2013年5月6日月曜日

日本という国 / 小熊 英二



増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ)


何故か息子がこの本を借りてきていた。彼が読む間に私も読んだが、かなり戦後史をまとまった形で、そして教科書が触れない側面から描いている良書だな、と思った。読み口も軽く、孫崎亨の戦後史の正体 (「戦後再発見」双書) よりは読みやすいと思う。


右傾化している日本の現状からするとこの言説が諸手をあげて受け入れられる、ということにはならなさそうだが。


この人の書いた分厚い本、〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性 も読んでみたいなあ、と思った。





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