クルミ油をすりこみながら発泡酒をグラスに注ぎ、生まれ変わったテーブルの上で飲む。


おいしい。けど疲れた。。。





2008年9月13日土曜日

Yokohama night cruisin’



近所に住むY氏と横浜にナイトツーリングに行った。昼間は暑かったが夜は気温も湿度も下がって気持ちよいランだった。横浜らしいところへ、ということでベイブリッジの下道を通るべく国道1号を新子安で折れ、大黒ふ頭方面へ向かった。この道が気持ちよかった。昼間はトラック・トレーラだらけで走りにくい道なのだが、夜は車がほとんどおらず、道の両側の景色も横浜らしくきれいだった。橋を渡って本牧におりたがその後どこに行ったらよいかよくわからず、山下公園に向かった。バイクを止めて少し休憩したり散歩したりしたが、午後10時過ぎ、カップルだらけの山下公園で180cm超の男子二名が談笑するさまは観客に色々な妄想を呼び起こしたことであろう(笑)





2008年9月11日木曜日

Girberto Gil @ 東京国際フォーラム



観に行った。さまざまな音楽性を持った人だなあと思った。そして会場内は録音、撮影全てオッケイだった。彼の意向なんだって。


Girberto Gil、ブラジルの元文化大臣。66歳。懐深いです。


この日だからということでImagineをレゲエでやってた。ちょっと心にしみた。


宮沢和史も出てきて二人で島唄を歌った。これもよかった。





2008年9月6日土曜日

ビールを飲んだ



こんな入れ物で4リットルのビールを飲んだ。ドイツのJever。おいしかった。





2008年9月4日木曜日

三菱東京UFJ銀行 sucks! (Vol.2)



なぜか皆様から大反響だった(笑)MUFGネタ、好評にお応えしてもう1つネタを発掘しました。


前回、



「でも、旧UFJ店には小さくUFJマークが表示してあります。」



との店員さんコメントを紹介したが、昨日行った四谷三丁目支店、ここにはこのようなマークが表示してあった。どっちもオッケイなのか?ここはもうデューク東郷、もとい統合が完了しているのか?


しかし、そうではないのだった。窓口にも小さく「UFJ」と表示された窓口がいくつか、その横に「東京三菱」と表示された窓口がいくつか。1つのお店なのに窓口が分かれているのだ!マジかよ!ATMには行かなかったけれどこの写真に写っている説明によるとATMも別々になっているようだ。


ネットで調べるとここはもともと旧東京三菱の四谷支店で、おととしの5月15日より旧UFJの四谷三丁目支店が当店と同じ建物内に移転してきて、同じ建物で二つの支店が営業している、という形態なのだそうだ。



旧東京三菱店と旧UFJ店が同じ場所で営業することで、旧両行のどちらのお取引もご利用いただけます。



だそうだ。そしてウェブサイトに載っている新システム(統合されたシステムってことか?)移行予定日、四谷支店は既に移行済み、四谷三丁目支店については12月15日だそうだ。二つの支店が同じ場所で営業している、という事実からしても統合してないと思うんですけど。





2008年9月3日水曜日

「路上」か「オン・ザ・ロード」か



路上 (河出文庫 505A)オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)


やはり新訳も読んでみたくなり「オン・ザ・ロード」を今日手に入れた。さすが世界文学全集だけあってその分厚さにまたおののいたが、読むのが楽しみだ。付録みたいな感じで池澤夏樹の短いコラムがついていたので、今日はそれだけ読んだ。なぜ新訳にした際に「路上」ではなく「オン・ザ・ロード」に改題したのかが書いてあった。彼曰く「路上」では一か所にとどまっている感じになり、英語の"On the road"にある、とどまるのではなくどこかへ移動する、移動し続けるという意味が入らなくなってしまうからだそうだ。


なるほど。思い当たるなあ。私がディーンやサルの年齢の時は、確かに「オン・ザ・ロード」だった。自分の立っている場所ではないところにここよりよい場所、多分真実の場所があるのだろうと思い物理的にも精神的にも動き続けていた。自転車で家から見える山の向こうに走って行ったり、原付の免許を取って隣の隣の街の女の子にスクーターで会いに行ったり、バイクにテントを積んで日本中走って回ったり、バックパックを担いで海外を見て回ったり。


その中で私もディーンみたいな「死ぬまで路上」な人に会った。私にとっては憧れの人のはずなのだが、私は「こうはなりたくない」と強く思った。


自分が見たことのない場所を見れば見るほど真実の場所からは遠ざかり、自分の中で考えるべき問題が増え、このプロセスで真実の場所にたどり着ける見込みはどんどん少なくなるように感じた。


また、カミさん、子供と家族ができ、自分の立っている場所が一番よい、と感じられるようになった。


なので、今の私は「オン・ザ・ロード」ではない。


去年バイクにガソリン入れたのは2回なことからも自明(笑)