2011年8月5日金曜日

非常時



飲み会で聞いた話。最近彼は職場が変わり、新しい上司と仕事をすることに。彼は私と同じく体積大きめなので体表面積も大きく、従って暑がり(笑)。デスクではマイ扇風機を用意して毎年夏を乗り切っていたそうな。加えて今年は節電モード。エアコン設定温度が28℃に上がり、ますます扇風機はフル回転だったそうな。


新しい職場でも早速扇風機を出してスイッチON! すると上司が一言。


「この非常時に何やってるんだ」


その後マイ扇風機は机上の楼閣、涼を呼ぶオブジェとして静態保存されているそうな。


この上司、私は思考停止だと思う。世間の空気に過剰に反応してるだけ。盲目的に信じちゃって何も自分で考えてない。非常時ってこの状態が何年も続くんだけど。電気の需給バランスは時々刻々報道されてるし、今のところ超余裕がある。危なくなればその時に扇風機を止めれば良いだけのこと。


それを「非常時」なんていう反論を許さない強い言葉で表現することに私は怒りすら感じる。このような性向は、日本人、いや日本文化の精神性に潜む非常に危険な暗黒面なのかもしれない。





2 件のコメント:

  1. 非常時、情事、吉祥寺。これからデートだよん(妄想なう)

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  2. mashさま>今8月12日の午後3時、電力使用のピークですが東電の電力の使用状況グラフを見てもピーク時供給力に比べて81.5%しか使っていません。節電のお願いを真にうけて熱中症になってしまう方、本当にかわいそうだと思います。ウチは今もリビングでガンガンクーラーつけてます。

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