2015年6月21日日曜日

21世紀の資本 / トマ・ピケティ

いやーやっと読めました。世のインテリはこれをさらっと読むのかあ、尊敬に値するなあ。
私なんか同じ文章を何回か読まないと理解できないし、そうしているうちに眠くなってくるし、悪いことにこの本の厚さが枕にするのにちょうどよい(笑)大変でした。
書いてあることは下馬評通り。この本の凄さは古今東西の様々な国、分野にわたる統計を駆使し、データから理論を展開している点。そのため結論に至るまで大量の資料を説明する必要があり、これがこの本を長く、わかりにくくしています。また、訳が何だか硬くない?フランス人的?なアイロニー、暗喩があちこちに出てくるのですが、角ばった文体と相まって理解がなかなか進まない。ココ笑うところ?みたいな。原文はこんなに硬いのかな。フランス語は皆目わからないし、英語で読んでも語彙が理解できないと思うけど。
でも、これは色んな意味で読んでおくべき本。21世紀は彼が提案する方向に進むのか。それとも。。。

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