2010年3月28日日曜日

Ski holiday & Ski business



舞子にスキーに来ました。もう私は結構楽しんだのでカミさんと交替し、部屋で娘の寝息を聞きつつ鶴齢本醸造をば。


雪は結構あるのですがこのゲレンデの営業は今日まで。セントレジャー(ここを運営してる外資系ファンド)の支配人さんと話す機会があり、なぜ雪がこんなにあるのに閉めちゃうんですか?って聞いたら、かなーり理論的に話してくれた。


● ここの積雪は今60cm、何もしないと雪がなくなるので今は他から雪を持って来ててかなりコストがかかってます。


● 今日のお客さんはハイシーズンの平日よりも少なく、今日はかなり赤字です。


● 桜が咲くと首都圏のお客さん(このスキー場のお客の八割は首都圏から)はガクッと来なくなります。


● 存続させるためには削れるところを少しずつ削って利益を出さなければ。


● 外資なので会計年度は一月から十二月、よって三月四月に大赤字を垂れ流してしまうと十二月のオープン時の運転資金が不足する。


● このスキー場、最盛期には年間80万人が来てたけど、今は年間30万人。


● リフトを山の反対側のイワッパラ?スキー場につなげて山の上にもう一軒ホテルを建てる計画があったがそれは頓挫した。


すっかりビジネス目線になって色々聞いてしまいましたが、フランクに答えてくれました。面白いよね。私たちがのんきに遊んでいるここでも、しっかりビジネスをしている人たちがいる。レジャー産業に最新の経営理論を持ち込む、こういう仕事も面白そうだな、と思いました。転職するか(笑)


話し終わると彼はカッコいい競技用のスノボに乗って去ってゆき、私は自分でついたお餅、もっと食べたかったのにもう片付けられてることに気づきました。





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